前回分はこちら
ここまで普通の石(普通の石とは・・・?)の紹介が多かったので今回の3点は
3点中2点で変わり種を紹介したいと思います。
表題の通り今回はパイライト付きカルサイト、サメの歯化石、炭化ケイ素(カーボランダム)ですが
お分かりの通り化石と、炭化ケイ素(カーボランダム)は人工結晶です。
ではまず普通の石(?)のパイライト付きカルサイトから。
その名の通りカルサイト結晶の表面をパイライトが覆っている鉱物標本です。
しかしこちらのパイライト、パイライト(黄鉄鉱)ではなく
チャルコパイライト(黄銅鉱)です。多分。
表面の虹色具合からして黄銅鉱で間違いないと思うんですが、いかんせん購入したときの鉱物名と産地が書いてあるメモを紛失してしまったので断言できないです。
産地はたしか中国のどこかでした。
黄銅鉱もカルサイトもどこでも採れるありふれた石だからか、握りこぶし2個分くらいの大きい標本ですが
安かった覚えがあります。確か1,000円とか1,500とか。
カルサイトっていろんな色あるじゃないですか?ピンクとかオレンジとか。あれ全部同じ組成で、金属成分のまじり具合によって色変わってくるんですかね?
それとも厳密には別の石だけどカルシウムが主成分の石を全部ひっくるめてカルサイトって呼んでるだけですかね?
誰か教えて下さい。
次はサメの歯化石
オトドゥスほにゃらら言う名前のサメの歯の化石です。
化石はあんまり、っていうか全然興味ないので放置してたんですが
記事を書くにあたり今はじめて調べた所、古第三紀暁新世から新第三紀中新世にかけて幅を利かせてたサメちゃんらしいです。
ごめんなさい化石はホントにあんまり・・・あんまりアレです。色も地味だし形もまぁ普通だし。
多分これも弟が買ったヤツです。弟は買ったら満足タイプなので結局私のコレクションの一部に吸収されるんです。
次は炭化ケイ素!
これは最早石でもなく、人工的に合成された結晶です。
でも綺麗だし安いので買っちゃいました。確かワゴンセールで500円だったと思います。ベース付きで500円ならまぁ・・・みたいな?
カーボランダムという物質はそもそも人工ダイヤモンドの合成実験中にできたらしいです。
カーボの名の通り炭素の化合物なのでダイヤモンドに次ぐ強度があってどうのこうのって事らしいですがそんなのはどうでもいいんです。
私が石集める上で大事なのは「綺麗」「面白い形」「値段」
これな!
カーボランダムの人工結晶はミネラルフェアだとあんまり見ませんね。買っておいて正解でした。
関係ありませんがミネラルフェアでよく見る人工結晶の代表と言えばビスマスですが、アレもいいですよね。
そのうち紹介したいと思います。
以上!いかがだったでしょうか!化石や人工結晶など鉱物の範囲からちょっと外れるような標本も
1点や2点あるとコレクションのアクセントになって良いですね!
次回も3点、紹介していきたいと思います。