前回の記事はこちら。
こんにちは。
今年も梅雨がやってきましたね。関東地方はまだ梅雨入り前ですが
ここ最近雨の日が多いです。
庭の家庭菜園に水やりをしなくていい一方、洗濯物が外に干せなくて困ります。
雨だと外出もし難いですね。
まぁ今訳あって外出ほぼしてないんですけど。
そんなときこそ屋内で完結する趣味である石ですよ。
外出する頻度に反比例して石が家に届く量が上がっていきます。
というわけで今回届いたのも、またしてもフローライトです。
今回は小粒な標本を8点まとめ買いです。
まとめ売りしてたのでまとめ買いです。
eBayでセラーが載せてた写真にケースも写ってるからケースも入れてくれたんでしょうか?
しかしこのケース標本入れると蓋が閉まらないです。
梱包解いてケースに入れるとこんな感じ。
セラーの写真はこんな感じで撮影されてました。
あんまり良い標本ではないですね。まとめ売りさもありなんという感じです。
まぁ安かったんでOKです。
価格は4ドル。約440円くらいでした。
一個あたり50~60円と考えれば別に高くないでしょう。
中にはよく見ると結構綺麗な結晶もありました。
記事後半で1点ずつアップの写真を載せていきます。
因みに産地は記事のタイトル通り
です。
シャンファーリンというのは地名なんでしょうか?鉱山名なんでしょうか?
そのへんはよく知りません。
シャンファーリンを漢字で書くと「香花嶺」と書きます。
香る花の嶺なんて、なんて幻想的な名前をつけるんでしょう。
やってくれますね中国人は。こんな繊細で美麗な名前の場所から取れるフローライトが美しくないわけないじゃないですか。
事実、シャンファーリン産のフローライトは美しいグリーンからブルーの色合いが多く
なかなかビビットなカラーからほぼカラーレスに近い色合いまで様々なんですが
どれをとっても透明度がかなり高く、水底を除くかのような色合いです。
北海道に「神の子池」って池があるんですが、あれを想起しましたよ私は。
とりとめがなくなってきたので1点ずつ写真貼っていきますね。
雑写真で申し訳ないんですが、1点目です。
美しいグリーンで結晶も結構残っており、透明度も申し分無いです。
この1点だけでも日本でかったら500円くらいしそうですね。っていうか多分します。
2点目。こちらは先程のものと比べて若干、ほんとーに若干青みがかった色合いです。
結晶はあんまり残ってません。ラフみたいな感じですね。
こいつは棚には並べずお蔵入りになりそうです。
3点目。この標本は中央部分の透明度が抜群です。へき開したのかなんなのか知りませんが
非常に薄くなっており、そのせいで余計透明感が強調されてます。
また、手前とサイドにくっついた完全結晶キューブも良い味出してます。
4点目。母岩のせいで若干暗い色合いですが透明度は抜群。
表面の結晶も綺麗に残ってますが、キューブ状の結晶ではなく
よく「階段状」とか表現されるタイプの結晶ですね。
英語だと「Ludder like fluorite」とかって名前で売ってたりします。主にeBayで。
悪くない標本です。
5点目。かなり青みが強いタイプの結晶です。
表面の階段状構造も残っています。が、なにしろ小さい!
それと表面がすりガラス状になってしまっているのでいまいち透明感が伝わってこない微妙に残念な標本です。
個人的にはこのパライバブルーのような色合い大好きなんですが・・・。
6点目。これはもう標本というより破片です。
キューブ状の結晶が半分くらい残ってますが、なんというか扱いづらい形しててなんともはやって感じです。
多分お蔵入りですね・・・。
7点目。いろいろと惜しい標本です。
写真2枚目の左上あたりに青いスポットがあるんですが、それ以外特筆すべき所がありません。
多分お蔵入りです。
8点目。一番気に入った標本です。
母岩にべったり張り付いているせいで色合いが暗くみえるものの、結晶自体の透明度や表面の照りは最高です。
結晶のバランスも良く、1つキューブが飛び出たようにくっついてるのも点数高いです。
以上、今回買った8点でした。
いやぁ~、シャンファーリン産のフローライトは本当に綺麗ですね。
ヤオガンシャンのパープルや貴州省のエッジも捨てがたいですが、個人的には中国フローライトの中でシャンファーリンが一番好きかもしれないです。
8個440円ぽっちの安物でも暫く眺めてられます。ずっとは無理ですけどね。
ずっと眺めてられるのはもうちょい高くて立派なやつじゃないと無理です。
しかし母岩付きのものはフローライトの結晶を透過して母岩が見えたりして
本当に海の底を覗いているような感覚を味わえます。
という事でいかがだったでしょうか?
すばらしい香花嶺のフローライト。是非一つは手にしておきたいですね!
ではまた次回!
次回記事書きました!