前回の記事はこちら
こんにちは!ここ2日石の記事を書いていませんでしたが、今日からまた石の事書いていきます!
前回?前々回?くらいから結構細かい標本の紹介になってきていますが
暫く細かい標本の紹介が続きます。もう細かい標本しか残ってないからです!
ちょいちょい綺麗な石も混じったりするのでどうぞ飽きずにお付き合いください!
今回は アマゾナイト アラゴナイト カイヤナイトの3点です。ではどうぞ!
まず1点目のアマゾナイトです。
色は緑がかったものから水色まであるらしいです。
ロシア産のものは緑が強いとの事ですが、何故か私の標本はロシア産にも関わらず緑色が一切見られません。だから何って事はないですが・・・。
色はなんとなくラリマーに似ていますが
アマゾナイトは長石の仲間(ムーンストーンとか)
ラリマーはペクトライトの仲間なので全然別物です。アマゾナイトにはラリマーのような特有の模様もありません。
ラリマーは持っていないので、手に入ったら比べてみたいですがラリマーってバカ高いんですよね・・・。
アマゾナイトはその名の通りアマゾン川の流域で発見された事からその名が付いたといわれていますが、
現実にはアマゾン川流域では産出しません。意味わかんないですね。
どういう事かというと、アマゾン川で取れる違う石と取り違えて名前を付けたんじゃないかというような事らしいです。
もはやなんでもアリか。
アマゾナイトはパワーストーン界隈で「希望の石(ホープストーン)」との別名で呼ばれるらしいですが、
身につけると未来への希望を叶える石だそうです。へーすごいねー(棒読み)
次です!アラゴナイト!
別名の霰石の通りの見た目でおなじみのアラゴナイトです。
いかつい金平糖みたいな形ですね。
写真ちょいボケました。
この石は炭酸カルシウムでできた石です。
カルサイト(方解石)と似たようなモンですね。
調べた所、方解石は六方晶系で、こちらのアラゴナイトは斜方晶系だそうです。なんのこっちゃ。
斜方晶系の板状結晶が120°の角度で連続して結晶を作るため六角柱のような結晶になるらしいです。
確かに上の写真を見ると、六角柱っぽくなっていなくもないです。
名前の由来はスペインのアラゴン地方との事。でも私の標本はモロッコ産です。
最後、カイヤナイトです!
和名は藍晶石で、その名の通りの藍色です。
カイヤナイトという名前もギリシャ語の「kyanos(暗い青色)」が由来だそう。
ごらんの通り、写真で言うと縦方向に繊維が束ねられたような感じになっており、繊維に沿った力には弱いですが、繊維に逆らった力には強いです。
モース硬度で言うと、衝撃に弱い方向では4
強い方向では最大7.5くらいの高度になるようでその性質から「二硬石」とも呼ばれます。
光を当てると青い色が顕著です。
この青色はサファイアと同じく成分中の鉄やチタンによるものです。
以上、いかがでしたでしょうか!!!!????!?
本日の石は全体的に見栄えのイイものばっかりだったと思います!サムネの選定に迷いました!
次回もよろしくおねがいします!
次回分かきました!