前回はこちら
こんにちは!
本日は5月12日ですがここの所真夏みたいに暑い日があったりなかったりしますね。
おかげさまで前回ブログを更新した際には
「芽吹いたかな?」って感じだったアレやコレやがだいぶ育ってきました。
その、「芽吹いたかな?」の様子は
↑
この記事の末尾でちょっと写真貼ってあります。
・・・そもそも植え付けが早すぎたんですよね。4月初旬じゃまだ肌寒い日とかありましたし。
暖かくなってきてやっと植物が本気を出してきたって所でしょうか。
ついでにファックなクソ地獄の元凶である雑草共も元気になってきてしまいましたが。
現状だと多いのが、オオイヌノフグリ、ツユクサ、あとタンポポでしょうか。
まだまだ小さい芽なんですがそこかしこから生えまくって来てます。
畑内のはテデトールしてその他の荒れ地部分にはもうちょい育った所を
グリホサート系の除草剤でデストロイしましょう。
ーーーーーー除草剤こぼれ話ーーーーーーー
グリホサート系の除草剤で最も有名なのは皆さんご存知の通り
「ラウンドアップ」でしょう。このラウンドアップはアミノ酸系の除草剤で
主成分は「グリホサート」です。
この成分は地面に落ちると数週間で微生物に分解され無害となり、
「日本」では「農耕地に使用できる」「安全」な除草剤とされています。
しかしあくまで日本国内に限った話です。
外国では発がん性アリとされて使用禁止されている所もあります。
本当に発がん性があるのか?なぜ日本では農耕地での使用OKなのか?
という疑問が当然出てくるでしょう。農耕地に使用すれば、そこで収穫された作物にラウンドアップが残留している可能性は大いにあります。
「発がん性」についてですが、様々な説があります。
WHOの下部組織が発がん性アリと発表したり、
(まぁ、今回のコロナ騒動でWHOの発言の信憑性がどれほど低いか露呈したんでWHOの発がん性アリ発言は戯言程度にしか考えてませんが。)
(ちなみにWHOの下部組織がこの発表を行った後に、本体のWHOが発がん性ナシの発表をしています。)
EFSAが発がん性ナシと発表したりです。
現状を見る限り、発がん性ナシとの意見のほうが多いように思います。
動物実験も行われているようですが、グリホサートによって発がんするという決定的な根拠は得られていないようです。
では、何故外国で使用禁止の所があるのか?という事になりますが、
雑に言うと「万が一発がん性あったらヤバイから、とりあえず禁止にしとけば良くね?」という理由です。予防原則ってヤツですね。
日本は「まぁ・・・発がん性なさそうだしOK!」ってスタンスなんですね。
もちろんその他利権諸々が絡んでる事とは思いますが。
次に、ラウンドアップとその他グリホサート系除草剤の違いについてです。
ラウンドアップの成分については特許が切れている為、その他の企業が同じ成分で同じような除草剤を作り放題になっています。
例えば「サンフーロン」だったり「グリホエース」だったり。名前は違えど成分はラウンドアップと同じようなもんです。
(各々の企業で微妙に添加物の違いはあるでしょうが。)
これらの「ジェネリックラウンドアップ」と「本家本元のラウンドアップ」の最大の違いは
値段と農耕地に使用できるか否か?です。
大まかに言うとラウンドアップは農耕地に使えて値段が高いです。
その他グリホ系のヤツは農耕地への使用禁止で値段が安いです、(ラウンドアップの20%以下の値段)
成分はほぼ同じにも関わらず、ラウンドアップ以外のグリホ系除草剤を使用した農地で収穫された作物は出荷できません。
