前回の記事はこちら。
こんにちは。
マイワイフの体調が安定してきた事から、7月よりまた少しずつ近場へ出かける機会が増えてきました。
今回は7月の4連休で行った2箇所について記事にしたいと思います。
草木ダム
まず最初に行ったのは草木ダム。
草木ダムは独身の頃、バイクでウロウロしてた時に目的地として設定していた場所です。
なので何故今更という感じもあったんですが、他に行きたい場所も無いのと
妻の体調が回復してから妻が食べたい食べたい言ってた山菜そばがあったなぁと思って。
学食で出てくるような雑な山菜そば、美味いですよね。
ドライブインに行く前に、まずはそのちょっと手前にある展望台で景色を見ます。
相変わらずバイクがいっぱい停まってるかな?と思いましたがあんまりいませんでした。
ここは本当に展望台以外なにもないので15秒くらいで飽きます。
ダムの上を通って対岸にも行けますが妻の体力を考えて今回は行きません。
さっと景色を見てドライブインに向かいます。
展望台から来るまで十数秒走るとドライブインがあります。こっちはバイクがそこそこ居て安心しました。
やっぱバイク乗りは道の駅やドライブインにとまりがち。
ここの名物はよもぎまんじゅうで、1個(100円)から購入できるんですが
個人的には草木ドライブインといえば舞茸です。
入ってすぐの所に顔よりデカイざる?にもられた舞茸が1株まるごと入ったのが売られてるんですよ。
今も売ってるハズ。今回は時間が昼過ぎだったため売り切れてて値段が分からなかったんですが
確か結構お得な値段だったと思います。あったら是非買いましょう。
あと、入り口の所で舞茸せんべいとか売ってる店員さんは結構グイグイ試食とか勧めてくるタイプなので
舞茸かグイグイ系の人か、もしくはどっちも苦手な人は注意しましょう!
ところでこのドライブイン、雰囲気というかまとっている空気が完全に昭和です。
「これ一生売れなくない?」っていうような謎のおもちゃがおみやげコーナーにある所も、
店員のおばちゃん2人が客そっちのけでレジ内でおしゃべりしてる所も、
併設されてるコンビニが「デイリーヤマザキ」なところも、
BGMに「うっせぇわ」みたいな店舗との調和を完全に無視してただ流行りの曲だからというだけで流しているところも、
見たこと無い形のいつから稼働してるのかもわからないエアコンが現役なのも、
結構人はいるのに何故か寂れて薄汚い雰囲気なのも、
もう何もかもが昭和です。
この昭和感は狙って出せるやつじゃない、天然の昭和感です。レアですよ。
国とかに保護してほしい。
ともあれ、今回の目的(目的って程のもんじゃないですが)は
食堂の「山菜そば」なので、おみやげコーナーの奥にある食堂へ向かいます。
券売機で食券を買うシステムですが、食券は買った時点で厨房にオーダーが飛ぶので
買って持ってればOKです。出来た時点で呼ばれます。
この昭和空間の中で、何故か券売のシステムだけはちょっと技術革新が置きてます。
バイク乗りとかで結構混んでましたが、比較的すぐ呼ばれました。
私は山菜そばでなく舞茸そばをチョイス。
かけそばの上に炒めた?舞茸が乗っているだけの代物ですが
もう見ただけで分かるウマいやつ。
こういう「ザ・食堂」みたいなそばが宇宙で一番ウマいんですよ結局。
是非皆さんにも食べていただきたいです。
そういえば卓上の七味が結構辛かったので注意して下さい。
あと割り箸入れが最早オーパーツかな?ってくらい古いやつなので一見の価値ありです。
あえて写真は貼りません。是非ご自身で訪れて昭和の雰囲気の中、
「この箸入れ一回も洗ってないんだろうなぁ」という汚さも含めて味わって頂きたいです。
因みに食事中ずーっとハエにまとわりつかれてました。
それと全然関係無いですが、花園の道の駅の蕎麦も
「ザ・食堂」って感じで大変ウマいのでおすすめです。
~オマケ~
草木ダムへ向かう道すがら発見した看板。
「石打こぶ観音」て。
石で打たれた結果、たんこぶができちゃった観音様なんでしょうか?
