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趣味の鉱物収集 フローライト×5(内モンゴル ロシア 中国 モロッコ 中国)

前回の記事はこちら

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今日紹介する石を買った石フリマの記事はこちら

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こんにちは。

今回も前回に引き続き浅草石フリマで購入してきた石を紹介するんですが

今回は少し多めで5点一気に紹介したいと思います。

というのも、表題の通り今回紹介するのはフローライトのみだからです。

もうフローライトはいい加減にしたらいいのにと思うし、

実際今回の石フリマでも「フローライトは控えめにしよう」と思っていたんですが、

気がつけば購入品17点のうち5点がフローライトという結果になってしまいました。

私は現在

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この記事で紹介したガラスキャビネット

2つ使用している(記事の後もう1個買い足してる)んですが、

そのうち1つの4段分が既にフローライトに占領されています。

フローライトスペース

このように。

しかも4段のうち3段は中国産です。このままだと鉱物コレクションじゃなくて

中国産蛍石コレクションになってしまうので本当に自制しなきゃいけないんですが

今回もできませんでした。

5個中2個が中国産、内モンゴルも中国に含めれば3個が中国産ですね。

もうだめだ。

 

話が逸れたので本題に戻ります。

まぁとにかくフローライトは今更書くことも無いし、写真貼るだけになってしまうので一気に5点紹介してしまおうという事です。

早速ですが、1点目

内モンゴル

内モンゴル産 ピンクフローライト

内モンゴルのピンクフローライトです。

Huanggang Mineってなんか聞いたことあります。なんだっけな・・・。

所でフローライトって内モンゴル産に限った話ではありませんが「ピンク色」は結構レアなカラーです。

淡いピンクもさることながら、不完全ではありますが内モンゴルのピンクフローライトの特徴でもある八面体結晶の形もよく出ています。

しかも八面体が2個連なるような結晶です。

素晴らしいですね。

この産地でこのタイプのフローライトはずっと欲しくて、一回eBayで落札したんですが、

セラーのミスで違う石が送られてくる

という事故により手に入らずじまいだったので、今回手に入れることが出来て本当に良かったです。

即お気に入りになったのでガラスキャニスターに封印します。

お気に入りとか繊細な石はとりあえずホコライトから保護するために何かしらに入れておきたい派です。

価格は2,000円でした。個人的には

「は!?安っす!これ買わんヤツおるんか!?っていうかこんな価格で手放していいんか!?」

ってレベルの値段だったんですが本当にいいんですかね?

まぁいいから放出したんでしょうが・・・。

(購入先は最後にまとめて記載します)

 

2点目です。

ロシア ダルネゴルスク産

ダルネゴルスク産 カラーラスフローライト

ラベル写そうとしたら肝心の石が真っ暗になってしまいました。

ラベル剥がして並べるとかはちょっと・・・面倒臭くて・・・。

いやー、マジか。ついにうちにも来ちゃったか。

ロシアはダルネゴルスクのカラーレスフローライトです。

カラーレス蛍と言えばダルネゴルスク、

ダルネゴルスクと言えばカラーレス蛍と言っても過言ではないほど有名産地のフローライトです。(多分。私調べ。)

初めてネットで見た際にそのカラーレスっぷりと透明感に度肝を抜かれた私は

いつか絶対に欲しいと思い続けてきて、しかしこれまで

価格面やそもそも流通量が少ない事からなかなか入手に至らず、

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↑こういう中国産のカラーレスを購入してみたりして、

ダルネゴ産が手に入らない心の隙間を埋めてみたりしていました。

しかし今回!

やっと念願のダルネゴ蛍を手に入れる事が出来ました!

写真がうんちなので透明感が全く伝わらないと思うんですが、

とても透明で透き通っています。

色も全く混じりっけなしのカラーレス。完全な透明です。

結晶も一部ほんの小さな欠けがあるもののほぼ完璧といって良いレベルで、母岩とのバランスも最高です。

どうしてもこの透明感を伝えたくて別日に日光下で撮影してみたんですが

結局カメラと腕がうんちなせいで伝わらないですね。

というか、透明感を伝えたいならせめてキャニスター開けて撮影しろよって感じですが。

とにかく良い石です!

価格は5,000円でした。

私にとって5,000円の鉱物標本は簡単に手がでる価格では無いですし、正直う~ん・・・って価格なんですが

この標本に関してはほぼ即決でした。それだけ惹かれるものの多い標本という事で。

 

3点目です。

中国 シャンファーリン産

シャンファーリン

中国の湖南省シャンファーリン鉱山産のフローライトです。

シャンファーリンの蛍石は過去散々購入して、その度に記事にしてきたので今更感ありありなんですが

特徴としてはミントグリーンで透明度の非常に高い結晶で有名?です。

有名ではないかも。

今回購入したコレ、サイズにしろ結晶の美しさにしろ、

全てにおいて私の持ってるシャンファーリン産の中で一番です。

とにかく透明度が素晴らしい!凪いだ湖面を覗くような美しさです。

まぁ例の如く写真じゃ伝わりきらないんですが・・・。

言い訳になりますけど、透明度の高い石を撮影するのって凄く難しくないですか?

写真の上手な人はどうやってあんなに綺麗に写してるんでしょう。

カメラが良いのかな?