バレたら罰せられます。
何故、同じ種類の除草剤なのにこっちはOKでこっちはNGとかがあるのかというと
「ちゃんと検査したかどうか」の一言に尽きます。
ラウンドアップはキチンと検査を行い、正規の手続きを踏み政府の承認を得て「農耕地に使用してもOK」という免罪符を得ているワケです。
その検査の分で余計な費用もかかるし、何より政府からの承認という強いバックボーンがあるので強気な値段設定なんだと思います。
逆に、その他の後追いグリホ系除草剤はそういうのめんどくせぇし、同じ土俵で勝負してもラウンドアップには勝てないから
政府の承認等のコストを極力削って値段で勝負しているんでしょう。
結局何が言いたいかというとですね、
「家庭菜園程度なら自己責任で安いグリホ系除草剤使ってもOKじゃね?」
って事です。
だって、作物に直接ぶっかける物でもないですし、そのそも成分自体は「農耕地使用OK」なものとほぼ変わらないわけですし。
っていうか万が一作物に飛散しちゃったとしたらそこ枯れちゃうんで食べませんしね。
枯れないギリギリの量だったとしても食べる前に洗いますし。
※因みに、過去アメリカでは収穫直前の大豆にグリホサートぶっかけて全部枯らせてから効率的に収穫する、なんて方法が取られてた事があるみたいです。
流石にそんな事してたら健康被害出るわな。
という事で我が家ではグリホ系除草剤として、主に「グリホエース」を使用しています。
200㎡に散布すると仮定して、ラウンドアップだと2,000円かかる所がグリホエースだと200円で済みますからね。驚異の90%OFFですよ。
律儀にバカ高いラウンドアップを家庭菜園で使用しているアナタ、自己責任において安いグリホ系除草剤に変更してもいいかもしれませんよ。
ーーーーーー除草剤こぼれ話ここまでーーーーーーー
話が逸れました。
本気を出した作物達はこの所ぐんぐん成長しているのでそろそろポリポットから
鉱物おじ農園に植え替えをしようと思い、実行しました!
まずは枝豆です。だいぶ育って本葉が出てきてますね。
今年はクソ鳥に双葉を食害された苗はたった2本で済みました。ラッキーでしたね。
ポリポットに植えると「なんだかよくわからん危険な物」とでも認識してくれるみたいです。
・・・それがいつまで続くかわかりませんが。
という事で露地に植えていきます!
ポットから引っこ抜いて見るとかなり根が詰まってますね。ちょっと植え替えの時期遅かったか・・・?
まぁ枝豆なんてかなり雑に育てても丈夫に育つんで大丈夫でしょう。
枝豆はホント家庭菜園初心者におすすめです。石だらけで栄養ゼロの死んでる土地でもちゃんと育ってくれます。
植えていきます。実は最初から畑に種撒いた枝豆もいくつかあって、それも元気に育ってるんですが
どういうワケかポット植えしたほうが生育が順調です。やっぱ土の違いですかね。
写真左の土が湿ってるヤツがポット植えした苗で、右のが路地植えした苗です。
小ねぎもワサワサしてきたので植えます。なんか芝生っぽいですね。
でもネギですよ。実は去年も小ねぎ植えたんですが収穫せずそのまま放置栽培で冬越しました。
今年はちゃんと収穫してあげたい。
唯一これだけ苗で購入したミニトマトの野郎も順調に育ってます。
っていうかもう花つけてるんでそのうち収穫できそうですね。
あとこれ・・・かなりの勢いで育ってるんですが支柱建てなきゃダメですかね?
ダメなんだろうなぁ・・・めんどくせぇなホント。
雑に畝っぽいのを作って植えたジャガイモが一番順調に育ってます。
芽が出るまで時間かかったけど芽が出てからの成長が著しい!
