前回の記事はこちら。
こんにちは。
ここ数日、毎日のようにeBayで購入した鉱物が家に届きます。
何でこんなに連日・・・って思う程ですが沢山落札したせいですね。何でもクソもありませんでした。
最近ちょっと忙しいのも相まって、最近届いた石の整理ができてません。
そのうちちゃんとアクリルベースに固定するなりケースに入れるなりして整理した後
キチンと並べて全体写真を取りたいな－と思ってます。
という事で、今回紹介する石はカルサイトとフローライトです。
久々にフローライト以外です。でも安心してください。次回はまたフローライトのみに戻る予定です。
フローライトもかなり増えてきたので、フローライトのみ全部まとめた記事もそのうち書きたいですね。目録代わりに。
話を戻します。
カルサイトもフローライトも、あと水晶あたりも安くてバリエーション豊富な石なので
ついつい手が出てしまいます。
というか、安い石しか出が出ないんですけどね。お金無いから。
悲しい話になってくるので早速紹介していきます。
まず1点目のイエローカルサイトから。
イエローカルサイトです。
どうですかこの禍々しい形！たまんないですね！
以前にもカルサイトはさんざん紹介してますが
たとえばこの記事で紹介したカルサイト。
最近になって知りましたがオプティカルカルサイトって言うらしいですね。
アイスランドで多く産出した事から、またの名をアイスランドスパー（氷州石）というのだとか。
あと、初期の記事のテンションというか文体というか、今読み返すと本当にイタイしギャグも滑りまくってて恥ずかしいですね・・・。
話が逸れました。今回購入したイエローカルサイトもオプティカルカルサイトも、どちらもカルサイトです。
なのにここまで見た目が違います。
まぁ、オプティカルカルサイトは人の手でへき開させた塊で、結晶構造が残ってるわけじゃないんで形については比較できませんが・・・。
結晶での比較をするなら
こちらの記事のカルサイトや
こちらの記事のカルサイトでしょうか。
どれもカルサイトで同じ組成（もちろん、含有する微量元素に違いはありますが）
であるというのに、なぜこうも見た目が変わるんでしょう？
本当に不思議です。誰か理由を教えて下さい。
裏面です。なんか鏃の形のようなちょっと気持ち悪い穴が空いてます。
それと裏面の根元付近のトゲトゲ部分は微妙に黄色が薄く、若干ですが透明感があります。
表は「トゲにトゲが生えたような形」ですが、裏面はトゲからトゲは生えてませんね。
ただのトゲトゲです。
トゲトゲは三角錐の形してます。その三角錐の面部分から更に細かい三角錐が生えまくっているような感じで
非常に禍々しい形をしています。こんなのが尿道から出てきたら死ぬほど痛いでしょうね。
尿道から出てくることはありませんけど。
産地は中国の福建省。
価格は4.45ドル。日本円で約490円でした。
これが500円未満で落札できたのはかなりの僥倖でした。他の同じような標本はもっと高い値段で落札されて行ってたので
490円で落札できたときは小躍りしましたね。
余談ですが、この標本はちょっと前に記事にした
この赤水晶と同じセラーから買ったんで、
また色調補正かけまくり盛りまくりの写真で、届いた実物はショボイ色合いかも・・・
と若干危惧していたんですが、ちゃんと鮮やかな黄色でした。よかったよかった。
次、フローライトです。
前回記事にしたばっかりなんでもう見た目でシャンファーリン産だなってわかると思います。
これは前回まとめて8個購入したのとは別に、1点で購入した標本なんですが
別段これといって特徴のないフローライトです。なんで落札したんだろう・・・。
流石に1点だけでオークションに出てたヤツなので、前回のと違って結晶は綺麗に残ってます。
が、取り立てて何があるわけでもない感じですね・・・。
あえて言うなら母岩が綺麗に削ってあって座りが良いって事くらいでしょうか。
シャンファーリン産だけあって透明度は抜群です。
それと、持ってる写真の一枚目のように、一番大きい結晶を正面から見ると
油膜のような不思議な虹が出ます。虹・・・って程ではないんですが、変な光り方します。なんでしょう？
クラックでも入ってるのかな？それとその変な虹の奥がちょっと青みがかってます。
写真じゃわからないですけどね。
価格は4.45ドル、約490円でした。
奇しくもイエローカルサイトと全く同じ価格でしたね。
どちらも490円だったら皆さんはどっち買いますか？
どっちも買いますか？それともどちらも要らない？
私はどっちも買っちゃったんですけど、今思えばこのフローライトは要らなかったかなぁってちょっと後悔しています。
いや、要らなくはないけど490円の値段に見合うものではないなぁと。
これ落札したときはどーしてもシャンファーリン産のフローライトを1つは持っておきたい！って気持ちが強かったんですよね。
（前回記事の8個を落札する以前の話です。届く順番は前後しましたがこれが一番最初に落札したシャンファーリン産でした）
産地に拘るだけであれば、もっと安いのにしとけばよかったです。
もしくはもっとグレードが高くてそこそこの値段のやつ。
中途半端なんですよね。この標本。
という事で、いかがだったでしょうか？
最近本当に中国産の鉱物ばっかりでコレクションもどんどん中国産の比率が上がってきてます。
というか、ここ最近中国産の鉱物標本の流通がかなり増えている気がします。
鉱物標本は金になる！って中国人が気づいたんでしょうか？
なんにせよ安くて質の良い標本が手に入るのはありがたいことです。
ではまた次回。
次回記事かきました。
