前回記事はこちら
こんにちは。
前回記事では、ついにおじファームで初のきゅうり収穫となり、
ミニトマトも収穫がはじまった事をかきました。
今年は雨が多く、日照があまり得られない日が続いていますが
その後おじファームはどうなったかを書いていきたいと思います。
まずはきゅうり。
手間ゼロで育てているにも関わらず、結構順調に育ってくれたんですが
ここにきて日照の少なさ・湿度の高さが祟って病気になりました。
葉っぱが斑に白く枯れたようになるので、べと病でしょうか?
まぁ、知ったこっちゃありません。
梅雨明けて日が当たるようになれば勝手に治るでしょ。
っていうか病気だけど、病気の株からも収穫できてるし問題ナシ!
ってことできゅうりは(一株だけべと病にかかった事を除けば)順調に育っており
収穫も順調です。
きゅうりは実の成長が早いですね。
お、実ができたな?って思ってから3~4日くらいで収穫できる印象です。
結実自体も次から次へとどんどんするので
このように、毎日コンスタントに4本前後きゅうりを収穫する事ができています。
一番右のやつは収穫遅れて若干巨大化してますが。
手前味噌ですがド素人が初めて種から育てたにしては綺麗なきゅうりだと思いますがどうでしょう?
売り物みたいじゃないですか?
きゅうりって地域差あるかもしれませんが、私の住む所では一本58円程が多いです。
(高いと一本68円)
毎日200円前後の作物が収穫できるって結構デカイと思います。
ホント、誇張抜きで毎日収穫できます。
地面に接触したり、柵に絡んだりしてるやつは曲がったりスパイラルしたり
変な形になりますが毎日毎日仕事終わった夕方に収穫です。
毎日毎日・・・
毎日毎日・・・
サラダにしたり、浅漬にしたり、味噌つけて食べたり、浅漬にしたり、
浅漬にしたり、浅漬にしたり、
毎日まいにt・・・
もうきゅうり食べたくないんですけど。
前回記事の日付が6月22日です。
その日から休むこと無く本日7月15日まで、毎日きゅうりを3本以上収穫しつづけ食べ続けてきました。
流石にもういらないです。
という事で以後きゅうりは「気が向いたら収穫」という事にして、基本放置しようと思います。
放置するとクソデカきゅうりになるんですが、写真だと大きさが伝わりにくいですね。
もし貴方が成人男性なら、自分の手首から肘までを見てみてください。
大体それくらいのサイズです。
更に放置すると黄色く熟すみたいなので、上手く熟したら黄色い完熟きゅうりも食べてみてレビューしたいと思います。
次!ミニトマト!
なんですが・・・ミニトマトはもうダメです。赤くなるそばからカラスが全部食べちゃいます。
諦めました。来年は植える場所変えて対策しようと思います・・・。
そしてここからは7月12日に絞った話です。
この日は日曜日、梅雨入りしてからほぼ毎日雨が降り続いていましたが
この日は爽やかな晴天でした。
おじファームの様子はというと・・・
この通り、じゃがいもは上の葉っぱがほぼ枯れ、(そして雑草が繁茂し)
枝豆は鞘が丸々と膨らんできました。
これはもう、収穫するしかない!
枝豆は収穫時期を逃すと、どんどん大豆に近づいていきボソボソとした食感になる上甘みも減るので、収穫時期を伸ばせません。
奇跡的に晴れた今日、やるしかない!
じゃがいもの収穫についてはちょっと悩みました。
というのも、じゃがいもは雨上がりで土が水分を沢山含んだ状態の時に収穫してしまうと
じゃがいも自身も多量の水分を含んでいるため、収穫後腐りやすくなってしまうんですね。
でもまぁ・・・いっか!という事でじゃがいもも収穫決定です。
まずは枝豆から行きます。
枝豆は、以前も書いた通り早生と中生をまぜこぜで植えてしまったため、
今回は早生のやつだけ引っこ抜いて行きます。
中生はまだ豆が太ってないからね。
とりあえず豆の様子を一株ずつ見て、丸々してるのだけズボボドバーしていきます。
右のは私の足です。
収穫とは関係ありませんが、
引っこ抜いた枝豆の根っこを見てみると、こんな感じで小さい丸いつぶつぶが着いています。
これは根粒菌と言って、なんかいい感じの菌です。
窒素固定細菌とも言い、簡単に言うと空気の中の窒素を植物の成長に必要な栄養に変えてくれるすごい菌です。
マメ科の植物が痩せた土地でも育つのはこいつのおかげですね。
収穫後の枝豆の葉と茎と根っこは栄養満点(な気がする)ので
捨てずに緑肥として土に返す予定です。
ズボボドバーした枝豆の苗から豆を摘んでいきます。この作業が非常に面倒臭いです。
外暑いし。
しかし枝豆に関しては
収穫→茹で
までを最短時間で行う必要があります。なぜなら枝豆は収穫した瞬間からどんどん味が落ちていきます。毎秒美味しさが減っていきます。
