前回の記事はこちら
どうもこんにちは。
浅草橋ミネラルマルシェまで残り丁度1ヶ月となり、浅草橋のポスターもホームページに掲載されましたね。
今年は何か運営側のイベントあるんでしょうか?
ちなみに一昨年は先着100名様にランダムで石の配布
去年は5,000円毎に鉱物くじを1回引けるやつでした。
できれば先着100名様に~ってやつをやって欲しいんです。
しかし、他の開催地のマルシェは知りませんが浅草橋はなんか年を追うごとにそういうイベントがショボくなってきてる気がします。
まだ歴史の浅いイベントなんで最初はがんばってたけど集客が安定しだして足元見てるんでしょうか?
全国各地で他にも沢山鉱物イベントはあるので来年はミネラルマルシェはやめにして
また新宿ショーとか、もしかしたら初の池袋ショーとかに行くかもしれないです。
別に出店の質が落ちてるわけじゃないのでお得感がなくなったなぁってだけの話ですけどね!
そもそも新宿ショーは入場料かかるし!
という事で今日の石は レインボーガーネット アクアマリン ダンビュライトです!
まずはレインボーガーネットから!
国産鉱物です。ラベルの通り奈良県の天川村で採取された標本だそうで。
よく出回ってる天川村のレインボーガーネットは単結晶のコロっとした粒が多いですが
私のやつは母岩に沢山生えてる感じのやつです。
ヤフオクでたまたま見つけて、しかも誰も入札してないので試しに入札したらなんと開始価格の1,000円で落札できてしまった超ラッキー品でした。
ガーネットというと宝石を連想する人が大半だと思いますが
ガーネット=柘榴石です。柘榴石の宝石質のものがガーネットって呼ばれがちです。
柘榴石自体は結構どこにでもある、ありふれた鉱物なんですが
ではなぜこの天川村のものが有名かというと、虹色に光を反射するからです。
非常にわかりにくいですが幾つかの結晶表面が変な光の反射をしてるのがわかるでしょうか?肉眼だともっとわかりやすいんですが
角度によって虹色に光を反射します。
柘榴石=ガーネット自体はありふれた鉱物ですが、レインボーガーネットとなると話は別で非常に限られた地域でした産出しない鉱物なんですね。
で!産出量&クオリティでかなり上位に来るのが天川村というわけです。
昔はゴロゴロ転がってて探す必要もないくらい落ちてたらしいですが現在では採取され尽くしてまともな結晶は残ってないようです。
というかもう採取は禁止されてるので採取したらダメです。
この鉱物、正確に言うと灰鉄柘榴石(アンドラダイト)と言います。「はいてつざくろいし」じゃなくて「かいてつざくろいし」って読みますよ。
柘榴石自体けっこう種類が豊富で、◯◯柘榴石という感じで沢山親戚が居ます。
以前パイロープガーネットを紹介しましたが
アレもガーネットなので柘榴石です。
ちなみにその時の記事はこちら。
パイロープガーネットは日本語で言うと苦礬柘榴石(くばんざくろいし)ですね。
機会があればグロッシュラーやスペルサティンも標本として手に入れたい所です。
次2点目、アクアマリンです!
結構透明度の高い標本で気に入ってます。
アクアマリンといえば柱状結晶、柱状結晶といえばアクアマリンと言うくらいその結晶の形が有名ですが
この標本はいまいち柱感ないです。
というのも、上の写真の結晶、一応柱状なんですが太くて短いんです。
なので、短くて太い柱を横倒しにした形で固定してます。
アクアマリンというのも宝石の名前で、厳密にはベリルの一種です。
ただまぁアクアマリンという名前は有名すぎて殆どベリルでーすなんて紹介に意味は無いですね。色の名前にまでなっちゃってるし。
ちなみに名前の由来は説明しなくてもバレバレですが海水からです。
何か黄色っぽい写真とそうでない写真があるのはライトの当たり方の違いです。
ところでアクアマリンは3月の誕生石としても有名ですね。
なんで急にアクアマリンだけ誕生石の話題を・・・?って感じですが
何故かと言うと無計画に記事を書いてるからです。
ガーネットは1月の誕生石なのにその事に全く触れてないのは書いてる最中思い出さなかったからです。
ちなみに私は誕生月が6月なんですが、6月の誕生石は真珠かよ・・・って小さい頃がっかりした覚えがあります。
話がだいぶ逸れてきたので3点目行きます!
ラベルには間違ってタンビュライトって書いてますが
正確にはダンビュライトですね。
でもこれ調べると和名を「タンブリ石」って書いてあるサイトと「ダンブリ石」って書いてあるサイトあるんですよ。
私は「タンブリ」で覚えていたんで間違ってタンビュライトって書いちゃったんです。
実際正しいのはどっちなんですかね?
私としてはダンビュライトの綴りがDanbuliteなのでダンブリが正しいと思うんですけど、どうでしょう?
見た目としては無色透明な石なんで特筆すべき事もないです。
「ダンビュライト」で検索しても競争馬の名前が上位に出てくるばっかりの知名度低めな石です。
結晶の頭の部分が特徴的な形になるらしいんですが、よくわかんないですね。
上の写真のようにナナメにシャッ!ってなってるのがそうなんでしょうか?
それと屈折率?分散率?が高いので透明なものはダイヤモンドの代わりとして加工されたりもしたらしいです。
代わりって言うか偽物ですね。
以上、いかがだったでしょうか!!?!?!????!???!?!?!!!!!????
今回紹介したうちの天川村のレインボーガーネットは今後どんどん入手が困難になっていくと思われます。
手に入れたい方は早めに入手したほうがいいですよ!
ではまた次回!
次回記事、かきました!