前回の記事はこちら。
こんにちは。
ちょっと前にコレクション棚を一つ買い足し、収納スペースがかなり余った状態なんですが
ここ最近eBayのバカヤロウがどんどん魅力的な鉱物標本を私に紹介してくるので
棚の空きスペースがどんどん埋まっていきます。
中国のセラーから買うことが多いので、買う石の比率が
中国産:その他産=9:1
くらい偏ってて鉱物棚が中国に侵略されつつあります。おのれ中国。
今回は3人のセラーから計4つの石が届いたので
そのうちの2つを紹介したいと思います。4つ全部紹介したいところなんですが
そうすると記事のネタがなくなるので2回に分けます。
ちなみに全部フローライトなので、2回に分けて記事にすると書くことが枯渇しますが
無駄な事や余計な事を色々書いて頑張って水増ししたいと思います。
どうせ誰も読んじゃいないだろうしね。写真しか見てないでしょ?どうせ。
ちょっとだけ4つ全部チラ見せしとくと、今回届いたのはこんな感じの石たちです。
先述した通り全部フローライト。サイズは全て40g以下と小粒なものばかりです。
意識したわけじゃないですが色もいい感じにバラけてます。
今回紹介するのは紫色の2つです。
まず最初は手前の紫から。
このフローライトは貴州省の六盤水?とか言うところが産地だそうです。
貴州省と言えば
この記事で紹介した脳みそフローライトと同じ産地ですね。
以前紹介した方は全体的に薄めの色合いでしたが
今回のものはかなり色合いが濃く、薄暗いところで見ると黒っぽく見えすらします。
しかし色が乗っているのは結晶の表面部分だけで、内部はカラーレスとなっており、
また母岩もくっついていない結晶のみの標本なので
光に透かすと印象がかなり変わります。
ライトアップするとこんな感じ。
結晶表面の脳みそというか血管というかみかんの房についてる白い筋というか、
とにかくそんな感じの模様がくっきり浮かびます。気持ち悪いですね。
この標本、ライトアップの1枚目写真を見てもらうとわかるんですが
中央奥の結晶の頂点がかなりガッツリ割れて欠損しています。
他にも結構割れ欠けが多く、ちょっと残念な標本です。
追い打ちをかけるように私も開梱時に落として机の角にぶつけ、裏面が少し欠けました。
でも裏だからセーフでしょ。
持ってみるとこんな感じ。
長辺が4センチちょいかな?くらいの大きさです。
なんか持って撮影したほうが綺麗に撮れました。どういうわけか。カメラの露出の関係ですかね?
そういうのちょっとよくわかんないです。
価格は5.06ドルでした。
端数が半端な理由は前回記事を参照してください。
日本円換算で550円くらいです。欠けが大きいせいか分かりませんが、割安な価格で買えました。
いくら安いからって、同じ産地の似たようなのを2個も買わなくても・・・って思いますが
甘いです。3個買ってます。更にもう一個届く予定です。ホントばかみたい。
安いとつい買っちゃうよね。
次です。お次は福建省産のフローライト。
先程の脳みそ血管フローライトと違い、結晶全てが紫色です。
結晶の形もフローライトで定番のキューブ型ではなく、なんかポリゴンの粗いサッカーボールみたいな形。
写真じゃ伝わりにくいですが母岩の表面に極小結晶が付着していてキラキラと綺麗です。
結晶表面のテリはかなり良く、光を反射します。
若干結晶のエッジ部分が荒れてますが気になるほどじゃないのでOKです。
サイズは一番大きい結晶が親指の爪くらいです。
それと写真が下手くそで伝わりにくいですが透明度はかなり高め。
紫が淡い色なのも相まってゼリーのような感じです。
こんな事言ったらアレですが、結晶の形以外取り立てて見どころのない
没個性なこのフローライトですが、
価格はなんと1.36ドルでした。
日本円にして約150円です。
150円ですよ?おかしくないですか?
小ぶりな標本で色も濃くなくて、取り立てて珍しい色でもなくゾーニングもありませんけど
結晶の形はしっかりしてて透明感のあるコレが150円ですよ。おかしくないですか?(2回目)
日本のミネショでこのレベルの石をこの値段で出したら一瞬で売り切れますよ。
私だって仮に福建のフローライト100個持ってたとしても150円なら買って101個にしますよ。
ホントどうなってるんだ中国のセラーは。送料無料でこれをこの値段で売ったら人件費含めて赤字じゃないの?
自演入札とかして値段釣り上げたりしないの?eBayはそういうの厳しいの?
ヤフオクが腐りきってるだけなの?
なんにせよありがとうございますの世界です。
という事で、いかがだったでしょうか?
今回2点紹介しましたが、一点は紹介するの2回目な貴州省のフローライトで
もう一点はなんかパッとしないフローライトなので、
正直次の記事で紹介する2点の前座みたいなもんです。
本命は残りの2点なのでまた次回記事もよろしくおねがいします。
次回記事書きました。