前回の記事はこちら。
こんにちは。
前回の記事で浅草橋ミネラル1000円マルシェでの購入品を5点紹介しました。
今回はその続きで後半の5点です。
しかし前回の記事を改めて見直してみると写真酷いですね。よくこんな下手くそな写真とれるなってくらい酷い・・・。
こんな写真じゃ折角買ってきた鉱物の美しさが10%くらいしか伝わらないですね。
ということでまず一点目
デンドリティックイエローオパールです。
デンドライトが入ってるイエローオパールなんですが、中のデンドライト部分はあんまり綺麗じゃないですね。
っていうか綺麗な樹枝結晶になってたら1,000円じゃとても買えない事でしょう。
デンドライトについて詳しく知りたい人は
こちらの記事の忍石の項目をどうぞ。
オパールに関しては・・・過去沢山書いたので適当に見るかぐぐって下さい。
いくつかあった標本のうち、一番透明度の高いやつを買ってきました。
もしかしたら透明度を妥協したら中のデンドライトがもうちょい綺麗な結晶になってるのも
あったかもしれません。
それと、ラベルでは「でんドリックイエローオパール」となっていますが
「デンドリティック」じゃないんですかね?どっちも正解なんでしょうか?
個人的には「ティック」のが好きなのでティックで行きたいと思います。
次!二点目です!
ダンビュライトです。
ダンビュライトは結構長い間ずーっと「タンビュライト」だと思いこんでいた
個人的にはいわくのある(?)石です。
ダンビュライトについては上記の記事でも一度紹介していますが
今回紹介する標本のほうが断然グレード高いです。透明度とか。
ダンビュライト光の分散度が高いので写真じゃ伝わりにくいですがとてもキラキラして綺麗です。
嘘です。別に肉眼でみてもわかんないです。カットされてませんしね。
以前の記事でも書きましたが、分散度の高さからその昔ダイヤモンドのイミテーションとして
ダンビュライトが仕様される事があったそうですが、
それもなんだか失礼な話ですよね。ダンビュライトだって立派な宝石ですよ。それをイミテーションだなんて。
もしダンビュライトが女子だったとして、
「お前今日からダイヤモンドの代わりとして使うから」なんて言われたら病みますよ。
ダンビュライトちゃんだってモース硬度7あるし、ダンビュライトとしての良さもあるんだから
それそのものとしての良さを評価してあげるべきです。
ちょっと男子あやまんなさいよー。
どうでもいい話しました。
続いて三点目です!
アパタイトです。
フッ素燐灰石です。
そういえばアパタイトは初めて紹介しますね。
ルースとしては
これらの記事で紹介しています。
今回買ってきた標本は黄緑色ですが、上で紹介してるルースは青だったり黄色だったりですね。
アパタイトは結構カラーバリエーションが豊富な石のようです。
本来燐灰石は無色透明な鉱物らしいですが
組成中のリンやカルシウムが別の元素と置換する事によっていろんな色になるそうです。
黄緑は多分フッ素と置換したやつです。
ところでアパタイトって、今回私が購入した標本もそうなんですが
赤茶色の血みたいなインクルージョンが入ってるヤツ多くないですか?
このインクルの正体は何なんでしょう?
個人的にはこのインクル綺麗なんで好きです。
緑と赤みたいなハイコントラストの配色の石って綺麗じゃないですか?
黄色と黒とか。
次四点目です!
アクアマリンです。
綺麗な柱状結晶ですね。
アクアマリンは
この記事でも紹介してます。奇しくも上のダンビュライトの過去記事と同じ記事ですね。
しかし過去紹介したヤツは途中で短くへし折れたような結晶で、六角柱な結晶構造がほぼわからないものでした。
だからいつかは綺麗な結晶欲しいと思ってたんですが、今回いい感じの結晶があったので渡りに船と買っちゃいました。
根本のほうがちょっとえぐれてるんですが、母岩と干渉してた部分ですかね?
上から見ると綺麗な六角形です。
我こそがベリルである扣えおろうと言わんばかりの堂々とした佇まいです。
反面、透明度はイマイチです。
まぁ1,000円ですからね。ワンノグチでそこまで求められるほど鉱物界隈は甘くないです。
というかこのアクアマリン、今回は「どれでも1,000円」の千円マルシェで買ったのでワンノグだったんですけど
本来の価格である値札が貼りっぱなしになっていて、それには3,800円と書いてありました。
この値段が高いとか安いとかではなく、もしこれが3,800円で売ってたとしても私は買わないだろうなぁと思います。
もちろん価値観なんて人それぞれですから当然この値段で買う人もいるでしょうし、
買う人がいるからこの値段なんでしょう。
しかし、やはり個人的にこの標本に4,000円近く出すのは・・・うーんて感じです。
なので今回1,000円まで値下げしたのは英断だと思います。上から目線で偉そうなこと言って恐縮ですが。
1,000円なら間違いなく「買い」です。
事実、幾つか並んでた同じようなアクアマリンの標本はどんどん売れてってましたしね。
最後、5点目です!
ファーデンクォーツです。
上のアクアマリン買ったお店と同じ所で買いました。
ラベルに店名出ちゃってますね。さっきは偉そうな事いって誠にごめんなさい・・・。
話を戻します。
水晶自体はいろんなの幾つかもってますが、ファーデンクォーツは持ってなかったので購入しました。
正面からの写真だとわかりにくいですが、
ファーデンな部分は透明で結構綺麗です。
ファーデンクォーツっていうのは、なんか平べったい結晶が平らにつながってる水晶の事だそうです。
写真だとわかりにくいですが、ファーデンな部分の根本あたりに横に白い筋が入っているのが見えると思います。
なんかここを起点にして?平べったい結晶が連なって成長するらしいです。
すみませんよくわかりません。とにかくそんな感じみたいです。
以上!いかがだったでしょうか!?
実は今年、池袋で開催される日本最大規模の鉱物即売会である
東京ミネラルショーに初めて行くことにしました!チケットも買いました!
今年はコロナで時間での入れ替え制、入場者数も規制するとの事で
人混みが大嫌いな私にとって好条件となりましたが
一方でコロナによって全世界がプチ鎖国状態な為、新着鉱物の入荷もなく
海外からの出店もほぼ無い状態となるでしょう。
一長一短な今年のミネラルショー!果たしてどうなるんでしょうか?
ではまた次回!
次回記事!池袋ショーについてかきました!