前回はこちら
年の瀬ですね。年末年始の連休もいいですが私は2月にある浅草橋ミネラルマルシェが何よりの楽しみです。
全国各地で鉱物のイベントは開催されていますが、ミネラルマルシェは比較的初心者向けのイベントだと思います。何故かと言うと
会場がそれほど広くなく、日本人が多いからです。
私はミネラルマルシェに通う前は東京国際ミネラルフェア(通称、新宿ショー)に通ってたんですが
新宿ショーは会場は広いですがそれ以上に人が多く、外国人の出店も多く色々疲れます。何時間も人混みをかき分けてなるべく沢山の石を見たいっていう体力に自信ニキは新宿ショーや池袋ショーもいいと思います。
何か冒頭から脱線しましたが、今回は形が面白い物を選んだ結果
プレナイト、グレープアゲート、ピンクアポフィライトの3点になりました。
まず最初のプレナイト
割とどこにでも出しゃばってくる印象の強いエピトードが共生してます。こいつ水晶紹介の初回でも出しゃばってましたね。ホント欲しがりなんだから。
(ちなみにその記事はこちら)
少し補足しますと左右の緑の丸い石がプレナイトで太い茶柱みたいなのがエピトードです。
プレナイトは見た目の通り日本では「ぶどう石」なんて呼ばれてます。
プレナイトって私が知る限り、この玉っころの部分一粒で800円くらいで売られてる印象なんですが
この標本は前回記事の炭化ケイ素と同じワゴンセールで500円でした。
何でこの値段で売られてて、尚且つまだ売れてないんだろうと思い私が買いました。
たまにこういう掘り出し物見つけるとションテンがガリアーします。
また冒頭の話に戻るんですが、掘り出し物発見率も新宿ショーよりミネラルマルシェのが多い気がします。
次これ!
グレープアゲートです。写真に書いてある通り玉髄ともいいます。
これをミネラルマルシェで見つけた時には既に予算が尽きかけており、もっと見事な標本もあったけど一番安い1,000円のコレを買ったという悲しい思い出がある石です。
値段が高ければ高いほどツブツブ感が強く、色も鮮やかですが
私の標本はこんな感じで「グレープ感」が薄です。やすかったから仕方ないね・・・。
あまりに心残りだったので翌年のミネラルマルシェでまたグレープアゲート買いました。
後ろで前年の標本が「先輩すげぇっす!グレープ感パネェっす!」みたいな感じで見切れてるのでわかりやすいですが
サイズも3倍くらいあります。
所でこちらの標本は「グレープアゲート」ではなく「グレープカルセドニー」でラベリングしてありますが、
これは極力購入時に表記されていた名前でラベリングするようにしているからです。
どっちでも正解です。
ツブツブ感もこの通り申し分無し!トライポフォビアの人は裸足で逃げ出す事でしょう。
色に関してはまぁ、こんなもんかなって感じですが。グレープアゲートって紫から暗い青っぽい色があるんですが、欲を言えばグラデーションぽくなってるやつが欲しかったです。
最後がこちら
ピンクアポフィライトです。魚眼石ですね。魚眼石といえばインドみたいな所がありますが、ご多分に漏れずこちらの標本もインド産です。
手のひらくらいある大きな標本です。
ところでどこが面白い形なの?って感じでしょうがこの標本ペラペラなんですよ。
鉱物の特性として面白い形になったワケではなりませんが、なんか薄っぺらくて面白い形の標本なんで今回一緒に紹介しました。
ちなみにアポフィライトも水には弱いので注意です。
以上いかがだったでしょうか!今回紹介した中で特にグレープアゲートは持っていると
コレクションが一気に華やぐおすすめの鉱物です。是非!
次回分かきました!