前回のおでかけはこちら。
こんにちわ。
ここ最近寒い日が続いていましたが
2月最初の土日は青天で気温もかなり上がりましたね。
こんな天気のいい日に緊急事態宣言&自粛なんてもったいないので外出する事にしました。
そうは言っても室内とか混み合う所は嫌なんで、外で人気のない所をと探した結果、
なんでも、東京ドーム11個分の敷地で自然を生かした木立のなんとかかんとか。
だそうです。
敷地内にはキャンプ場やらバーベキュー場やら釣り堀やら動物園があるとの事。
まぁとにかく行ってみましょう。
着きました。
駐車場は至る所にあるみたいですが、はじめてなので入れる所に即INしたら一番端っこの駐車場でした。
日曜の10時頃に到着しましたが駐車場はガラガラです。
我々が駐車した隣のスペースも空いていると思ったら
ちょっと太めの木の棒が駐車(駐枝?)してました。どうでもいいですけど。
特に目的があって来たわけではないですが、一番暇をつぶせそうな「こども動物公園」を目指すことにします。
適当な駐車場に停めてしまったが故に動物園までは結構歩いたんですが
途中遊具が設置されている広場やキャンプ場、釣り堀などを通りました。
遊具の広場にはまぁまぁの量の子供達が、
釣り堀にはかなりの量のおじさん達がいました。やっぱりこんな天気のいい日は出かけたくなりますよね。
それと、さすが自然を生かしたというだけあって園内は舗装された道なんか全くありません。
上の写真のように土の上に落ち葉がかなり厚く積もった獣道のような細道がほとんどです。
夏は虫とか凄いんでしょうねここ。
暫く歩いて動物園入口に着きました。
大人の入場料は200円です。市営だけあってやたらと安い。
コロナのせいでふれあいコーナーはことごとく中止されている上、入り口で検温をしていました。
係のおじさん(おじいさん?)が非接触型の検温器で一人ひとり入場者のデコで検温してくれるんですが、私は
「4度ですね」って言われました。んなわけあるか。ワシャ冷蔵庫か。
仮に「(さんじゅう)よん度ですね」だったとしても低すぎるわ。
東京ドーム11個分の敷地内の一角を使っているだけあって
動物園自体もそれなりに広いですが、やはり市営というだけあって物珍しい動物はあまりいません。
バクくらいでしょうか?
園内の掲示板に某埼玉の非常にローカルでコアなネタを取り扱った漫画と秩父にある県立博物館がコラボしたポスターが貼ってありましたが
展示が2/28までなのに、3月頭まで休館してるんですよね。なんなんだ・・・
余談ですが、この漫画は埼玉県北部(特に行田市)に住んでいる人は是非読んでおいてほしいです。
死ぬほどローカルなネタが満載です。私は30年近く行田にすんでたので「あるある」が多すぎます。
待ち合わせは「豆の木」だったり、行田のるーぱんが潰れた話だったり。
(ただ、行田のるーぱんを知ってる人って少なくとも30代以上だと思うんですが)
一方で行田がガチの地元の人だと
「進修館の生徒は水上公園なんかいかねぇだろ」とか
「カインズから古墳まで何で移動してんだよ」とか割とツッコミどころもあります。
話が逸れました。
動物園内を散策していきます。
ペンギンってわりとどんな規模の動物園にもいますね。
安いんでしょうか?それとも飼育が楽なんでしょうか?
あと動物園にも水族館にも就職できてずるいですよね。
市営で非営利目的である事の裏で、最低限の人員しかさけない為か
園内は全体的に汚くて臭いです。
動物園なんてのは少なからず臭いもんですが、それにしても臭いと感じました。
それと猿やミーアキャット、たぬき、名前忘れたけどネズミみたいな生き物など、
衛生管理のせいか、ストレスのせいか、はたまた他の動物にやられたのか知りませんが
毛皮が剥げてピンク色の皮膚が露出しており痛々しかったです。
それと、園内のなにもない開けたスペースに唐突な感じでどこでもドアがありました。なんで?
