前回の記事はこちら。
※この記事は4月22日頃に書いたものなので石フリマの記事と前後します。
※時系列的には石フリマの方がこの記事より後です。
※ちゃんとワクチン3回目の後石フリマ行ってますからね!
こんにちは。
いきなり余談で恐縮ですが、3回目のワクチン接種をしてきました。
いやぁ~辛かった。
解熱剤等の薬は一切服用せずとも、幸い熱は38℃以下で済んだんですが
とにかく下半身の関節が痛い。下半身がバラバラになるんじゃないかと思いました。
私はモデルナ嫌いなので3回ともファイザーを選択したんですが、実際のところモデルナってどうなんでしょうね?
3回目接種したときの副反応に差は無いとかって触れ込みですけど、1~2回目の時点でモデルナのほうが重篤な副反応が多数報告されてた(気がする)のに
3回目はそんな事ないよって、そんな事ありえるんでしょうか。
モデルナアームだとか脱毛だとか・・・。
それに混合接種?で「ファイ・ファイ・モデ」が一番抗体が増えるとしきりに宣伝していますが
実際問題、「抗体が増えたらなんのメリットがあるの?」って所は言及しませんよね。
例えば
3回目もファイザーで抗体が50倍に増えました!
一方3回目はモデルナにしたら60倍に増えました!
・・・で、その10倍の違いにどんなメリットがあるの?って感じです。
もし仮にコロナの感染予防や重症化予防には30倍まで増えれば十分!とかだったらモデルナ打つメリットなんてなんもないですよね。
その10倍の違いで、体の中に残る抗体の長持ち度に差が出たとしても、結局4回目のブースター接種を推奨してるわけですから関係ないですし。
なのに政府は抗体の増加量ばっかり取り上げてモデルナ推してます。
モデルナが余りまくってるから消費したいのかな?としか思えません。
余談が長くなった上に陰謀論者みたいになってしまったので本題に戻ります。
今回紹介するのは1点、フローライトです。
これまで散々紹介してきたフローライトなのに、また懲りずに記事にするのは百歩譲って良いとしても
単体で記事にするなんて気でも狂ったかと思われそうですが
今回紹介するフローライトはちょっと特徴的なものなので単体で記事にしました。
本当の事を言うと一緒に紹介する予定だったパイロモルファイトが郵送事故か何かで中国から出る気配が無く、全然届かないからです。
※後日追記
パイロモルファイトがものすごーーく遅れて届いたので同時に記事にします。
という事でこちらが今回紹介するフローライトです。
お馴染みの中国産。詳しいロケーションは江西省の徳安県だそうです。
聞いたことない所ですね。
江西省と言えば
こちらの記事で紹介しているフローライトの2点目も江西省ですが
見た目がだいぶ違います。
もうおわかりかと思いますが、今回購入したフローライトは
よくある立方晶系の結晶ではなく八面体構造の結晶です。
コレコレ。コレが欲しかったんですよ。
フローライトと言うと劈開面に沿って割った八面体がとにかくよく見る形ですが
これに関しては劈開では無く、結晶として自然に八面体になったものです。
先程立方晶系と言いましたが普通フローライトって立方体のキューブ状に結晶するんですよね。
もしくはキューブが寄り集まったようなクラスターになったり。
ちょっと調べてみたんですが何故立方晶ではなく、この標本のように八面体の結晶になるのかはわかりませんでした。
知ってる方いたら教えてください。
とにかく八面体の結晶です。一部はクラスター状になっていて八面体の構造がわかりにくいですが
いくつかは単結晶が母岩から生えていて分かりやすいです。
エッジ部分が紫色なのも八面体の形を際立たせていて良いですね。
そういや以前紹介した江西省のフローライトもエッジが紫でしたね。あっちは立方晶でしたけど。
そういう特徴のフローライトが出やすい産地なんでしょうか。
裏面は母岩がフローライトになっていて、綺麗にトリミングされていて真っ平らなので置いた時完全に安定します。
母岩の表面は何か白い謎の石で、細かい針状のトゲトゲというか、硬い毛のようなものがびっしり生えていて若干気持ち悪いです。
