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趣味の鉱物収集ルース編 サファイア スペサルタイトガーネット シトリン 

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こんにちわ!

前回までで鉱物標本は全部紹介し終わりました。

今回からはルースを紹介していきたいと思います!

こんなブログを見てくれているくらいなので、ルースって何?

って人は居ないかとおもいますが一応サラッと説明しておきます。

ルースというのは「裸石」の事です。

裸石というのはアクセサリーに加工される前のカットと研磨が施された貴石や半貴石の事です。

カットと言っても、いわゆるブリリアント・カボション・スクエア・オーバルとかそういう

宝石っぽいカットの事で、ただ適当に四角や丸にカットされたものはルースとは言いません。

っていうかそんな雑にカットされて流通する石なんか無いと思いますけど・・・。

 

何か色々言いましたが結局簡単に言うと「宝石」の事です。ちょっと違うけど大体そういう感じです。

ちょっと話はズレますが、ルースのいいところって

まず一番が美しさが原石の比じゃないという所です。何をもって美しいとするのかに拠りますが、

透明感・色・輝きなどは当然ですが原石とは比べ物になりません。

何故かと言うと、まぁ当然っちゃ当然なんですがルースに加工される石はそれなりのクオリティ以上のものである事に加え、

その石の美しさをなるべく引き立たせるようにカット・研磨がされているからです。

それと二番目に、扱いや保管が非常に楽という事です。

ルースは大体の場合ルースケースに入った状態で展示・販売さてれいます。

たまにセコい店でルースを買うとルースケースから出して裸石だけで渡されますが、

購入するとほぼルースケースに入った状態で渡されます。

保管はそのまま引き出しにでも入れておけばOKです。せいぜい直射日光に気をつけるくらいです。

そのまま何年でも、何十年でも、何百年でも保管できます。

取り扱いについても別段注意する事は無く、素手で触っても大丈夫です。

そもそもアクセサリーに加工される為の物なので、素手で触ったらマズイようなルースはありません。(多分)

一応、保管時の美しさを保つために素手で触ったら軟らかい布か何かで油脂を拭き取っておいた方がいいかもしれませんね。

と、いうことで!記念すべきルース紹介の第一回目は

サファイア スペサルタイトガーネット シトリン

の三点を紹介していきたいと思います!

いきなりサファイアとかガーネットとかビッグネームを出してしまって果たして後が続くんでしょうか?

心配です!

ではまず一点目のサファイアから

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青玉

ルビーと並ぶコランダムの代表格、サファイアです。

ダイヤモンドに続くモース硬度9の宝石として有名ですね。

有名なだけあって高いんですよ。サファイアって。

なので私が買えるのはせいぜいこの写真のような色ムラとクラックのある小さなルースくらいです。

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ちっちぇ

カットはスクエアカットですね。裏面も別段特別なカットはされていない極々普通のスクエアです。

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サイズ感

指と比べるといかに小さいか分かります。多分長辺が5ミリ程度ですね。

アップで見ると色ムラが分かりやすいんですが、この色ムラ具合も気に入ってます。

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ルーペ

グレードは低いですが、正真正銘の貴石です。宝石です。宝の石とはよく言ったもんです。

 

次はスペサルタイトガーネットです。

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柘榴石

赤い石でルビーと同じくらい知名度の高いガーネットです。

私の持つこのガーネットは非常に深い赤色で、スペサルタイトガーネットという種類の石です。

スペルサティンとも呼ばれますね。

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側面

カットはオーバルでしょうか?楕円のカットになってます。

スペサルタイトガーネットというのは茶色~橙色の強いガーネットの事で、色に結構幅があるんですが

私のヤツはどちらかと言うと茶色寄りでしょうか?

茶色というより暗い赤といった感じです。

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裏面

光が強めに当たると茶色味が出てきますね。若干薄暗い光源のほうが深い赤っぽく見えて綺麗です。

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ルーペ

ルースケースの上で撮るとどうしても敷物の綿の毛が写って何か嫌なんですよねぇ。

先程サファイアの所で「貴石」って言葉を使いましたが、貴石の定義って結構曖昧です。

狭義ではダイヤモンド・サファイヤ・ルビー・エメラルドのみを指す言葉なんですが、

ソレ以外の定義だと「高い宝石」全般を指す言葉なのでガーネットも含まれます。

なので、一応このガーネットも貴石といえば貴石です。

ところで、スペサルタイトガーネットって覚えにくくないですか?

スペルサ・・・スペタル・・・スペルタ・・スペサタ・・・何だっけ?

みたいな。私はちょいちょい忘れます。どうでもいいですね。

 

最後はシトリンです。

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うさんくさい「インペリアル」の文字

シトリンなんですが、購入時にインペリアルシトリンとラベリングされていました。

が!インペリアルシトリンなんて石はありません。これを購入したのははじめて参加した新宿ショーだったんでよくわからないまま購入してしまいました。

我ながら胡散臭い店で買ってしまったもんです。

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ルーペ

このシトリンという石なんですが、アメジストが地熱で変性し紫から黄色~茶色になったものです。

しかし、現実として天然のシトリンというのはほぼ存在しません。非常にレアです。

流通しているシトリンはその大半がアメジストを熱処理した物です。

元がアメジストなので、クラックやインクルージョンの無い透明で大粒のものは珍しいです。

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結構でかい

このシトリンを見てみると、クラックもインクルも一切無い綺麗なルースで

そこそこのサイズです。

なので、アメジストを熱処理したものだとしてもそこそこ珍しいものだと言えます。

勿論、イミテーションでは無いというのが前提ですが。

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スクエアカットですが、裏に特徴的なカットが施されており面白い形です。たかがシトリンですし、色も茶色で地味なんですがカットも相まってなかなか綺麗なんですよね。

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デカイ!

このルース、元値がバカ高かったんですよ。少しボカしますが4万円弱くらい。

恐らくなかなか売れなかった為だと思われるんですが、購入時はそれなりの値引きがされていました。

それでも結構高かったんで、加熱処理がしてあったとしても石自体は天然の物だと思いたいです。

合成石でなければ、クラックもインクルも無いこれだけのサイズのシトリンはそれなりに価値のある物だと思います。というか、そう思いたいです・・・。

 

以上、いかがだったでしょうか!?

鉱物には興味無いけど、宝石はちょっと興味あるとか

綺麗なもの、キラキラした光り物が好きって人には刺さる記事になったんじゃないかと思います!

ミネラルショーは標本だけじゃなくルースもいっぱいありますので

興味ある人は是非行ってみて下さい!

 

次の記事できました!

 

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