家の事とか素人DIYとか、あと趣味とか。

趣味は鉱物収集がメインです。リンクフリー(死語)!!!!!

趣味の鉱物収集 フローライト ハライト おまけ

前回の記事はこちら。

scatmanbo.hateblo.jp

 

こんにちは。

前回の記事で鴻巣鉱山購入品を3点紹介したので

今回は後半の2点です。

3点と2点で分ける都合上、今回の2点の方がゴージャスな石(?)になってます。

 

ところで前回記事でも1点フローライトを紹介していますが

今回も2点のうち1点はフローライトです。

なんなんでしょうね?フローライトってめちゃくちゃ増えませんか?

別にフローライトを意識して収集しているわけでもないのに

気がつくとフローライトばっかり増えていきます。

なんででしょうね?マドハンドみたいに仲間を呼んでるんでしょうか。

 

という事で一点目

スペインはアストゥリアス州からお越しの

カラーレスフローライトです。

遠い所からはるばるよくおいでくださりました。

パイライトらしきホクロとそばかすが素敵ですね。

毎度思うんですがフローライトにしろ水晶にしろ

無色透明な石って撮影難度が高いです。フォーカス合わせにくいし透明感を写真にそのまま写すの難しいし・・・。

このフローライトも肉眼でみるともっと透明感あって綺麗なんですけどね~・・・。

 

下から光に透かすと標本のど真ん中に劈開面に沿ってでかいクラックが走ってるのがわかります。

この標本のちょっと残念な所です。前回紹介したメキシコのフローライト同様、

これも破断しないよう気をつけて取り扱わないとですね。

それと写真ではかなり分かりにくいんですが

完全カラーレスかと思っていたら写真で言うとクラックの左側の透明度の一際高い部分にうっすらと

紫と青のゾーニングが出てました。

ふ、ふぅーん。ま、悪く・・・?ねぇんじゃねぇの・・・?

裏面はこんな感じ。完全にラフですね。

一点を除き特筆すべき所はありません。

(その一点というのは後述します。)

マクロで数枚撮影してみました。なかなかいいですね。

接写して気づいたんですけど、散りばめられてる金色の鉄鉱石はパイライトっぽくない色合いです。正解は黄銅鉱の方でしょうか?

どちらでも構いませんが。

接写すると結晶のステップの美しさとか、表面の模様とかが鮮明に見えて綺麗です。

裏も接写してみたんですが、裏にくっついてたこの鉱物、どうみても表の黄銅鉱らしき鉱物とは別物でした。

鉄鉱石と違って透明感があるんですよ。これなんでしょう?

色合い的にはエピドートっぽい感じなんですが、産地的なものも考慮するとスファレライトか何かでしょうか?

んまぁどっちにしろ裏面にあってどうせミネラルタックで固定される運命にあるので

正体は気にしないでおきます。

こちらの標本、価格は5,500円でした。

チョトタカイネ・・・。

いや、絶対的な金額だけを見たら髙いは髙いんですがこのクオリティの標本についた値段と考えれば高くはない・・・と思いたいです。

余談ですがこの裏面の異物の正体を探るために色々検索していたら

埼玉県にあるイン○ォニッ○という石屋がこれと同じような標本を

6万円近くとか、12万とかで売ってるのを発見しました。しかも売れてました。

興味本位でサイトを見てみると「浄化」やら「パワーストーン」やら、私の大嫌いな大変胡散臭い文言が沢山並んでました。

ほらね?こういう胡散臭いパワーストーン系の店が存在しない虚構の付加価値つけて

法外な値段で石売るんですよ・・・。

だから嫌なんだ「パワーストーン界隈」は・・・。

 

次!!

 

おフランス産のブルーハライトです。

わかりやすく言うと青い岩塩です。

ブルーハライトは結構前に一回紹介しましたね。

scatmanbo.hateblo.jp

こちらの記事です。昔紹介したヤツはポーランド産、

今回のはおフランス産です。

フランス産のブルーハライトって聞いたことないですし

調べても売ってる所全然無いんですが

今年のミュンヘンショーでお披露目された新参鉱物なんでしょうか?

ご覧の通りとんでもねぇ青の深さで、まるで深海を覗くようです。

また半分は無色、半分は青という色合いでグラデーションも美しい。

反面、ドイツ産やアメリカ産のブルーハライトと違って透明感はあまり無いですね。

しかし透明感の無さを補って余りある青の美しさです。

すげぇなこれ・・・。

ライトアップすると更に一際青が際立ちます。

もはや青って言うより紺です。紺色です。コンイローハライトです。

過去の記事でも書きましたが、塩って本来は無色透明です。

なのにも関わらずこのように青くなる理由は

原子配列の歪みによって光が屈折するからとか、その歪みはカリウムを多く含むせいで発生するとか

いやいや発色の原因は銅原子だよとか色々言われていますが実際の所原因はよく分かっていません。

つまり人類史上未解の謎という事です。

すごくないですか?未だ人類が解明していない謎を孕んだ物質が今私の手の中にあるんです。

とてつもないロマンを感じませんか?

石好きな人はきっとこのロマンに共感してくれる事でしょう。

そうでない人は

「いや、その謎ってどうでもよすぎるから誰も真剣に解明しないだけでは?」

とか身も蓋もない事を言うんでしょう。

そういう意地悪言う人、ボク好きじゃないなぁ~。

価格は写真に写っちゃってますが2,000円でした。

個人的にこれ2,000円だったら即決で買いなんですが、おフラソス製のハライトって初めて見るので高いのか安いのかわかりません。

 

ということで、いかがだったでしょうか?と言いたい所ですがもう一つ。

ハライト(塩)繋がりで一点。

ちょっと前にトゥウィッターの方で塩の結晶を作っている人のトゥイが流れてきたんですね。

それがまた綺麗で、アタシもやりたい!と思い立って10月の頭くらいから作り始めたんです。

なにせ材料は塩と水だけでお手軽だし。

詳しい作り方は調べたら出てくるんですが、簡単に説明すると

「NaClの飽和水溶液を作って少しずつ蒸発させる」って感じです。

こんな感じでシャーレ的な薄いガラス製の皿に溶液を満たして

蓋をして放置します。

写真は放置から1週間位経ってるんで結晶できはじめてますね。

そして現在、開始から大体1ヶ月程経ったんですが

こんな感じになりました。

一旦溶液から取り出した状態です。というのも溶液内に細かい塩の粒が沢山析出してきて結晶の形に悪影響がありそうだったので

一旦溶液リセットしようかと思いまして。

特徴的なやつをいくつか取り出しました。

個々マクロカメラで撮影してみます。

カクカクっとした結晶が連なってるのも面白いですけど

どうせなら正方形のキレーな結晶を育ててみたいですね。

透明感があるのと濁ったのがありますが、溶液の蒸発が早すぎると濁るそうです。

今後もブログを更新する機会があれば逐一報告していきたいと思います。

 

という事で、いかがだったでしょうか?

久々の石購入でションテンが若干あがってしまった為、後で読み返すと若干恥ずかしい記事になっているかもしれません。

次の更新は石フリマ後かなぁ・・・ではまた次回!

 

次回記事書きました。

 

scatmanbo.hateblo.jp