この「天然で八面体に結晶したフローライト」はなかなかレアなようで、ミネショに行ってもあまり見かけません。
見かけても結構髙いです。
結構昔からずーっと欲しいと思っていたんですが値段と質で折り合いがつかない事と
そもそも殆ど見かけないという事から手に入れられずにいました。
しかしこの度やっと値段と質に折り合いがつくものを発見して購入できたというわけです。
(値段は後述します。)
少し話が逸れますが八面体のフローライトというと、内モンゴルのピンクフローライトが有名ですね。
そっちも欲しいフローライトの一つで、以前購入に至ったんですが
セラーがミスって別の石を送ってきたせいで手に入れることができませんでした。どうでもいいですね。
(※後日追記:この後行った石フリマでまさかの内モンゴルのピンクフローライト発見&購入!運命のヰタズラよ・・・)
このフローライト、価格は16.5ドルでした。
日本円にして約2,100円
16.5ドルが2,000円超えてくるって円安の煽りをモロに感じますが
まぁこの標本が2,100円というその事実だけを見れば安いんでしょう。きっと。
わかんないけど。
実際2,100円なら安い!と思って買ったわけですし。
本人がいい買い物したと思ってりゃそれでいいんです。石なんて。
※後日追記
ここから後日追記分です。
パイロモルファイトが届きました。本来この記事は石フリマの前にブログに投稿するはずだったんですが
遅配をあとちょっと、もう一日だけ・・・と待ち続けた結果、記事の投稿が前後してしまいました。
まぁそういうわけで、前後させたからにはパイロモルファイトも紹介していきたいと思います。
パイロモルファイトです。
和名は緑鉛鉱。
産地は中国の Guangxi Province です。広西チワン族自治区ですね。
パイロモルファイトのパイロって、パイロキネシスのパイロじゃねぇ?
パイロって火って意味だよなぁと思って調べてみた所、
「パイロ(火)」+「モルフ(形)」の石という意味で、由来は
加熱して冷ますと結晶の形が変化するからだそうです。面白いですね。
ちなみにこの標本の結晶は、緑鉛鉱でよく見られる「樽型」の結晶です。
群生というかクラスターになってるので若干気持ち悪いです。
ホラ。ちょっと気持ち悪いです。
こういう感じで卵生む虫いますよね。これが卵だとしたらかなり気持ち悪いですが
石なので気持ち悪くない・・・やっぱりちょっと気持ち悪いです。
安標本のクセにかなり鮮やかな緑で、しかも背面にも結晶がついていていい感じです。
一点あえて不満を申し上げるのであれば、オレンジ色の母岩がポロポロポロポロ崩れて机の上が砂だらけになる事くらいです。
こちらの標本、5.59ドル
日本円で720円くらいだったんですが!
先述した通りとにかく到着が遅れに遅れました。
なので本来届くはずの期限リミットを過ぎた段階でセラーに
「全然届かないよ」
「まだ届かないし、トラッキングも動いてないよ」
「今どこにあってどうなってるか確認して教えてくんない?」
というメールを再三送ったんですが全て無視されたという経緯があり
ブチギレた私はeBayに
「物が届かない上にセラーにメッセージ送っても全部無視されるからどうにかして」
と泣きついた結果、3日後に無言返金があったので実質0円です。
で、この標本については届くの諦めてたんですが、返金の10日後くらいに唐突に届きました。
本来だったらセラーに再度請求を送ってもらって支払いなおすのが筋なんでしょうが
散々こちらからのメッセージを無視してくれたセラーにわざわざこちらから
「届いたからもう一回請求送って!」なんて親切に言ってやる気には到底なれません。
なので、こっちもとりあえず無視しといてセラーが状況確認して請求送ってきたら支払おうと思います。
本当だったらその請求も3回までは無視してやりたい所ですけど。
という事でいかがだったでしょうか?
相変わらず中国の石ばっかり増えていきますが円安の影響で暫くeBayでの買い物は控える事になりそうです。
そろそろミネショ行って実物見て買い物したいですね。ではまた次回。
次回記事書きました。