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こんにちは。
最近めっきり暖かくなってきましたね。
というより暑くなってきましたね。
春、ありました?冬→夏になってません?
それと円安が進んできています。ちょっと前までは1ドル110円程度だったのに
今や1ドル124円程。10%以上も円の価値が落ちました。
これが何を意味するかというと
海外から石を買う時割高になる
って事なんですよねぇ~。
今月は久々にeBayで石を数点買ってしまって、今回紹介するのもそのうちの2つなんですが
計算したら日本円にして総額4,984円でした。私のお小遣いが月に5,000円なのでギリギリセーフ。
と、思っていたらペイパルの手数料で4%取られて5,184円になってしまいました。
円安めぇ・・・。
円高になぁれ☆ミ
今回紹介するのは2点、
シアノトリカイト ギブサイト
です。
それでは早速1点目
シアノトリカイトです。
日本名は青針銅鉱。愛好家(?)の間では「アオハリ」と呼ばれているそうです。
聞いたことないですけど。っていうかシアノトリカイトの愛好家っているんでしょうか?
いるとしたらめちゃくちゃニッチですね。
産地は中国の貴州省、Qinglongです。
(私のコレクションの中では)お馴染みの産地です。
このシアノトリカイト、名前から察するにシアン化物でも含んでるのか?と思いきや
全然そんな事はなく、名前の「シアノ」は「青色」の意味のほうのシアンです。
「シアノ(青)」「トリ(毛髪状)」(カ)「イト(石)」
つまり青い髪の毛状の石という事だそうです。
実際髪の毛というだけあって、トゲトゲというか針状の結晶が見られます。
すごーく小さくて細かいけど。
アップにしてみました。
なんとなくトゲトゲというかモコモコしてるのが伝わるでしょうか?
安い標本なのであんまりモコつきが目立たないんですが
それでもよーく見るとモコモコしてるのがわかります。
なによりこの鮮やかな青!綺麗ですね。
それと母岩部分のドゥルージーな水晶もキラキラして綺麗です。多分水晶ですよねコレ。
余談ですがシアノトリカイトってレア鉱物らしいですよ。
価格は8.59ドル
日本円で1,060円程でした。
安いけど安くない。
2点目です。
ギブサイトです。ブルーギブサイトとして売られている事もあります。
日本語だとギブス石。水酸化アルミニウムから成る鉱物だそうです。
産地はこちらも中国の貴州省、Qinglongです。
Qinglongって採れる石バラエティに富みすぎじゃない?
それとも海外セラーにありがちな「適当産地」なんでしょうか。
写真へたくそなんでわかりにくいですが
水色の丸いぽちぽちが沢山ついているような標本で色も良いですが
形が面白いです。青くて細かいグレープアゲートみたいな。
とりあえずベースに立てました。非常に脆い標本なので
ミネラルタックで固定する時はもちろん、持っただけで手に破片がくっついてくるレベルであんまりベタベタ触りたくない標本です。
写真の通り裏も表も結晶がびっしりなので持つ場所無いし。
プラスに考えれば裏も表もどちらの面も結晶を楽しめるお得な標本って事ですね!
それと横からの写真を撮り忘れたので伝わりにくいんですが
結構薄い標本でして、ご覧の通り裏から照らすと端の方は透けます。怖ぇ・・・。
価格は9.6ドル
日本円で約1,190円でした。
安いけど髙い・・・。
完全に蛇足というかどうでもいい話なんですが
ネットオークションや通販で買い物するときって、お店で実際ものを見て触って買う時より値段に対する味方がシビアになりませんか?
例えばこのギブサイトに関しても、ミネショで1,200円で売ってたら何の迷いもなく買うと思うんですよ。
これが1,200円なら安い!やったぜ!って。
それがことオークションで購入するとなると、1,200円かぁ・・・安くはないよなぁ・・・。
まぁでも・・・いや、うーん・・・。ってなってしまいます。
これって何なんでしょう?やっぱり現物を見ていない分、商品写真から想像しうる、
手元に届いた時に写真と比較して最も残念な標本だった場合を想定して買うからでしょうか?
っていうかこれって私だけですかね?普通の人はネットでの購入だけやたらと価格にシビアになるって事はないんでしょうか?
という事でいかがだったでしょうか?
今回は青系の石2点の紹介でした。私は基本的に安い石しか買わない(買えない)ので
どうしてもコレクション棚が地味になりがちなんですが
青い石は並べた時に華やかでいいですね。という事でまた次回。
オマケ
以前、
この記事で紹介した砂漠の薔薇ことデザートローズが
頭の重さに負けて肉石に寄り添ってました。貴様ら恋人同士か。