前回の記事はこちら。
こんにちは。
余談その1ですが、最近このブログは平均して100人/日のアクセスがあります。
始めた当初の5人/週だった頃から比べると大成長です。見てくれてる方、本当にありがとうございます。
ちなみに広告つけて収益化してるんですが、現状をぶっちゃけますと
このくらいのアクセス数だと自販機の下や釣り銭受けを漁って
小銭集めるほうが10倍効率よく稼げる程度の広告収入です。
いつまでたっても貧乏から抜け出せません。
余談その2です。
この間eBayで内モンゴル産八面体結晶のピンクフローライトを落札したんですよ。
知ってる方は知ってると思うんですが、内モンゴル産のピンクフローライトってかなり高価なんですね。
しかしタイミングが良かったのか信じられないくらい安値で落札できてウキウキで到着を待ってたら
全然違う標本が届きました。
写真加工してあって見本と全然違って見えるとかではなく、完全な別物。
セラーに間違って送られました。
こんなワケワカラン標本が、ピンクフローライトの代わりに間違って届いちまったってぇーわけです。
ピンクでもないし内モンゴル産でもない。合ってるのフローライトって部分だけ。
まぁ産地は断定できませんが見た目的にまず間違いなく貴州省産でしょう。
百歩譲って間違って送られてきた標本がすごくグレードの髙い、出した値段より上であろう物ならまぁいいやってなりますけど
こんな精々300円程度しか値段がつかないようなショボいフローライトじゃ到底納得できません・・・。
ってことでセラーにクレームを入れたのが届いた当日の6月9日。
私「何か全然違う標本とどいたんだけど?(写真添付)」
セラー「誠にごめんなさい。どうやって解決したら良いですか?」
私「正解の標本送って。」
セラー「誠にごめんなさい。貴方に送るはずのヤツは別の人に送っちゃいました。」
セラー「その人と連絡とって貴方に正しいやつ送るようにします。」
私「わかった、じゃあちょっと待つね。」
セラー「誠にごめんなさい。何か進展あったらすぐ連絡します!」
というやり取りの後、音沙汰がないまま6月16日。ちょうど一週間経ったので
「私のピンクフローライトは今どこなの?」ってメッセージ送ってみたんですが
まだ間違った送付先に届いてないとのこと。
もうこれ私の手元に届く可能性絶望的ですね。もしくはセラーが有耶無耶にして
クレームの申立て期限まで粘ろうとしてるかどっちかです。
中国のセラーなんで後者の可能性が捨てきれないのが悲しい所。
なのでもう半分諦めて
「わかったけど、今月中に問題解決しなきゃ返金するようクレーム出すからね」
って言っておきました。
あーあ・・・欲しかったなぁピンクフローライト。
本当はこの記事でそれ紹介するはずだったのに・・・。
ということなので今回紹介するのは2点。
カルサイトとフローライトです。
早速1点目のカルサイトから。
六角柱状のカルサイト結晶です。
以前にもおんなじようなやつ紹介しましたね。
↑ この記事で。
なんでしょう・・・母岩の色味が前回紹介したのと違うせいでしょうか?
今回購入したやつのほうが透明感あって綺麗です。
サイズは今回購入したやつのほうが小さいですが、極小ってサイズでもないので
なかなか存在感主張してきます。
サイズはこれくらい。
たけのこの里1粒分くらいですかね?だいたいそんな感じです。
中にクラックでもあるのかやたらと虹が出ます。
ホワイトラブラドライトか?ってくらい虹だらけです。
個人的に水晶とかでも良くある「虹が出る」現象ってあんまり好きじゃないです。
だってアレ、鉱物の特性や性質によって虹が出てるわけじゃなくて
単純にクラックに光が乱反射して虹色に見えるだけじゃないですか。
なんならガラス玉だろうがなんだろうが同じ事起きるわけですよ。
クラックなんて本来マイナス査定の要素なのに、虹が出ます!とかあたかもプラス要素であるかのようにアピールするのが気に食わないです。
まぁそんな事思うの私だけでしょうから私が根性曲がりってだけなんですけど。
やっぱこう見ると前回購入したやつより結晶自体の透明度も髙い気がします。
サイズの関係もありますが、前回買ったやつのが4倍以上高かったんだけどなぁ・・・。
裏面は相変わらず母岩が激薄です。母岩というより母泥。
ちょっとした力でする割れるので取り扱いは激注意です。
産地は聞き忘れましたがどうせ前回紹介したのと同じところでしょう。
価格は3.29ドル。日本円で約360円です。激安。
何か最近このタイプのカルサイトが供給過多気味なのか、eBayで結構な安値で落札されてるのをよく見ます。
ほしいけど高いし・・・って悩んでた方はいまがチャンスですよ!
ところで購入前に一つ注意事項があるんですが、このタイプのカルサイトを購入しようと思っている貴方
購入前に是非裏面は確認しておく事をオススメします。
と言うのも、このカルサイトはご存知の通り非常に脆いので
販売前にセラー側が
裏面をセメント処理しているケースが非常に多いです。
具体的には
↑↑↑こういうヤツ!!!
この写真はeBayから適当にパクってきたやつですが
このように背面の母岩がのっぺりした灰色のヤツはセメント処理して強度をアップさせてる標本です。
セメント処理ってもちろん人工的な処理なので、そういうのが嫌な人は気をつけましょう。
それと母岩がスカスカなのでセメントが表側に染み出して写真に映らない程度ですが結晶側が汚くなってる場合もあるそうです。
勿論、人工処理でもいいからとにかく強度が高い方がありがたい!って人もいるでしょうからそういう人は処理済みのやつのが良いんでしょうね。
ナンにせよ今回私が購入したのは未処理の100%天然ものなので
さっさとしまっちゃいましょう。
ダイソーのコレホント便利です。
2点目はフローライトです。
湖南省のグリーンフローライトです。
詳しくはSHANGBAO鉱山という所の産出だそうです。聞き慣れないですね。
この特に何の変哲もない、湖南省にありがちなアップルグリーン色のフローライトですが
よーく見てください。PCの人は右クリックから別窓で画像を開いて拡大して
スマホの人はピンチインして拡大して
よーーく見てください。
どうですか?
わかりますか?
そうなんです。とっても細かいキューブ状結晶が幾重にも折り重なって
まるで階段のように、もしくは群立する建造物のようになってるんです!
どうですかこの造形美!素晴らしいですね!!
まるで何かの遺跡のようです。しかもフローライトだけでなく、
フローライト山の麓にちょっぴり水晶の森があるのもポイント高いです。
このままでも非常に美しい標本なんですが
UVライトを当てるとご覧の通り不思議な蛍光を発します。
何というか表面とエッジ部分?が強く蛍光するような感じで粒感が際立つんですよね。
自然光下ではゾーニング等確認できないので不思議です。
これ滅茶苦茶綺麗ですね。幻想的で。
よくもまぁこんな美しいものが自然にできたもんだと思います。
ありがとう地球。
こちらの標本は16.3ドル。日本円にして約1,800円でした。
私にしてはかなり奮発した買い物でした。が、相場的にはかなり安い方ではと思います。
日本で買ったら下手したら1万とかするんじゃないの?コレ。
ホント中国産の標本はeBayで買うに限りますね。
という事でいかがだったでしょうか?
久々の記事なので興奮して3,000字余り書いてしまいました。
本当にマジでお金が全然無いので次はしばらく先になるかと思いますが
また鉱物買ったら記事にしたいと思います。
ではまた次回。
次回記事書きました!