前回の記事はこちら
こんにちは。
まずはじめに、前回の記事が長くなりすぎたので書かなかったんですが
今回の千円マルシェ、個人的な感想としては
「まぁこんなもんだろう」程度でした。コロナのせいで外国からの出店や新着鉱物の供給が滞っているのも有ると思いますが
「これが1000円はお得すぎる!」というような標本はあまり無かったような印象です。
「まぁ、1000円なら買いかな」ってものはいっぱいありましたが。
いきなり余談で始まってしまいましたが、前回記事で宣言した通り
今回は千マルで購入した石を詳しく紹介していきたいと思います!
今回紹介する石は
アポフィライト フローライト カルサイト カクタスアメジスト ゴビアゲート
の、5点です!
目新しい石が一つもないですね!全部過去に紹介した事のあるような石ばっかりです!
折角なのでその時の記事も振り返りながら紹介していきます。
まず1つ目はアポフィライトです。
アポフィライトについては
この記事でグリーンアポフィライトを、
この記事で無職のアポフィライトを、
この記事達でピンクのやつを過去紹介しています。
過去の記事はテンションがキもくて改めて読み返すと恥ずかしくなるのであえて読み返しませんが。
それと過去の鉱物記事ではかなり適当な事も書いてて間違いもかなりあるので、ここでこっそりお詫び申し上げます・・・。
今回購入してきたアポフィライトは結構透明度が高く、綺麗に結晶している標本です。
それにしても、何故既に幾つか持っているアポフィライトをまた買ってしまったかという所なんですが、
この標本は透明度が結構高くて、和名でいう所の「魚眼石」たる魚の眼球のような表面のテカりが顕著に出てたからです。
なんかギラっとした光り方するんですよね。
それともう一つ、これを購入した最大の理由が
これです。この結晶のしかた!
いくら表面のテカりが違うとはいえ、あんまり鉱物に詳しくない人にとっては
無職のアポフィライトって水晶と区別つきにくいと思うんですよ。
でもこれを見れば一目瞭然です!
水晶は六方晶系なので、結晶を真上から見ると六角形になってますが
アポフィライトは正方晶系なので真上から見ると四角形に見えるんです!上の写真のように!
え・・・だから何なの?なんで興奮してるのキモチワル・・・って思われるかもしれませんが
私はこの結晶の仕方の違いについてどうしても誰かにドヤりたくて買ってしまいました。
そして今ドヤ顔でここに書いているというワケです。
次!2つ目はこちらです。
フローライトです。
フローライトも
これらの記事でさんざん紹介してきたんですが、また買いました。
でもフローライトに限って言えば幾つ持っててもいいですよね。フローライトだけをコレクションしている人もいますし。
色も形もバリエーション豊富で見栄えするし、しかも比較的安いから集めやすいし。
話が逸れましたが
今回購入してきたフローライトも安定の中国産です。
色はほぼ無色透明に近い水色で透明度が高く、結晶の中心付近に紫色のモヤが入ったような単結晶が母岩の上に一つだけくっついています。
実はよく見ると小さいハナクソみたいな結晶がメインの他にも幾つかくっついているんですけどね。
小ぶりな標本ですがこれが1000円なら買いですね。よく売れずに残っててくれました。
それと注目したいのが結晶の形!
先程同様結晶構造にからめて説明すると、フローライトは立方晶系?等軸晶系?なので
結晶はサイコロみたいに四角くなる事が多いんですが
この標本の結晶は写真でも分かる通り角を面取りしたような四角形なんですよ。
(面取りって何?って方は調べてみて下さい)
なんかあんまり見ない形だなーと思って買っちゃいました。
コレクションのフローライト比率がどんどん上がっていきます。
次!3つ目はこれ!
カルサイトです。
ちょっと形は悪いですがいわゆる犬歯状の結晶のカルサイトです。
カルサイトは
このあたりの記事で紹介しています。
安い石なんでいっぱい持ってました。
で、またなんで凝りずに買ってきたかというと
このジオラマ感のせいです。
正直言って母岩から突き出たカルサイト本体はどうでもいいんです。
この母岩!!
鉱物名はなんだか不明ですけど、グレープアゲートのようにつぶつぶと丸が沢山くっついたような暗く青い母岩に
うっすらと白い膜(多分この白い膜はカルサイトなんじゃないかと思いますが)
がかかって、まるで冬の山とふもとの森が雪景色に染まったかのようなこの情景!
控えめに言っても最アンド高なのでは・・・?
という事で買ってしまいました。
透明度が高くて、宝石質で、単純に美しい標本もそれはそれで綺麗なんですが
個人的にはこういう何か情景を連想させるような標本の方が好きです。
次!4つ目です!
カクタスアメジストです。
ラベルはアメジストなんですけど別に紫じゃないし
なんなら無色透明なんですよね。
カクタスアメジストについては
これらの記事で紹介しています。
もう今さら何を紹介する事も無いんですが1000円だし買ってしまいました。
母岩の色か?なんだかわりませんが
結晶は透明度高くてツヤツヤの無色透明ですが全体的にうっすら青いです。
千マルに行く数日前に「ジュエル・キャタピラー」の画像を見たんですが、
この標本見たときなんとなくジュエル・キャタピラーっぽいなと思いました。
だからどうしたって話ですが。
次最後の5つ目!
ゴビアゲートです。
「ゴビアゲート」自体は初めて紹介しますが、アゲートとしては
これらの記事でいろんなアゲート紹介しています。
ゴビアゲートはその名の通りゴビ砂漠で採れるアゲートなんですが、
個人的には小指~親指の爪くらいの直径の大きさの粒なイメージです。
しかし今回私が購入してきたこちらの標本、
やたらデカいです。新生児の握りこぶしくらいあります。
こんなでっかいゴビアゲートもあるんですね~。
他にも同じくらいの大きさの標本が沢山売ってたんですが
形の面白さでコレにしました。あとさわり心地がなんかよかったので。
という事でいかがだったでしょうか?
どれもこれも1000円の標本を5点紹介しました!
高いと思いますか?それとも安いと思いますか?
たかが石ころ一つに1000円とかバカじゃないのと思った人は正常です。
これ一個1000円は安いと思ってしまった人は手遅れです。
次回記事では残りの5点を紹介したいと思います。ではまた!
次回記事かきました!