前回の記事はこちら。
こんにちは。
今回も池袋ショーで購入してきた石を紹介していきたいと思いますが、
ここ数日、このブログのアクセス数がちょっとだけいつもより多くなっています。
ミネショの事書いたからでしょうか?
だとしたら嬉しいですね。アイツ今年も池袋行ったんかな?って思って見に来てくれる人が一人でもいれば記事にした甲斐があるってもんです。
所で「収集系」の趣味って大概の場合において男性の比率が非常に高いですよね。
何かを集める事自体に喜びを感じるというのは男性に現れる特有の性差だと思うんですよ。
もちろん女性にも収集する事自体が好きって人はいるんでしょうが。
しかし、こと鉱物収集に関しては私の体感的に男女の人口比はほぼ同じか、むしろ女性の方が多いように思います。
ただ、鉱物収集をする動機が男女で違うというか、非常に微妙で難しい表現なんですが
男性は鉱物を収集する事自体を目的としているのに対し、
女性は綺麗な鉱物をアレコレ買っていたら結果として集まってしまった。
という感じがするんですよね。私の勝手な推測なんですけど。
でも実際、ツイッターなんかで鉱物コレクションの写真をアップしている人を見ると
男性のコレクターはショーケースにキッチリ整然と並べているのに対して
女性のコレクターは可愛い小物やフェイクグリーンやミニチュアのフィギュア等を上手に配置したりして世界観を作っている人が多いです。
だから何だって話なんですが、とにかくミネラル界隈は収集系の趣味の割には女性が多いよなって話でした。
本題です。本日紹介刷る石は フローライト 国産アメジスト エチオピアオパール
の3点です。過去に紹介してきた種類の石ばっかりなんですが、もう流石に新しい鉱物紹介する事もできなくなってきましたよ。
だって持ってない鉱物は高くて買えないか、そもそも手に入らないかばっかりですから・・・。
一点目です!!
フローライトです。
産地はイギリス。ロジャリー鉱山産ですね。
一時期はイギリスのフローライトと言えばロジャリーというくらいに有名でしたが
すでに閉山済のようですね。
ただ、今でも掘ってるダイアナマリア鉱山がロジャリーと同じ鉱脈だそうなので
同じようなフローライトはまだ買えます。
何故閉山済なのに今回購入できたかというと、たまたまオールドストック品を売っていたからです。
フローライトは鉱山とかポケットとかコンプしたがる人も結構居ますが
私はそこまでではないです。でも閉山済って聞いちゃうと「買っとかなきゃ」って気分になりますよね。ならない?
標本自体は非常に小粒な結晶なものの透明感は素晴らしく、結晶の表面に謎の条線が出ていて綺麗です。
そしてイギリス産フローライトお約束のド蛍光。
これも有名ですね。
価格は1,500円でした。
購入は「小さな星雲」さんから。
小さな星雲さんからは今回の池袋ショーの招待チケットを頂いた事もあり、いっぱい買うぞー!と勇んで行ったんですが
なにぶん参加が3日目の日曜という事もあり、狙ってたドイツ産のフローライト等が尽く売り切れていてあまり買い物できませんでした。
そして店主の方に話しかけることすらできませんでした。だって知らない人とコミュニケーションとるの怖いですし。ホントすみません。
次がいつになるか分かりませんが、次こそは絶対もっと金落としますんで!
ありがとうございました。
次、二点目です。
国産のアメジストです。
ノジュールから産出するアメジストで、通称「かぐや姫」と呼ばれています。
ノジュールを割った際に出てくる見た目が、まるで竹の中から出てきたかぐや姫を連想させるからだそう。
産地は福島県の只見町。2017年の春頃に発見された比較的新しい石みたいです。
今回購入したものはかなりグレード低めのものなので、紫色も非常に淡いし結晶もそれほど付いていませんが
佇まいがなかなかどうして趣きがあるんじゃないかと思います。
母岩の窪みの小さい結晶を敷き詰めた上に乗った一粒のアメジスト。悪くないです。
価格は500円でした。
購入は「タケダ鉱物標本」さんから。ホントタケダさん所にはお世話になりっぱなしですね。ありがとうございました。
最後三点目です。
エチオピアオパールです。オパール綺麗に撮影するのってホントむずかしいです。
これが今回の池袋ミネショで購入した一番の大物。サイズ的にも値段的にも。
産地は当然エチオピアです。詳しい産地は聞きませんでしたが多分ウェロとかでしょう。
ほぼラフですが、両側面だけ少し磨かれており内部が透けてみえるようになっています。
遊色は「皮」の部分というか、フチの部分に結構でてますが中心の琥珀色部分はほぼ出ません。
遊色の出る部分も綺麗ですが、中心部分の琥珀色した部分も透明感が非常に高くて綺麗です。
クラックというか、ヒビ模様がバキバキに入っていますがある程度のサイズがあるエチオピアオパールでは仕方のない事です。
というのも、エチオピアオパールは他の産地のオパールと比べて非常に多孔質で水分を多く含んでいるからです。
乾燥する際にバキバキになってしまうんでしょうね。
当然水分は厳禁です。汗や湿度の高い場所もやめましょう。
エチオピアオパールって気を抜くとすぐ変色したり遊色消えたり白化したりするので
「変色しちゃってもいーや」って人以外コレクションするにはあんまり向かないです。
私は変色したら嫌なので密閉しました。それでも変色するんだろうなぁ・・・。
という訳で変色する前の美しい姿を動画に残しておきます。
今はこんなに美しい琥珀色で透明度も抜群ですが、変色しちゃったらどうなるんでしょうね。
そのへん調べてもよくわかりませんでした。
できる事ならこの状態が「水分が抜けきって変色しきった状態」である事を願いたいです。
このオパール、値段は18,000円でした。高価!!
購入は「gems planet」さんから。スピネル買ったお店と同じ所ですね。
かなり無理した買い物でしたが、このサイズ感でこの値段は安いと思い購入。
わかりにくいかもしれませんがめちゃくちゃ存在感のあるサイズなんですよ。
以前に埼玉ミネラルマルシェで購入したエチオピアオパールが左です。サイズ感伝わるでしょうか?
因みに左のオパールは11,000円でした。
このサイズ比で18,000円なら安い気がしてきませんか?逆に左のが高すぎたのかもしれませんが。
実はこのオパール、一回買うのを諦めたんですがどーしても忘れられず、またgems planetさんのブースに舞い戻って結局買ってしまいました。
スピネルとオパール、別々に2回も会計させてすみませんでした。ありがとうございました。
という事で、いかがだったでしょうか?
今年一年は人生でこれまでに無いくらい沢山の石を買ってしまった年でした。
来年以降はミネショの引力に抗い、少しおとなしくしたいと思います。
ではまた次回。
次回記事書きました