横から見るとハイヒールです。

こちらの標本は1,000円でした。

非常にクオリティの高い標本でこの値段は素晴らしいです。

普通だったら飛びつく値段でしょうが、如何せん私はシャンファーリン産の蛍石を既に幾つかもっていたので

そう何個も何個も同じ産地の石増やしてもなぁ・・・という事で

飛びつくわけにはいかなかったんですが飛びつきました

ダメでしたね。ちょっと美標本過ぎました。理性の負けです。

 

4点目です。

ロッコ

ロッコ産のフローライトです。

詳しい産地は不明。

透明度は高くありませんが、表面のツヤはなかなかでうっすらと浮かぶブルーのゾーニングが綺麗です。

それとちょこっとだけパイライトらしきオマケがついてますね。

単結晶の半分だけ、というような形の標本で六面体の三面だけ綺麗に残っています。

下半分は母岩にめり込んで結晶形成してなかったとかですかね。わかんないですけど。

面によっては表面に幾何学模様なボコボコがあって面白いです。

うっすら浮かぶ青いゾーニングも綺麗なんですが、薄いがゆえに写真に映りにくくて撮影に難儀します。

どうにかゾーニングを際立たせる方法が無いかと思いブラックライトで照らして見たところ、

なんかすげぇ蛍光しました。

コア部分が赤で、エッジ部分が青?っぽく光るという謎の蛍光です。

かなり綺麗!なんだこれ・・・。

とにかくなんか・・・すごい綺麗です。ゾーニングもわかりやすく写すことができました。

こちらの標本は1,000円でした。

安いですよね・・・。良い標本なのに。

というかもう業者にしろコレクター放出品にしろフローライトを安く売るのやめませんか?

私が自制できずについつい買っちゃうので。

 

最後5点目です。

中国産

中国産のフローライトです。

詳しい産地は不明だそうですが、とにかく中国産。

経緯を聞いたんですが、なにやら15年だか18年だかの間、売り主さんだか売り主の前の持ち主だかの所でストックされていた標本らしく

まぁとにかく古い石だとの事。

経緯を聞いた割に情報があやふやなのは私がコミュ障で知らない人と話をするといっぱいいっぱいになって会話の内容を覚えていられないからです。

もうコミュ障治すか全人類と知り合いになりたい・・・。

このフローライト、フローライトの標本というより

フローライトと水晶の共生標本という感じです。

写真見りゃ何となく分かると思うんですが、母岩になってる水晶がほぼ完璧なポイントを残してるんですよね。

そしてメインのフローライトも古い標本の割にダメージが少なめで

くっきりゾーニングも出てます。

サイズ感も親指大と個人的には丁度いいサイズです。

所で産地の話に戻りますが、こういう母岩を水晶としたフローライトって

中国だとヤオガンシャンのイメージがあります。ヤオガン蛍って色も紫ですし。

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↑この記事で紹介したヤオガンシャン産のフローライトはまさに母岩が水晶です。

フローライト自体の色は同じ紫と言えど若干違いますが、

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↑色やゾーニングの感じに関してはこちらで紹介したヤオガンシャン蛍に何となく似ています。

ヤオガンシャンなんですかね?今回購入したヤツ。なんとなくそんな気がします。

15年?18年?前ってヤオガンシャン鉱山のフローライトって出回ってました?

価格は500円でした。ワンコイン!

産地が曖昧と言えどこれほどバランスの良い素晴らしい標本がこの値段でいいんでしょうか?

事実、売ってた方も「皆それ手にとって見てくんですよー」って仰ってました。

それだけ人目を惹く標本って事でしょうが、それが500円て。

逆に私より先に「手にとって見てった」人達は何故買わなかったのか疑問です。

 

今回購入した石の購入先は

内モンゴル産・シャンファーリン産・ロシア産は

「ねこかぶり」さんから。

ロッコ産・なぞの中国産は

「大地の華」さんからです。ありがとうございました。

ねこかぶりさんは多分業者等ではなく、普通にコレクターの方で放出品を売っているような感じでした。まさにフリマ。

どれもこれも素晴らしい標本ばかりでもっと沢山購入したかったんですが

開場直後からあんまり一人で購入しすぎると後から来た人がつまんないかなと思って

とりあえず2点(内モンゴルとロシア)だけ購入させて頂きました。

(その後時間が経った後、再度訪問して3点追加で購入しました)

大地の華さんは、以前私がeBayで購入しためちゃくちゃ質の良いイットロフローライトを

涙の赤字転売した際に購入して下さった方で

石フリマに出展すると聞いて絶対にブース訪れようと思っていた方でした。

売っていた石は勿論どれも素晴らしいものばかりで、点数も豊富だった為ついつい5点も購入してしまいました。

人としてもとても良い方で、

私のような声が低くて目つきの悪いコミュ障デブにも気さくに話しかけて下さりました。

ただコミュ障なので前述した通り何喋ったかあんまり覚えていません。辛うじて

「あの時イットロフローライト売ったの自分なんすよw」

的な事をキモい口調でなんとか伝えた事は覚えています。

 

以上、いかがでしたでしょうか?

自重しなきゃと思いつつ、やっぱフローライトって良いですよね。

良いんですよ。すごく。

集める石の種類を何か一種類だけに絞れって言われたら私は多分フローライトを選びます。

それくらい地球の各地で採れるし、産地によって色んな特徴が出る面白い石です。

あと安い。

ではまた次回。

次回記事書きました。

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