前回の記事はこちら
こんにちは。
今回も引き続き2023浅草石フリマ冬で購入した鉱物を一点ずつ紹介したいと思います
今回紹介する石は
トルマリン デマントイド アクアマリン 貝化石 合成ルビー スピネル
の6点です。
トルマリンは前回も紹介しましたが間違いではないです。
なぜなら2つ買ったからです。
知らない方もいるかもしれないので一応明言しておきますが
別に同じ種類の石を複数持っていても犯罪にはあたりません。
合法です。
ではまずこちらから。
産地が国までしか明記されていませんので地域は不明ですが
どうせシガーバレーあたりでしょう。
どうせって言うとなんか投げやりな感じになっちゃいますが。
サイズがそこそこ大きく、存在感があります。
天頂部がうすーい水色なので一応ブルーキャップと称しても間違いではない、って感じの標本ですが
前回の記事で紹介したショールと産地は違えど同じような見た目です。
じゃあ何故同じようなのを2つも買った?って話なんですが
実は同じじゃないからです。
ね?
夜の室内ではショールにしか見えませんが、強い光が当たると標本の中程が実は透明で、そして深い青色をしている事が分かります。
めちゃくちゃインディゴってますね。
こういう標本めちゃくちゃ好きです。
もちろんひと目見て綺麗な標本も好きですが、こういう
「メガネをとったら美女だった」
「服を脱いだら筋肉ムキムキだった」みたいなギャップのある標本、いいですよね。
こちらも「大地の華」さんより1000円で購入しました。
個人的にはこれが1000円ってありえないくらい安いと思うんですが
一般的にはこういう「パッと見地味」なやつはウケないんでしょうね。
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デマントイドガーネットです。
産地はなんと日本です
更に埼玉です。まさかの地元石。
ちーーーちゃい標本ですが結晶も綺麗に残っており発色も良いです。
デマントイドも以前よりずっとほしいと思っていた石なんですが
まさか最初のデマンが国産かつ地元産のものになるとは思ってもみませんでした。
こちらも「大地の華」さんより500円で購入。
ここからは余談ですが
デマントイドはそのうちルースもほしいです。
デマンというとロシアが有名?な気がしますが、ロシア産は日常的に加熱処理がされ発色を良くしているそうです。
しかし、比較的低温での加熱の為、検出が難しいとかなんとか。
これぜんぶウィキペディアに書いてありました。
私はルースに限っては!という限定条件で加熱もエンハンスメントもトリートメントも含浸処理もそれほど気にしないので別にいいんですけどね。
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アクアマリンです。
産地はナイジェリアのようですね。
ナイジェリアのナサラワ州・アクワンガという所のようです。
ぜんぜんピンときません。というかナイジェリアの位置すらピンときません。
でもナイジェリアの人も日本の位置なんてピンとこないでしょうし引き分けですね。
こちらの標本、ベリルらしい六角柱なんですが
いずれかのタイミングでへし折れたようで断面が除いてます。
だがそれがいい。ご覧の通り表面は白く白濁していて、中心部が青いというみたことのない不思議な配色のアクアマリンなので断面が見えるのは私的にむしろメリットと言えます。
なんでしょうね?この不思議な色合いは。中はめちゃくちゃ鮮やかな青なんですが表面は白いです。昔こんなアイスありましたよね。
今は形が星型とかになっちゃってますが昔は六角形だったんですよ。
こちらは「くるくるねろね」さんより1000円で購入しました。
こちらの出店者さんも比較的安価で面白い標本が沢山あったので
もう私にロックオンされました。次回出店するときは覚悟してください。
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ムカシキリガイダマシの化石です。
こちらの化石、いろんな所でやたらと出てくるで有名な貝化石なんですが
それと同時に綺麗な姿で採取されるのも非常に稀な化石でもあります。
大体砕けてるか、採取時に砕けるかどっちかです。
こんかい買ったこちらの標本は、写真のように貝の口んとこが若干欠損しているもののなかなかの美品でした。
化石はそれほど興味ないんですがなんか目を惹かれたので
700円で購入したんですが…
ここのブースの人、めっちゃ態度悪くて不快でした。
商品渡す時も会計時もお釣り受け取る時も一切こちらを見ないレベルで
ずーーーっとお友達とおしゃべりしてて、ああ、なんか…って感じで。
ちなみに私がお友達とのおしゃべりに割り込んだのではなく、お友達は私の後からブースにやってきました。
ってことで出店者の名前は伏せます。
石フリマでクソみたいな態度の化石ばっかり売ってるブースがあったらソコです。注意してください。
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合成ルビーです。
合成ルビーの1センチ角キューブです。
こういう無機質でインダストリアルな形状の標本、
というか最早サンプルと言っても過言ではないアイテムって鉱物とはまた別のベクトルでハートに刺さりますね。
まぁ、刺さった結果購入したわけですが。
合成なのでそりゃもうインクルージョンもクラックもなく
非常に無機質な「赤い塊」です。
たまんねぇな・・・。
合成ルビーなので当然UVライトでギャンギャンに蛍光します。
写真じゃ伝わりにくいですが、ファンタジーの世界から飛び出してきた魔石かなにかかな?ってくらいまばゆく蛍光します。
こちらは「ごましお屋」さんより1000円で購入しました。
ごましお屋さんも素晴らしい標本を安価で出品されていたので
可哀想な事に私にロックオンされました。ご愁傷さまです。
私は良心的な出店者に異常な執着を見せます。
次回石フリマに出店する際は気をつけて下さい。
私に見つかったら(安価で品質の良い標本は)助かりません。諦めて下さい。
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ベトナム産のスピネル結晶です。
ベトナム産なのでおそらくモゴクでしょう。たぶんね。
こちら赤と青がセットになっている標本ですが
どちらも非常に小粒で赤の方に至っては2ミリあるかないかくらいのサイズです。
ただ、どちらも結晶の形がそれなりに残っており、赤の方は宝石質といってもいいほどのグレードです。
こちらも「ごましお屋」さんから500円で購入しました。
余談ですが、ごましお屋さんでは
この写真に写っている茶色のフレームの
ナカバヤシコレクションケース(中古)も購入させてもらったんです。
1100円で。
これも大概やっすいなぁと思って購入に至ったんですが
まあまあデカくて持ち歩けないんですよ。
でも、帰りに買うつもりで誰かに買われてしまったら悲しいので
無理を承知で先払いするので帰りまでブースに置いておいてもらえないか打診した所
快諾していただけました。
本当にありがとうございました。めっちゃ助かりました。
ごましお屋の方も、いきなり
ブタとゴリラのハーフみたいな薄汚く汚らわしいオッサンに
「すみません、ご相談があるんですが…」なんて話しかけられてびっくりしたと思います。
その節は大変お世話になりました。どうぞまたよしなに。
という事で、いかがだったでしょうか。
石に対する熱量がだんだん減ってきているなという実感はありましたが
結局こういったイベントに行くと
「イシ いいよね」
「いい・・・」
となってしまいますね。
ではまた次回。