そんな感じで1時間半程園内をうろついた後、退場しました。
ちょうど昼時だったので最寄りのフライングガーデンでお昼ごはんを食べ、
(フライングガーデンはご飯おかわり自由だから最高です。信者になりました。)
次は聖天宮へ。
台湾から宮大工を呼び寄せて15年かけて建設したそうです。
割となにもない市街地を走っていると急にエキゾチックな感じでドギツイ配色の建物が目に飛び込んでくるので
知らずに通ると「やべぇ宗教の施設かな?」って思いますが
別にそんな事ありません。ふつーのお寺です。
沖縄かタイか、ベトナムか、ともかく何かそういう雰囲気を感じさせる配色と形ですが台湾だそうです。
入り口の看板には成り立ちが書いてあります。
ほーん。
拝観料は大人500円です。けっこう取りますね。
しかしこの写真だけ見ると完全に異国です。「そういう写真」が撮りたい人にはいいかもしれません。
写真二枚目の、パッション屋良の「ンー!!」みたいな顔した狛犬?も日本のセンスじゃこうはなりません。
参拝客に対して完全にメンチ切ってましたからね。
15年もかけただけあってとにかくどこもかしこも装飾が華美です。
豪華絢爛です。
本殿にいた解説のおじさんに色々説明を受けましたが大体わすれました。
覚えてる限りだと、なんか本殿とかその他至る所に居た四天王みたいな神?は肌の色(赤青白黒)によって東西南北のどこを担当しているか分かるとか、
この門を入って、本殿前の2個めの門の左右にある塔
(拝観者も中入れるし、登れる)
の天井から下げられている太鼓(向かって左の塔)と
鐘(向かって右の塔)は
それぞれ陰と陽を表しているとか色々説明してくれました。
大体忘れちゃってごめんね。
この寺の最大の見どころはなんと言ってもこの豪華な装飾なんですが
寺の中には様々な形でこちらの小銭を搾取しようと狙ってくるアレコレがいくつかあります。
具体的には
おみくじ、お焚き上げ、お守り、自販機
等です。
全部「台湾式」のヤツで、日本の寺にはない珍しさがありついつい小銭を吸い上げられてしまうというわけですね。
絵馬みたいなやつ(当然有料)もありました。
赤い布に鈴がついてて、願いを書く感じですね。とにかく何もかもが派手です。
「ボクはマイちゃんをずっといとしでいるぞう」だそうです。
カズくんはマイちゃんをずっと「いとす」前に日本語をもうちょい頑張ったほうがいいと思います。
こちらは台湾のおみくじです。
200円だったので妻だけ引きました。
日本のと違って手順がかなり複雑で、
①本殿に一礼し男女それぞれ別になっている棒の束を引いておみくじの番号を決定する。
②ばかうけみたいな形の木片の表裏に「陰・陽」がそれぞれ書かれたものを2つ同時に床に落とす。
③「陰・陰」だったら①からやり直し、「陰・陽」だったら①で決定した番号のおみくじを引き、「陽・陽」だったら②からやり直し
という手順です。結果妻は小吉でした。
おみくじの結果によると旅に出る際は流れに沿って川下に行くといいらしいです。
こちらは台湾のお菓子や飲料が売っている自販機。
ものによって200~800円くらいまであります。
台湾のソフトミルクキャンテーなんかもありました。
キャンテー・・・。
せっかくなのでタピオカミルクティー(200円)を購入して飲みました。
缶の裏の成分表がわけわかりません。
かなり甘めでした。タピオカも入っていましたが底に沈んでいて
液体部分を全部飲まないと出てこないので
必然的に最後に味のないタピオカを纏めて食べるハメになります。
そんな感じで日曜日は終わりました。
いかがだったでしょうか?
こういう観光地と言うにはおこがましいレベルの、ちょっとしたスポットの情報ってあんまりネットに転がってないですよね。
いい加減家に籠もるのも飽きたけど遠出すると自粛警察がうるさいからどこもいけないって人は
こういう近所にあるビミョーなスポットに行ってみると良いと思いますよ。