観音様になんてことするんだ。罰当たりな・・・。
群馬県立歴史博物館
続いて別日に「群馬県立歴史博物館」に行きました。
こちら。
私は「県立」も「博物館」も大好きです。
なぜなら「県立」って付く所は大概安いし、「博物館」は静かで涼しくて楽しいからです。
現在はコロナの関係か、予約制になっているので事前に予約をして向かいました。
それともコロナ関係なしで常に予約制なのかな?わかりません!
ただ、最悪予約無しでも訪れた時間帯に空きがあった場合は予約無しでも入れるようです。
博物館は「群馬の森」という公園内にあります。
この公園には美術館もありますが今回そっちはスルー。美術<博物。
駐車場は第一駐車場に停めると博物館まで近いです。
ただ一番混むのもこの第一駐車場だそうで。
この公園、めちゃくちゃ広い上に管理が完璧に行き届いてます。なんですかこの美しい芝生は。
こんな猛暑じゃなきゃ子連れで来るのに最適でしょうね。
芝生には唐突に巨大な馬が設置してありましたが、おそらくその奥にある美術館の展示?でしょうかね。
写真だと分かりにくいですがクソデカです。屈まずに腹の下くぐれるくらいのデカさ。
博物館の建物です。なかなかおしゃれな外観で古さも感じません。
群馬のくせに洗練されてます。
建物の中も非常に綺麗でした。
ロビーで予約した旨を伝えて料金を払います。
が!!
予約番号を伝えるものの、なぜか話が噛み合わない。
よくよく確認してみると、なんとクソバカな私は
「群馬県立歴史博物館」ではなく「群馬県立自然史博物館」の予約をしていました。
とんでもない馬鹿野郎ですね。
受付のお姉さんの冷ややかな視線で一通りキョドったのち、
今の時間帯は空きがあるので予約無しでも入れますとの事でなんとか無事入場できました。
入館料は大人300円ですが、特別展示も見るとなると一人740円?くらいに値段が上がります。
せっかくなので特別展示も見ることにして料金を払い、入場!
国宝もあるそうです。
ま!埼玉にもあるけどねっ!!国宝!!
写真はとってOKとの事だったので沢山撮ってきたんですが
もしこのブログを見て行ってみようと思った人の為に控えめにしておこうと思います。
埴輪がいっぱいありました。
ま!埼玉にもあるけど(略
埴輪だか土偶だかを持って、なんか微妙な表情を浮かべてる人。
「っっすぅ~~・・・、埴輪たまんねぇ~・・・」
みたいな感じでしょうか?大地のパワーを感じてる?
なんだろう。笑い飯の左の人と間寛平を足して2で割ったような顔してます。
若干笑い飯感が強めに出てるか・・・?
前を通る人全員にガン付けてる像。
妻がガン垂れ合戦挑んでましたが負けてました。
そらそうだ相手動かないもん。
完全に魂が抜けきった顔をしてる人。
木像なのでそもそも最初から魂入って無い説もあります。
最後に企画展(特別展)ですが、
私達が行った際は「古墳大国群馬への歩み」って事で
古墳時代をフィーチャーした展示でした。
大部屋いっぱいに展示がしてあったのですが
バインダーに綴じられたこんなのを渡されました。
クイズが数問書かれていて、どうやら展示物を見ながら答えを探せという事らしいです。
しかしこれどう見ても小学生向け・・・。
30代の夫婦がやるにはあまりにもアレです。
バインダーくれたおばちゃんはどういう気持ちで私達にこれ渡したんでしょう。
小学生に混じってコレやるのキツイ・・・キツくない?
特別展示室はこんな感じ。この中から答えを探すようです。
出た所で答え合わせおばちゃんにバインダーをわたして
全問正解すると(しなくても?)缶バッヂがもらえるみたいです。
報酬アリとか、中々燃える展開じゃないの。
当然大人パワーで全問正解を叩き出し、夫婦揃って缶バッヂをもらいました。
クッソ恥ずかしかったですけど・・・。
群馬県立歴史博物館、総評としてはなかなかアリです。
別に特別展見なければ300円で済むし、300円の割には小綺麗で展示物もちゃんとしており、
古臭さも全然ありません。比較的新しい施設なのかな?
今度は横にある美術館の方も行ってみたいですね。
~オマケ~
道中発見した看板。
どんな本かは言いません。エロいやつ?スケベなやつ?
いえいえそうは言っておりません。
ただ「コンビニから消えた雑誌」がウチにはありますよ、と。
そういう事です。
こういう奥ゆかしい表現、嫌いじゃないです。侘び寂びを感じますね。