前回分はこちら!
こんにちは!
今回は宝石のようで宝石じゃない、少しだけ宝石な標本を紹介します!
パイロープガーネット クロムトルマリン サンストーンの3点です!
さっそくどうぞ!
パイロープガーネットです。
かの有名なハプスブルグ家ゆかりの宝石ですね。
パイロープガーネットは真紅だとか薔薇のようだとか、とにかく真っ赤である事を全面に押し出した形容がなされます。
「パイロープ」も多分「火」とか「燃える」っていう意味でしょう。パイロキネシスとかと同じで。
私の標本はハプスブルグ家となんのゆかりもない南アフリカ産な上に、色も濃すぎて透明度が低く薄暗いです。ジェムクオリティのものはもっと明るく透明な赤です。
でも裏からライトを当てると本来の綺麗な赤色を見ることが出来ます。
ほらこの通り!真っ赤で美しいです。
私としてはこの写真すごく良いと思うんですがどうでしょう?背景のモバイルバッテリー君さえ見なければすごくファンタジックな一枚じゃないですか?
リアル賢者の石っぽいですよね。ところで賢者の石って何で赤なんでしょうね。
やっぱり血液のイメージからでしょうか?
話が脱線しかけてるので次行きます!
一応ラベルには購入時の時の表記でクロムトルマリンと書いてありますが
クロムと書かなくても一見して分かるほど露骨な緑色してます。
ライトアップするとより鮮やかな緑色が見られます。
余談ですが貴石・半貴石はだいたいクロムが混じる事で緑色になります。
ダイオプサイト然り、エメラルド然り。
覚えておくとなにかの拍子にドヤれますよ!
最後はこちら!
サンストーンです。サンストーン最大の特徴は光にかざすと中の細かいラメみたいなやつがキラキラ輝いて綺麗な所なんですが
光を反射してないと地味なオレンジの石ですね・・・。
中のツブツブが見えますでしょうか?これが光を反射するとラメのように輝きます。
ツブツブは写真に写るんですが、どーやっても光を反射してキラキラしてる写真が撮れませんでした・・・。
腕が3本あったら撮れたと思うんですが。
所でサンストーンという名前を聞くと、なんとなくムーンストーンと対になっているのかな?という感じがしますがその通りで
どちらも長石の一種です。
和名にするとそれぞれ日長石と月長石です。そのまんまですね。
また関係ない話に逸れていきますが、長石の仲間は光の反射の仕方が特殊な物がおおくないですか?
以前紹介したラブラドライトも長石ですが、あれもかなり特殊な反射しますし。
あ、ちなみにラブラドの紹介記事はこちらです。
一番有名な長石の仲間のムーンストーンをまだ紹介していませんが、そのうち紹介したいと思います。
確か持ってたハズです。今現在「ムーンストーン欲しいなぁ~!」って気持ちがあんまり湧いてないので多分もう持ってるハズ・・・。
以上、いかがだったでしょうか!!
今回は3点中2点が半貴石でした!
ガーネットもトルマリンも貴石だろ!って意見もあるでしょうがそのあたりの定義の話になるとまた長くなるので割愛します!
覚えてたらルースを紹介するときにでもちょっと触れます!
ではまた次回!