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あけましておめでとうございます。
ここから暫くどうでもいい話です。
去年の12月頭から始めたこのブログ、きっかけはアーネストワンのフリーラックもどきの棚板の作り方や材料について
詳しく解説しているサイトやブログがなかったので、じゃあ自分で発信しようという所からでしたが
せっかく開設したので趣味の鉱物についてコレクションの整理とインデックス代わりに写真付きで紹介してきました。
誰かが興味をもってくれたら嬉しいけど、まぁ自分の為のものだし・・・
くらいの感じで1ヶ月記事を書いてきましたが、ありがたいことに先月は100人以上に見ていただきました。
これが一般的に多いのか少ないのかは分かりませんが、主観ですと大変多いです。ありがたいことです。
折角見てくださる人もいることなので、なるべく続けていきたいと思ってます。
どうでもいい話、ここまで!!
という事で今回も3点、アゲートとジオードとパイライト(黄鉄鉱)を紹介したいと思います!
早速1点目のアゲートから
アゲート(瑪瑙)は、地面の中とか石の中の空洞にいろんな種類の鉱物がいい感じで代わる代わる積もっていってご覧の通りのいい感じの模様になった石です。
穴がミッチリ詰まるまで体積する前にカチ割れれちゃうと上の写真みたいな中空状になります。
ちなみに中空状の石の内側を結晶が覆った状態のものを「晶洞(ジオード)」と言います。
しょうどう的に割ってみたら晶洞でどうしよう・・・なんつってね。
つまりこの写真のアゲートはアゲートのジオードって感じです。
このアゲートも肉眼で見ないと綺麗さが伝わらない選手権にノミネートされてる石なんですよ。写真じゃ内側の水晶の透明感とかが伝わらない!
ジオードの話に戻ります。当然の話ですが内側が水晶やら玉髄やらで埋まりきってしまえばジオードじゃなくなります。
こんなふうに。
この2つもちょこーっとだけ真ん中に空洞が残ってるタイプですが。
中空になってない瑪瑙はよくスライスされてコースターとして売られてますね。
スライス瑪瑙も何枚か持ってるんですが写真が多くなりすぎるので紹介はまた今度にします。
ところでこの瑪瑙、着色が非常に多いです。何故ならよく染まるからです。
先述した通り瑪瑙はいろんな石の細かい結晶が混ざっているので、その結晶と結晶の隙間に染料が入り込みやすいんですね。
上の写真の瑪瑙はどう見ても染色されたものです。不自然なくらい青いです。
個人的に染色とか熱処理とか放射線処理とかで石を綺麗にするのはあんまり好きじゃないんですが
かと言ってコレクションに加えないかと言えばそれほどでもないです。積極的に購入はしない程度で。
この染色された瑪瑙も比較用にちょうどいいです。
次、2点目はジオードです。
おいおいただの茶色い粉っぽいきなこ餅風の石じゃん。って見た目ですがラベルでバッチリネタバレしてますね。
中はこんなんなってます。メロンパン入れにはなってません。
ラベルの通りジプサムに水晶の微結晶がついてトゲトゲしてます。
中にトゲトゲボールがくっついたような形が面白くて買ったんですが
モロッコ産のジオードはみんなこんななんですかね?調べると大体似たような見た目の石がヒットします。
最後3点目はパイライトです!
パイライト(黄鉄鉱)っていうと写真右のキューブ状結晶がメジャーですが、左のような
ゴキゴキした塊の結晶もあります。
母岩からキューブが生えたのも綺麗でいいですが、キューブが合体してるのも趣があっていいですよね。母岩からキューブタイプもそのうち紹介します。
黄鉄鉱の名の通り鉄鉱石、つまり鉄なので錆びるんスよ・・・キューブのほうも結構色がくすんじゃってるんですが買った当時はピッカピカの金色でした。
なるべく錆びてほしくないですがしかたありません。
以上3点いかがでしたでしょうか!?
新年一発目にしては地味な石揃いでした!次回はもうちょい見栄えする石が紹介できたら良いと思ってます!
オマケ
以前に(多分)紹介したカイロウドウケツですが、こんな感じになりました。
100均でプラ製のポットを買ってきて、その中に同じく100均の黒厚紙を入れて背景にしてぶち込みました!
脆いので保護の意味と、背景も黒で写真撮った時綺麗に映るようになりました。まんぞく!