本当は芽かきをしなきゃいけないらしいんですがやりませんよそんな事。
去年もやってないしね。ちなみに去年は実も取ってませんけどちゃんとジャガイモできました。
ジャガイモって実が成るの知ってました?小指くらいの柿とトマトの中間みたいな見た目の実が成るんですよ。
で、こうなりました。畑に占める枝豆の比率が高すぎる・・・
写真取り忘れたんですが実はきゅうりとミニトマトも植え変えしました。
図にするとこんなかんじ。
「ししとう」の所はししとうの種をそのまま撒いてみたんですが、やっと双葉が出た状態です。
トマトはミニトマトなんですが、今んところ30本くらい育ちはじめてるので流石に芽かきして5本くらいにする予定です。それでも多分かなり供給過多になりそうですが・・・。
きゅうりは妻たっての要望で今年チャレンジしたんですが、これ支柱建てなきゃいけないんですよね・・・。
写真で分かる通りきゅうりの奥にフェンスがあるのでそれを利用して
かなり斜めの支柱を作ろうと思ってます。
こんなふうに。あ、緑のやじるしがきゅうりの苗って事です。
きゅうりは地這いでも育てられるらしいんで、まぁ斜めでも大丈夫でしょう。
うまく支柱に絡まなかったら(っていうか多分絡まない)
支柱の間に網でも張ります。
家庭菜園なんて失敗しても誰も怒らないから適当でいいんですよ・・・。
あと、開いてるスペースにはナスとししとう(ポットに種まいた分)を植える予定です。
ナスとししとうは芽吹きが遅くてまだ双葉なんで植えるの遅らせようかと。
っていうかナスも妻の希望なんですがこれも支柱必要じゃねーか。
なんならししとうも支柱要るんじゃ・・・?
ハァーメンドクサァー!!
今後の為の実験も兼ねて
支柱を立てた物(介護苗)と立てない物(自立苗)を半々ずつにしてみましょうかね?
これで支柱ナシでなんとかなりそうなものは今後作る事があっても支柱ナシでイケますし。
そうしましょう。
なんてったってものぐさ家庭菜園ですからね。
省ける手間と費用は全部省いていきますよ。
あ、そうそう
去年育ててた作物(?)で、今年も生き残ったヤツがいるんですが
小ネギとミョウガなんですけどね。
ネギは1年という歳月を経て普通のネギみたいな太さになった上にネギ坊主までつけてますね。
(周りの細いネギは今年余った種をばらまいたら発芽したヤツです)
ミョウガは去年ばぁちゃん家からほじくり出してきた根を埋めといたら今年めっちゃ芽吹きました。
今年からは収穫できそうだぞーと思ってたんですが
しかし!
ミョウガって日陰と湿った土を好む植物なんですよ。
去年まではお向かいさん家の木でガッツリ日陰になってた場所だったんでここにミョウガ植えたんですが
お向かいさんが木を切ってしまいまして・・・。
それでもまぁ去年に植えた大葉のこぼれ種から芽吹いて大葉が茂れば
日陰になるかな?と思ってたんですが
(去年ミョウガと同じ所に大葉の種撒いてめっちゃ茂ってた)
全然大葉が出てくる気配無いんですね・・・。
つまりこのままだとミョウガ達は日向かつ土も乾きやすい最悪な環境で育たなければならなくなります。
多分収穫もできないでしょう!困った!!!
ってことでハイこれ。
今年もばぁちゃん家から芽吹いたミョウガ引っこ抜いてきて日陰に植えました。
ウチに生えてるミョウガを移植してもよかったんですが
移植しようが追加しようが、どのみち今年の収穫は望めそうにもないんで追加という形にしました。
あと、日向と日陰でどれほどの差が出るのかという実験もしてみたかったので。
ちなみに植えた場所は玄関の真横です。
うちは玄関が北向きなんで常に家の日陰になる場所です。
ここにミョウガが生えてくれれば
帰宅時家に上がるついでにミョウガをつまんでいけるドライブスルーミョウガスポットになりますね。
という事でいかがだったでしょうか。
なんとなく今年は猛暑になりそうな予感がするので
作物も元気にそだってくれる事と思います!
また変化があったら記事書くのでよろしくおねがいします!
オマケ
緑地化計画
↑
この記事で植えたヒメイワダレソウが目に見えてランナーを伸ばし始めました。
植え付けから2週間弱でまぁまぁ育ってますね。
植え付けてから2週間は根付くまで毎日水やりをして下さいとあったので
昨日(5月11日)までは水をじゃぶじゃぶ上げてたんですが
今日からは水ヤリナシです。厳密にはまだ2週間経ってませんが
ああいうのは大概大げさに書いてあるんでもう大丈夫でしょう。
ヒメイワダレソウは乾燥気味な環境が好きみたいですし。
このまま順調に育って、真夏になれば爆発的に増えるみたいなので期待です!
次回記事書きました!