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趣味の鉱物収集 セプターアメジスト アルマンディンガーネット

前回の記事はこちら

scatmanbo.hateblo.jp

 

こんにちは。

前回の更新からずいぶん時間が経ってしまいました。

原因は鉱物とブログ更新に関しての熱が現在下火なのもあるんですが

とにかく忙しくて自分の時間が取れません。

いきなり石とは関係ない余談からで恐縮ですが

去年の10月に通常の1/3の体重で息子が生まれ、3ヶ月入院して

NICUとGCUを経て数々の難所を乗り越えながら12月末にめでたく退院し、

幸い、本当に幸福なことに未熟児網膜症や脳内出血等、なんの後遺症も障害も残すことなく元気に育ってくれてます。

そして現在生後約10ヶ月、修正月齢で生後7ヶ月なんですがすでにつかまり立ちをマスターするという

あまりにも元気すぎる激暴れボーイに育っておりまして

石にかまけている時間など毛頭ありません。

ずりばい飛ばしてハイハイとつかまり立ちをほぼ同時マスターした時は流石にびっくりしました。

私自身も生後9ヶ月で歩いたそうなので、めっちゃ筋肉質なの含め完全に遺伝ですね。ふくらはぎなんかカッチカチです。赤ちゃんてもっと柔らかいもんだと思ってました。

(ちなみに顔は妻に激似です。)

とにかく、まだ自分で自分の体を制御しきれていないくせに動き回りたがるんで目が離せません。

ベビーサークルに入れておいてもつかまり立ちした挙げ句転んで顔や頭ぶつけて泣きますからね。

 

というような事情で石をあんまり買ってなかったんですが、ちょろっとeBay覗いてなんとなく買ってみた大したことない石が2つあるんで

今回はそれを紹介したいと思います。

まず1点目はこちら。

セプターアメジスト

セプターアメジストです。

ジンバブエ産。かなり小さくて親指の爪くらいしかありませんが

セプタークォーツ、または松茸水晶の特徴である頭でっかちな感じがよく出ています。

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上の記事ではシャンガーンアメジストとして紹介していますが

ジンバブエ産という事で上の記事で紹介したやつと同じ産地でしょうか?

表面が若干曇っていたり、面によっては荒れていたりして

そこまで美結晶ではないんですが

紫の色が濃くて結構綺麗です。

それとあまり目立たないですがレピドクロサイトもインクルしてます。

上の写真じゃほぼわかんないですね。

光に透かすと幾分レピクロが目立ちます。

アメジの紫部分もモヤっと入ってて綺麗ですね~。

こちらの標本は3.02ドルでした。

日本円で約410円くらいですかね。円が安ぃ~んだ!輸入が辛い!

再度余談ですが、そういえばジンバブエ産のアメジストは結構前にもう一個買ってたのを思い出しました。

それがコレなんですが、なんか他の2つと比較すると一段落ちる感じがするし

肉眼で見ると結構綺麗なのに写真に写すとコレもんなので紹介すらしてませんでした。

アメジの紫部分がファントムになってて面白いやつなんですけどね。

でもなんかいいやってなっちゃってました。なんかごめんね!

 

次です!

アルマンディン

アルマンディンガーネットです。

写真の下の方の若干赤みがかった部分がそうです。

産地は新疆ウイグル自治区アルタイ地方です。

Altai XiangJiang Chinaって書いてありました。

アルマンディンガーネットは紹介するのが初めてな気がするので

一応軽く説明を入れておきますと

和名は「鉄礬柘榴石」で、12面体や24面体の結晶を作りやすい石です。

ガーネットのメイン成分は珪酸塩なんですが、

それにマグネシウムとか鉄とかアルミニウムとかマンガンとかカルシウムとかが交じる事によって

いろんなガーネットになります。

じゃあアルマンディンは何が混じってるの?って話なんですが

アルマンディンガーネットの組成式

Fe3Al2(SiO4)3

となってます。つまりアルマンディンは鉄とアルミニウムを含むガーネットって事ですね。

っつか和名の「鉄礬柘榴石」がそのまま

鉄=鉄分

礬=礬素=アルミニウム

って事で含んでる元素分かるようになってんですね。名は体を表すというわけで。

これ理解してれば、ガーネットに含まれる主な5つの元素が

 

鉄=鉄

礬=礬素=アルミニウム

苦=苦土=マグネシウム

満=満俺=マンガン

灰=カルシウム

 

って情報さえ知ってればガーネットの和名見るだけで大体何が含まれたガーネットか分かるようになります。

例えば灰鉄柘榴石(アンドラダイト)だったらカルシウムと鉄

満礬柘榴石(スペサルティン)だったらマンガンとアルミニウム

みたいな感じで。

ただ、これで判断できるのは純粋な(?)ガーネットだけで

固溶体のガーネットはこの技通じないです。

例えばロードライトはアルマンディン(鉄+アルミ)とパイロープ(マグネ+アルミ)

の固溶体ですが、和名は「薔薇柘榴石」なので。

わかりやすく鉄苦礬柘榴石とかにしてくれりゃいいのにね!

 

色とか透明度はともかく、でっかい結晶がボコッと母岩にめり込んでる感じが好きで買いました。

とは言えあまり良い標本ではないです。買ったお前がそれ言うかって感じではありますけど。

いや、実際は強い光源で照らしたらもっと赤み出るかなーと思ったんですよ。

でもですね

ご覧の通りいくら照らしてもせいぜいこの程度で・・・。

あ~?まぁ・・・赤いのはわかるかな?みたいな。

以前紹介したパイロープガーネット

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↑この記事のやつなんですが

これは照らすとものすごく赤みが強調されて綺麗だったんで

同じくらいのを期待したんですが見事外しました。

もしかしたら母岩から外して裏から思い切り照らせば赤さが出るのかもしれませんが

母岩付きが好きなので・・・。

もっとうまいこと裏から照らせるようなくっつき方した母岩つきのやつ買えばよかったですね。失敗失敗!

そしてこちらの標本は5.05ドル

日本円で約700円くらいでした。

うーん・・・これ700円かぁ~って感じです!

 

以上、いかがだったでしょうか!

久々の更新がこんな何の面白みもない石で良いのかという意見もありますが

いいんですよどうせ誰も見ちゃいないブログなんで。

誰からも期待されていないというのは、悲しい反面気楽でもありますね!

 

次回記事書きました。

 

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