前回のお出かけはこちら。
こんにちは。
ここ最近、このブログでやたらと
「ミネショは暫くいけなくなる」というような、かなりどうでもいい匂わせ記事を書いてきましたが
その理由は、妻と私の二人暮らしが今年中に終了し、来年か今年の末から
息子or娘も加えた3人ぐらしになる事となったからです。
子供ができました。
もう安定期に入ったのでそろそろ言っても良いだろうと思い書いたんですが
最近「行ったよ!」で始まるお出かけの記事がほぼゼロだったのもそのせいです。
ここまで来るのに割と苦難の道だったので、本当にありがたいことです。
生命と妻に感謝。
とまあ、そういうワケでお出かけができなかったんですが、
妻も安定期に入り体調が落ち着いてきたという事でここ最近は
近場に限り少しだけお出かけするようになりました。
「コロナ感染者がまた増えてきた上、妊婦なのに感染リスク怖くないんか?」
と言われれば確かに怖いですけど
「コロナ怖いね~。でも・・・どっか行きたいから行こっか!」
で外出してしまう理性弱めのバカ夫婦なのでしかたありません。
まぁまだ二人とも若いし大丈夫でしょう!というか、コロナにかかるリスクより
妻は家で引き篭もってるストレスの影響の方が深刻なので。
ってことで!
人少なめで(=感染リスク低い)、
自宅から近めで(妻の体調考慮)、
屋内で(外は灼熱なので)、
お金のかからない(私の財布考慮)
そんな都合のいい所を探してみた結果、一応ありました。
それが
「埼玉県環境科学国際センター」
です。
一応ホームページのリンク貼っときますね。
この施設は埼玉県の加須市という所にあって、
東京方面から122号線をずーと北上し、
「こんな所で国道から逸れたら田んぼしか無いぞ・・・」っていうくらい北上した所で
無謀にも国道から逸れた所にポツンと建ってます。周りマジでなんもないです。
車で走ること数十分、到着しました。
建物の外観はやたらと近代的で洒落ててわりと新しい建物かな?って印象を受けます。
最近建った施設なんでしょうか?税金の匂いがします。
こんな贅沢な建物税金で建てといて中身しょーもなかったら許さんからな。
駐車場は結構広く、おそらく100台以上は軽く駐車できるんじゃないでしょうか?
ちょっとオーバースペックな許容量です。絶対そんなに混み合う事無いと思います。
施設内はメインの建物である
「彩かんかん」と、ビオトープや果樹園等で構成されています。
「彩かんかん」は入場料が必要で、大人300円、子供200円、中学生以下無料です。
県や国の施設って入場料安くて良いですよね。
ちなみに「あやかんかん」じゃなくて「さいかんかん」です。
個人的にはビオトープや果樹園を見たいんですが、妻の体力がもたないので今日は彩かんかんで。
大人2人600円を支払って彩かんかんへ入場。
コロナの関係で検温と住所氏名の記入を求められます。
入場して真っ先に目につくのが白くてデカイ半球状のドーム。
プロジェクターで青空が映し出されています。
この半球、中は小さい映画館のようになっていて
「今、地球環境が・・・自然が・・・」みたいなありがちな資料映像が流れてました。
折角だから見ようと思いましたが先客の親子連れが真剣に見入ってたので邪魔しちゃ悪いと思いパス。
ドームの奥へ進むと体験型の環境アトラクションが沢山あります。
写真3枚目は車に乗って「エコ運転」をしてみよう!的なゲーム。
画面を見ながら何故かアクセルしかない車を運転し、排出された二酸化炭素が
車の後ろに設置された風船が膨らむ事によって可視化できるという凝った作りのものです。
どうみても小学校中学年以下を対象としているであろうゲームですが
人が全然いないことを良いことに(私達の他に1組しかいなかった)
夫婦ふたりで恥ずかしげもなくエコドライブをしてみましたが、やっぱり大人がやるとかなり子供騙しな感じでした。
まぁ、大人がやるなよって話なんですが。
この他にもクイズ部屋や発電体験等、子供が喜々としてやりそうなアトラクションがいくつもあります。
体験系じゃない展示物に関してもなかなか作り込まれていて見応えがあります。
一部は子供じゃちょっと難しいかな?くらいもものまで。
ちびっこは体験型のヤツで遊んで、保護者や引率の大人は展示物で学びなさいという
二段構えを感じます。なかなか隙がない施設です。
2階にはこの施設での一番の見どころ(?)である「触れる地球」があります。
が!今このコロナ禍によって「触れない地球」になっていました・・・。
この「触れる地球」というのは、大きめの地球儀のような球体に
おそらく球の内側から映像を投影し地球のように見せている感じのヤツです。
触れないとの事で、係のお姉さんが10分程解説つきで色々見せてくれたんですが
結構楽しかったです。「ロンドン!」とか「北京!」とか叫ぶと
触れる地球の横にあるモニターにその地点のライブカメラの映像が映されるんですよ。
実際触れれば他にも機能があるのかもしれませんが、
地名を叫んでライブカメラ見るだけなら地球儀である意味は果たしてあるのか?と思いました。
あと「触れる地球」ってネーミングについて。
「いやいや、外出て地面に手つけばリアル地球いつでも触れるじゃん」ってツッコミは誰からも入らなかったんですかね?
