その4はこちら
今回はアメジストです。あっ、アメジストも水晶の括りなんだ・・・って感じですが、
和名は「紫水晶」ですしね。色のついた水晶の中でアメジストだけ特別有名で市民権を得てる感ありますが私は甘やかして特別扱いしませんよ。
キミもただの色付き水晶ですからね。
アメジのクラスターは3つあるんで大きい順に紹介します。
1つ目
この標本、無料でした。
浅草橋のミネラルマルシェで手に入れたんですが、ちょっと前まで浅草橋ミネラルマルシェでは先着100名にプレゼントを配ってました。上の標本を手に入れたのは2018年のマルシェですが、
このときは整理券の番号によってランダムで何か標本やルースがもらえるという形でした。
プレゼント欲しさにこれっぽっちも乗り気でない妻まで動員し寒空の下2時間くらい並びました。そういう曰く付きの石です。
1枚目の写真は色薄く見えますが、フラッシュ焚いたせいです。
こっちの2枚目が本来の色に近いです。
結晶の一つ一つが割と大きめで、テカテカです。インクルージョンは特にありません。
大サイズだし重いしゴツゴツしているので、これで人体の硬めの部分(例えば膝とか頭とか)を殴ったら血がいっぱい出そうです。
次2つ目!
こっちのは最初のヤツより結晶が小さく、一つ一つが小指の爪より小さいくらいです。なんか茶色いゴミみたいなインクルージョンが混じってますが正体は不明です。
結晶の高さが一定で細かいのでトライポフォビアの人は若干嫌がりそうな見た目です。なんていうかドリアンの皮みたいな感じ?
所で1つ目も2つ目も産地は分かりませんが、色の感じから見て恐らくブラジルなんじゃないかなぁと思ってます。もしかしたらでっかい方はウルグアイとかかもしれません。色薄い所もあるし。
一般的にアメジストはブラジル・ウルグアイ次いでザンビア当たりが有名ですが、それぞれ
ブラジル・・・色薄めだったり黒っぽかったり
ウルグアイ・・・色ムラ
みたいな特徴があるらしいですが、ぶっちゃけ特徴から産地が特定できるかって言うとほぼ不可能だと思います。
現実にはブラジル産で色の濃いアメジもあるし、ウルグアイ産で色ムラの無いものもあります。
なので拘りのある人は買う時必ず産地は聞いたほうがいいです。
後からじゃ絶対わかんなくなります。
話が逸れましたが3つ目です
これはウルグアイ産です。産地分かってます。
でもこれ見て「あぁこれはウルグアイだな」って分かる人いますかね?多分いないんじゃないかなぁと思います。
ところでこのアメジが3つのうち最後に手に入れた物なんですが、つまりコレを購入した時にはすでにアメジのクラスターを2個所持していたという事です。
・・・なんで3つ目を買おうと思ったんですかね?何か特徴的な、他の2つと明確な差異があれば分かるんですけど特になんの変哲もないクラスターなんです。
当時の自分の精神状態がわかりません。すっごい安かったのかな?覚えてねぇや・・・。
アメジストって結構どこでも売ってるし安いくせにいい石ですよ。
鉱物好きな人じゃなくても窓際に一つ、インテリアとして置いておくだけでも陽の光でかなり綺麗です。
ルースなんかに加工されてるものはもうほぼ宝石です。モース硬度も7あるのでアクセサリとしての運用にも耐えます。
結局何が言いたいかよく分からない感じになりましたが、鉱物収集は一生続けられる趣味なので皆もやろうよ!って事で一つ。
その5も、ありまぁす!