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趣味の鉱物収集 エメラルド モルガナイト フローライト

前回の記事はこちら。

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こんにちは。

今回の記事では前回訪れたさいたまミネマルで購入してきた鉱物の一部を紹介していきたいと思います。

さらっと「前回訪れた」と言いましたがその時の事を記事にしたのが89日前です。

つまり実際に訪れたのは3ヶ月以上前という事になります。

この事からもいかに鉱物に対する熱が冷めてきているかを伺うことができますが

実際の所、鉱物に対する熱が冷めたというより他の事に注力しているために

鉱物に割くリソースが減少したという感じです。

息子はフラフラ歩いていた3ヶ月前と比較して今では小走りで動き回ってます。

そういう事です。

 

さて、今回紹介する石は3点

エメラルド モルガナイト フローライト です。

エメラルドとモルガナイトは原石として紹介するのは初となります。

 

兎も角、1点目のエメラルドから紹介していきたいと思います。

エメラルドです。

産地はアフガニスタン。パンジシール州?おそらく州でしょう。

このパンジシール州という所はかねてよりエメラルドの有名な産地です。

ウィキペディアにそう書いてあったので間違いないはずです。

というか、パンジシール州もそれを包括するアフガニスタンもヒジョーにキナ臭い地域なんですが

のんきに宝石なんぞ掘ってて大丈夫なんでしょうかね?

あ、でもトルマリンの有名産地もアフガニスタンですね。

アフガニスタンのクナール州、ピーチ鉱山。

じゃあきっと掘ってても大丈夫なんでしょうね(適当)。

緑柱石の名の通り、柱状の結晶がなかなかきれいに残った標本です。

透明度は・・・まぁ安い標本ですし、そもそもエメラルドという宝石の性質上

透明度が高くてクラックやインクルージョンの少ない標本なんてそうそうお目にかかれません。

(宝石としてカットされたエメラルドも大体が樹脂やオイルによる含浸処理されたものです)

キズの無いエメラルドは欠点の無い人間を探すより難しいって言うくらいですからね。

緑色が鮮やかで柱状結晶が残っている標本であれば私ごときが持つには十分すぎるくらいです。

この通りサイズは極小です。

ところでエメラルドはベリルですが、緑色の原因となっている元素はクロムやバナジウムです。

これとは別に鉄由来で黄緑色の発色をするベリルもあります。

その場合、緑っぽくてもエメラルドとは呼べずグリーンベリルやヘリオドールとなります。

ちょっと発色弱くて黄色が強い気がするけど、インクルが少なくて透明度も高いエメラルドが安く売ってる!なんていうのを見かけたら

それは多分グリーンベリルです。まぁそんなシチュエーション無いでしょうけど。

こちらの標本は写真にもあるとおり「石処たっちゃん」で購入しました。

つーか今回紹介する石3点とも石処たっちゃんさんです。

価格は1,000円でした。

この石処たっちゃんさん、何年か前からヤフオクで鉱物標本を売っており

私も何度か落札して取引した事があったんですが

その時はまだプロフィールに「趣味で集めた石を~」と書いてありました。

いつの間にか趣味が高じて商売に昇華されたんですね。

昔から良い石を手頃な価格で販売しているので長続きしてほしいです。

 

次、2点目です。

モルガナイトです。

こちらも産地はアフガニスタン

ヌーリスターン州のカムデシュ地区、パプロック鉱山産。

パプロック鉱山といえば有名なトルマリンの産地ですがこのモルガナイトにもトルマリンの残骸が突き刺さってますね。

ラベルではモルガナイト/トルマリンとなっていますが

トルマリン・・・うーん・・・トルマリン・・・?ってレベルのトルマリン感なので

私としてはモルガナイトの標本だと思ってます。思ってますしそうなりました。しました。

ところでモルガナイトもベリルの一種でして、マンガンによる発色でピンク色になってるわけなんですが

同じベリルであるエメラルドと随分結晶の形が違いますね。

というか、モルガナイトで柱状の結晶になってるのって殆ど見かけません。

アクアマリンとかエメラルドはモロに柱状!って感じのを頻繁に見るのに。

なんででしょうね?マンガンがそうさせてるんでしょうか?

この標本、ピンク色が肉眼だと結構「ピンク色だな~」って感じなんですが

写真だとほぼ無色に見えますね。でも本物はピンクなんですよ。

それに悲しいかな所詮はスマホカメラなので透明感もなかなかキレイに写りません。

透明な部分は掛け値なしでジェムグレードなんですが・・・。

上の写真4枚はなるべく透明感が伝わりそうなの選んでみたんですが、だめみたいですね。

こちらの標本は3,200円でした。

たしか3,200円だったと思います。なにせ3ヶ月前なんで記憶が朧です。

 

最後、3点目です。

フローライトです。

産地はパキスタン

バロチスタン州

ローレライ?ムクタル?ちょっとわかりません。

ムクタルは町の名前っぽいですけど、ローレライ?なんでしょうねローレライって。

これ・・・ラベルは「フローライト」となってますけど、

実質カルサイトの標本では?って思うんですが・・・どうでしょうか?

と言うのも写真を見てお分かりの通り、紫色の部分がフローライトで

上のちょっと黄ばんだ白いトゲトゲゴツゴツはカルサイトです。

購入時に「この上のヤツはカルサイトですよね?」って聞いてカルサイトですって答えが返ってきたのでほぼ間違いなくカルサイトです。

どう見てもカルサイトがメイン張ってません?

この標本に限ってはフローライトはあくまで母岩では??

だってどうみても

こっちが表

↑こっち側が表で

こっちが裏

↑こっちが裏じゃないですか?

こっちの劈開面パキパキの結晶がまるで残ってない面を表とする人は皆無だと思うんですよ。

と、すれば

こちらのカルサイトが画面占有率9割を超える面が必然的に表となります。

じゃあやっぱりカルサイトの標本だよ。

って事になりませんか?

母岩付きのパイライト標本見て「これは立派な泥岩の標本ですね」って言う人いないっしょ?

しかし私はこの標本を「フローライトの標本」として扱う事としました。

理由としては、母岩に甘んじているとは言えパキスタン産のフローライトを入手したのは初めてだからです。

誰かに見せる時に「これはパキスタン産のフローライトでぇ・・・」って紹介したいからです。多分そんな機会は一生来ないでしょうけど。

どうでもいいですね。

こちらの標本は1,000円でした。

カルサイトフローライトはありふれた石なんでよっぽどハイグレード品じゃない限り安く買えて良いですね。

 

という事でいかがだったでしょうか。

さいたまミネマルで買った石はあと5個(+貝殻1個)あるんで

紹介記事もあと2回書く予定というか、書きたいな、書けたらいいな、書けますようにって思ってるんですが

第一弾のこの記事ですらミネマル参加してから89日後に書いてますからね。

今年中に書くのかな~?今年があと60ヶ月くらいあったらいいのに。

ではまた次回。

 

次回記事かきました

 

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