どうでもいいですけど。
2階の触れる地球を過ぎるとすぐ図書室っぽいのがあります。
PCも設置されており、環境に関するゲーム?みたいなのができるようです。
あと、予めプレパラートが設置された顕微鏡があり
ボルボックスや蝶等が顕微鏡で見られるようになってました。
図書室を抜けると掲示物が沢山貼ってある部屋がありました。
掲示物と同時にリーフレットも沢山置いてあり、その中に上の写真のような
カンバッヂもあって、これもご自由にどうぞでした。
ちびっこが喜びそうです。
施設のどん詰まりまで進むと展望室があります。
展望室にはテラスも有り、テラスからは螺旋階段で一階の野外に出られるようになっています。
逆に一階の野外からテラスを経由して「彩かんかん」内にも入れるわけですが
やろうと思えば300円踏み倒して入場する事もできちゃうわけですね。ダメですよそういう事したら。
それと電光掲示板にあったように、今現在は飲食禁止のようですが裏を返すと普段は飲食OKな展望室のようです。
子どもたちを外で遊ばせて、昼になったら空調の効いた展望室でお弁当を食べる、
と言ったような利用を想定してるんでしょう。きっと。
彩かんかんから駐車場までの道のりに流れている整備された水路にはザリガニがびっくりするくらい大量にいました。
網があれば5分で20匹は行けるだろうという程。
水路に繋がっている池も寄り道して見た所そちらもザリガニだらけ。
さすがビオトープだけあって生き物が豊富です。
今回は見ませんでしたが、きっと木立ちや果樹園の方に行けば虫や鳥、その他の生き物も豊富にいることでしょう。
小学生男子に網とカゴ持たせて解き放てば一日中狂ったように虫とりするでしょうね。
さて、今回埼玉県環境科学国際センターに行ってみた感想としては
「悪くない」という感じでした。
コロナ禍でなければ催し物もやっているようですし、彩かんかん内は空調が効いていて涼しく、また展示物も子供であれば1~2時間は遊べるくらいに充実しています。
何より外のビオトープがかなり広く、虫取りやザリガニ釣りが好きな子供がいる家庭にはなかなかナイスな施設です。
特に見える場所にウヨウヨ居るザリガニ釣りはかなりアツいはず。
外出なけりゃ車に轢かれる心配もないから親は展望室で休憩してりゃいいしね。
そして何よりメチャクチャ穴場なのがデカイです。
土曜日の午後一くらいで行ったにも関わらず、先述の通り私達の他は親子連れが1組いただけでした。
なので館内かなりゆっくりできます。
「中身しょーもなかったら許さんからな」って言いましたが、許しました。
ただ、大人が行って楽しいかと言われれば別に楽しくはないです。
という事でいかがだったでしょうか?
自分で読み返してみても本当に碌でもない記事だなぁと思いますが
少しでもなにかの参考になれば幸いです。
ではまた次回。
次回記事かきました