具体的には、収穫後、鞘だけの状態で1日放置してしまうと糖度が半分まで落ちてしまうそうです。
茎に鞘や葉を残したままにしておけば味が落ちるスピードは遅くなるそうですが
それでも味はどんどん落ちていきます。
なので枝豆は収穫後即茹でが鉄則です。
収穫即茹でした枝豆は本当に甘くて美味いです。
ド素人が育てても土を選ばず簡単に育ち、しかも自家栽培でウマさが100%保証されている枝豆
優秀です。
話が逸れました。
とにかく枝豆の鞘を茎からもいでいき、もぎ終わったら即茹でます。
何ならもいでる間にお湯は沸かしておくレベルで準備しておきます。
枝豆茹でる時は鞘の上下を切っておくと
中の豆まで塩味が回ってウマいとかいいますが
そんな事する時間すら惜しいのでそのまま茹でます。
っていうか、自家栽培即湯で枝豆は塩味いらないくらい豆自体が甘くてウマいんですけどね。
茹で上がった枝豆をすぐさま味見します。
ここは別に時間との勝負ではないんですがすぐ食べたかったのですぐ食べました。
激ウマでしたよ。もちろん。
でも私は冷えた枝豆の方が好きなので粗熱を撮った後一旦冷蔵します。
家庭菜園の作物として最強な枝豆なんですが、一点気になる所があります。
それは「豆の中の芋虫」問題です。
家庭菜園て基本無農薬なので、なんの芋虫か分かんないですけど
結構鞘の中に芋虫が巣食ってます。
収穫時に鞘に傷があったり、小さい穴があったりするのを捨てながら収穫してもやはり見逃しが出て
たまに食べようと思ったら芋虫だった。みたいな事があります。
しかしどうでしょう?枝豆のみを食べて育った芋虫のボディーは
枝豆100%で出来ているといっても過言ではありません。つまり、これはもう
「芋虫の形をした枝豆」と言っていいんじゃないでしょうか?
ダメですね。やっぱ気持ち悪い。触るくらいなら何とも無いですが食べるのはちょっと・・・。
よく考えりゃ当たり前です。フランス料理しか食べて生きてこなかった人間は
「人間の形をしたフランス料理」じゃないですもんね。
今回収穫した枝豆の中に、たった一鞘だけ4連の枝豆がありました。
4連の枝豆ってあんま見ませんよね。私は初めて見ました。
次じゃがいもです!
じゃがいもの収穫はとりあえず枯れた地上の茎をズボボドバーと引っこ抜いてみます。
恐らく土が乾いてフワッとしてれば根っこに芋が繋がったままある程度は出てくるんでしょうけど
雨上がりで土がベチャってるのでズボボドバーしても芋がほぼ地中に残りました。
なので芋掘り開始です。
因みに地中にある「種芋」はこの頃には完全に腐っており
鼻水とゼリーとスライムのキメラにドブで味付けしたような
とんでもないクリーチャーになっています。
芋を傷つけてしまうので、掘り出すのは必然的に手で行うんですが
この種芋に手を突っ込んでしまうととても悲しい気分になります。本当に臭いんだこれ。
そんなこんなで全ての芋を掘り出しました。
もしかしたら地中に残ってるかもしれませんが、そしたら来年そこから芋が生えてくる事でしょう。
今年は種芋を8個しか植えていないのにかなりの量が収穫できました。
そして去年と違い土を耕し石も取り除いたのでちゃんと丸い芋になりました。
土がベチャってて掘り出した芋があまりにも汚いので
もう全部洗っちゃいました。
洗った後干せば大丈夫だろ・・・多分・・・。
この芋、品種は何だったか忘れたんですがとにかく薄皮です。
薄皮すぎてすぐ傷つくので洗うのに難儀しました。
そういや去年の芋もめちゃくちゃ薄皮だったけど、自家栽培すると薄皮になるんですかね?
それとも収穫が早すぎた?
まぁいいやっつー事で何はなくとまずは味見します。
茹でたりすると皮が薄くてボロボロになりそうですし、かと言ってふかすのは時間かかるから面倒なので
レンジでチンしました。レンチンでじゃがバターです。
食べた感想としては・・・これは・・・なんだ?
味は普通のジャガイモ味なんですが特筆すべきは食感です。
ネッチョリというかネッチリというか・・・もはや芋ペーストと言っても過言ではないくらいしっとりしています。
そして美味いか不味いかで言えばものすごく美味いです。
美味さの絶対値としては枝豆の方が上なんですが
市販の物とのギャップで言えば断然ジャガイモの方が上です。
「安納芋の焼き芋」とかって糖度が高くて、ネットリとした食感じゃないですか?
あんな食感に近いです。ジャガイモなのに。これは美味い・・・。
という事で!今回は枝豆とじゃがいもを収穫し、きゅうりは見捨てました!
残るはししとう・なす・みょうがの3つなんですが、こいつらはいつになったら収穫できるんでしょうか?
っていうか果たして収穫できるんでしょうか!?
ではまた次回!
オマケ
なす・・・おまえ・・・!!