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趣味の鉱物収集 エレスチャルクォーツ フローライト ユーパーライト

前回の記事はこちら

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こんにちは。

前回記事でエディオックさんの日曜鉱山に行ったと書きました

 

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そして行ったからには当然石を買ってきたんですが

前回記事での宣言通りその購入品について紹介していきたいと思います。

今回は購入品5点のうち3点、

エレスチャルクォーツ、フローライト、ユーパーライト

です。

5点くらい一気に紹介しろよとは思いますが、記事の水増しの為に2回に分けます。

その分内容は薄くなるので覚悟してください。

 

ではまず一点目、エレスチャルクォーツから。

エレスチャルクォーツ。ブラジル産です。

水晶といえばブラジル、ブラジルといえば水晶ですね。

エレスチャルという呼び方は何というか鉱物学的な呼び方ではないっぽいです。

俗称というかなんというか。でも他の呼称がわからないのでエレスチャルと呼びます。

骸骨水晶とかって名前でも呼ばれますね。

長いこと死蔵されていた不良在庫なのかなんなのか知りませんが

めっちゃ埃が積もってました。

そして状態もあまり良くありません。トップ(ポイント部分)が結構ガチャっとかけちゃってるし

他にも欠けや削れが見られます。

その上なんというか、ちょっとアレでしょう?クオリティが。

あんまり美しくないっていうか。そりゃ埃も積もりますよって感じの標本です。

しかしですね、手のひらを返すわけじゃありませんが

写真で見るより肉眼で見たほうが綺麗なんですよこの標本。

透けてる所は透けてるし、インクルージョンの感じもなんかいい感じ(ぼんやりした感想)だし。

あとデカくて存在感あります。

肩の高さから足の甲に落としたら最悪折れるかもしれないくらいの質量です。

裏から照らすと若干肉眼で見た時の透明感を感じますが

それでもやっぱり肉眼でみた時の方が綺麗です。

電池の充電サボってて光量落ちまくった100均のLEDライトじゃ力不足でしたね。

こちらの標本、価格は1,500円でした。

ラベルに書いてありますね。

この値付け、かなり絶妙と言わざるを得ません。

この値段なら埃かぶるまで売れ残るのもなんとなく頷けるのもありますし

でもこの値付けで(私みたいに)「買い」だなと判断して買う人もいるわけですし。

なかなか良い所を突いた値付けですね!エディオックさん!

 

次、フローライトです。

激渋パープルのフローライト。

産地はメキシコのコアウイラ?です。

聞いたことない地名ですね。まぁメキシコの地名で聞いたことあるのなんか一つもないんですけど。

ちょっと調べたらアメリカの国境にある州みたいです。

「コアウイラ」で調べるとまっさきに旅行を控えたほうが良い州とか出てきて笑っちゃいます。

なんというか、ジンバブエアメジストと言いヤベェ国のヤベェ地域からこんな美しい石が産出すると思うと

わけわからんギャップで脳が混乱します。

フローライトは単結晶のキューブっぽいヤツも綺麗で好きなんですが

あえてどちらが好きかと言えばこういうゴキゴキっとした幾何学模様感のある結晶の方が好きかもしれません。

キューブ状のヤツはなんか整いすぎてるというか、優等生ですが何か?みたいな感じじゃないですか。

特にイギリスのロジャリーやらダイアナマリアやらレディアナベラやらのヤツ!

お高くとまっちゃってサァ!(でも好き)

話が逸れました。この標本、非常に濃い紫色ですが色が付いてるのは表面だけで

裏はご覧の通り無色です。

そして最後の2枚の写真を見るとわかりやすいんですが

結晶の左上あたりに、劈開面に沿ったクラックがビシィっと入っちゃってます。

ちょっと残念です。

ここから割れたらものすごく悲しいので丁重に扱わなきゃいけませんね。

裏から照らしたらもっと鮮やかに化けるかと思ったんですが

何しろ充電をサボった100均の(以下略)

こちらの標本、価格は2,000円でした。

日曜鉱山で見た瞬間は「おっこれは買いだな」って即確保したんですが

買って日をおいて冷静になると、2,000円かぁ・・・ってなってしまいました。

でも記憶を残したまま当時にタイムスリップしたとしてもまた買っちゃうと思います。

 

最後、ユーパーライトです。

ユーパーライトです。

2017年にアメリカのミシガン州にあるスペリオル湖の湖岸で発見された

なんかめっちゃ蛍光する石です。

一時期どこの石屋でもユーパーユーパーっつってまあまあな値段で売ってましたね。

ユーパーライトとして売ってたんで当然この石もミシガン産かと思いきや

なんと中国産。

え!?中国産!!?

中国にユーパーライトってあるの?初耳なんですけど!

調べても全然記事とか出て来ないんですけど?

勝手に騙された気分になりました。

いやいやそんな事言って、ラベルに中国産て書いてあるんだから買う時わかったでしょと思うかもしれませんが

購入時はトレーにバラで入っててラベルついたのはお会計後だったんですよ。

購入前に産地聞きゃよかったんですが

そもそもユーパーがミシガン以外で採れるって発想が無かったので聞きませんでした。

まさか中国産だとはね・・・。

見た目は普通にただの砂利なんですけど
UVライトでバチバチに蛍光します。

それにしても中国産かぁ・・・。中国産は色々と信用ならないからなぁ。

どなたか中国産ユーパーについて知ってる方いたらマジで情報提供お願いします・・・。

蛍光のしかたも確かにユーパーライトです。

ユーパーライトって方ソーダ石を含んだ火成岩なわけじゃないですか?

中国とアメリカって全然別の大陸で産出したのにここまで色味も見た目の特徴も蛍光の仕方も揃う事ってあるんですかね?本当に偶然全く同じ見た目と特徴なんでしょうか?

フローライトだってヤオガンシャンの紫とドイツの紫とメキシコの紫は全然見た目違うじゃないですか?同じ「紫のフローライト」でも。

怖くない?これが本当に天然の石で中国産だとしたら

逆に中国で採れない石ってあるんですかね・・・?

価格は800円でした。

まぁ800円なら人造でも偽物でも諦めがつかァな!!

 

※2022.11.14 追記

 あまりに知らん産地のユーパーだったのでツイッターでエディオック(鴻巣鉱山)さんに絡みに行った所、

中国産のユーパーはアメリカのやつみたいに湖のほとりで丸く川ずれ?(湖ずれ?)した状態でなく

岩石の塊というか、なんというかそういう感じで産出するらしいです。

今回購入したのはそれを丸く研磨したものだそうで。

親切にもわざわざ原石の画像まで見せてくださったので少なくとも怪しいものでは無いようです。

そして更に「詳しい産地が判明次第お知らせします」とも。たった800円の石にここまでアフターフォローしてくれるエディオックは神!

という事で本日ツイッターでリプ?的なのが飛んできて

詳しい産地は雲南省紅河ハニ属自治州」

という事が判明しました!ありがとうございました!

 

という事でいかがだったでしょうか?

11月末には石フリマが控えているので今はお金を使うべきではないんですが

石を見ると買わずにはいられない狂った性が仇なして財布を軽くしてしまいました。

次回も仇なした結果の残り2品を紹介したいと思います。

ではまた次回。

 

次回記事かきました。

 

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