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趣味の鉱物収集 フローライト(フランス) フローライト(イギリス) あとオマケ

前回の記事はこちら。

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こんにちは。

今回の記事でミネラルザワールドin横浜 2021夏

で購入してきた石の紹介も最後です。

残念というか何というか、 もののあはれを感じます・・・。

 

今回の石

という事で、今回紹介する石はフローライトです!

このブログを日常的に見てくださってる方(いるのかな?)は「またフローライトかよ」って感じでしょうが

すみません、またフローライトなんですよ。

ただ今回紹介するフローライトはここ最近ずっと続いていた中国産ではありません。

中国産は流石に私ももう飽きました。(もう買わないとは言ってない。)

っと言うか、中国産の標本に関してはeBay使えば激安価格で購入できるので

わざわざミネショに出向いて現物見て買おう!とはならないので今回中国産の石は一つも買ってません。

話が逸れました。という事なので今回紹介するフローライトは

フランス産とイギリス産です。

なんでしょう・・・同じフローライトなのに国が違うだけで何故こうも高級なイメージになってしまうのか。

中国産のフローライトだと「あいよっ!フローライトおまちどうっ!!(ズダァン!)」

って感じですけど

フランス産だと「こちらフランス産フローライトのテリーヌでございます(シルブプレッ)」

って感じがします。ちょっと恣意的でしたね。

というか意味がわかりませんね。

ともかく紹介していきます。今回写真多めです。

 

1点目

フローライト(フランス産)

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フランス産フローライト

フランス産のフローライトです。

産地はフランスのアヴェロン、ヴァル・・・ヴァルザァグェ・・グェス?

Valsergues鉱山だそうです。読めないよこんなの。

フランスのアヴェロン県は広大で多様な地質からなる古い岩石の高原が広がっているそうです(wikipedia調べ)

そう言われるとフローライトが産出するのも、さもありなんという感じがしてきますね。

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イエローとブルーのコントラストが素晴らしく、

まるで地平線から徐々に白む黎明の夜空の如き配色です。

なんとなく物悲しい詩を想起させるような、そういった気分にさせる標本です。

・・・書いててアレですが明らかに「フランス産」という高貴なイメージに引っ張られた感じになっててバカみたいですね。

やめましょう。すごいバカみたいなので。バカなのは合ってるんですけど。

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この標本の何が素晴らしいかって、黄色と紺色~紫色の配色も当然よだれが出るほど素晴らしいものなんですが

なんと言ってもこのゾーニングです。

表面がすりガラス状なのでキッカリはっきり見えるわけではないですが

それでもここまでハッキリとゾーニングが確認できます。

ゾーニングは紫で、外側にいくにつれ紺色になっていく配色。すばらしい。

イカラーではなくトリカラーと言っても差し支えない標本です。

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残念な事に標本のサイズは小ぶりな上に結晶の形もバキボキのゴギゴギであまり整ってはいませんが

そういう欠点を補ってあまりある程の標本だと思ってます。個人的に。

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オマケにちょい蛍光です。

こんだけ美しい色合いの標本なら蛍光の有無なんてどっちでもいいですけど

蛍光するに越したことはないですからね。

この標本は1,500円でした。

ハッピーギフトさんからの購入です。

そしてなんとこの標本、ハピギフの店主さんが自ら掘ってきたフローライトだそうです。

すごいですね。

ハピギフさんはフローライト多めのお店で、そのフローライトがどれも一級品と言えるほど素晴らしい個体ばっかりなので

個人的に大好きなお店(だけど値段もそれなりなのであんまり買えない)です。

今回テーブル下にひっそりと雑置きされてたこれは1,500円と非常にリーズナブルだったので購入させていただきました。

ありがとうございました。

 

フローライト(イギリス産)

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でましたこちらのフローライト!

イギリスのレディアナベラ鉱山!フェアリーホールズポケット産です!

これまで石を集めている中で、私にとって本格的にフローライトを集めるきっかけとなった産地のヤツです。

そうは言っても「これ欲しい!」と思って勇み足で向かったミネショに並ぶフローライトは

どれもこれも「ダイアナマリア鉱山産」ばかり。

その頃はちょうどダイアナマリア最盛期だったんですよね。なのでレディアナベラのは手に入らなかったんです。

しかしついに!長き時を経てこの度ようやく手に入れました!

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非常にバランスの整った貫入双晶でダメージもそれほどありません。

グリーンの色合いも深く暗く、まさに「レディアナベラ!」って感じの標本です。

ゾーニングについても濃紺のものが一本、男らしくズバっと潔い感じで入ってます。

ここで唐突に豆知識ですが

「レディアナベラ」って言うのは鉱山主?の娘さんの名前だそうです。

この辺の知識はかなりフワッフワしてるので間違ってたらすみません。

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正面は若干マットな質感な為、ゾーニングがぼやけてしまうのが残念な所なんですが

側面はテッカテカのピッカピカでバッチリ内部を透過しています。

本当に濡れたような質感とでも言うべき程のピカピカ具合です。

それにしても本当に綺麗な色とゾーニングでため息が出ます。

なんとなく気品すら感じますね。

中国産の面白さに全振りしたフローライトとは大違い。

価格は最初の写真でモロバレしてますけど3,800円でした。

購入は小さな星雲さんから。

こちらのお店は完全にノーマークで、現地で存在を知ったんですが

他にも素晴らしい標本が沢山ありました。予算的に手が出ないモノがほとんどでしたが・・・。

何にせよ素晴らしいレディアナベラをありがとうございました。

 

オマケ

最近また石が増えてきたので棚の配置を変更しました。

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全体図

床が乱雑なのはご容赦下さい。

「使ってない瓶しまおうかなぁ、でもどーせそのうち使うしなぁ・・・」の精神です。

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黒棚上段

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黒棚下段

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白棚上段

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白棚下段

棚のスペースはまだちょっと余裕ありますね。

余裕があると何故かその余裕を埋めようとする謎の力が働くので

本当は余裕無いほうがいいんですが・・・。

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中国フローライト1

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中国フローライト2

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その他フローライト

フローライトは3段ぶんあるんですが、うち2段が中国産という

とんでもない比率になってしまっています。侵略者め・・・。

それと2020年に購入したダイアナマリアのフローライト

(写真3枚目、中央奥と手前の緑のやつ)

ふと気づいたらめっちゃ退色してます。なんでやねん・・・。

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 ↑これが購入当時の色。明らかに白くなってる・・・。

普段この部屋は遮光カーテン引いてほぼ真っ暗状態なんですが

多少の光も許されないという事でしょうか?

嫌だなぁ。せっかく綺麗な石なのに「普段箱にしまっておく」ってのは嫌なんですよね。

見た目綺麗だから買ったのに普段見えないんじゃ意味ないじゃん。って感じで。

どの道箱にしまっておいてもこまめに開けて眺めてたら結局一緒な気もしますし。

でもたった一年でこの退色はテンション下がります・・・。

あれ?って事は今回紹介したレディアナベラも一年でこんな薄味標本になっちゃう可能性があるって事?

どうすればいいんだ・・・。

とにかく、みなさんも退色には気をつけて下さいね!

 

という事でいかがだったでしょうか!?

今更改めて言う事でもないですが、石は良いですよ。

是非皆さんも石集めましょう!ではまた次回。

 

次回記事書きました!

 

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