前回記事はこちら。
缶ジュースのプルタブについて。
あれ、開けた時にプルタブの表側が飲み物の中に浸かりますよね。
誰が触ったかわかんない金属がこれから飲む飲料に浸かるのってなんか嫌です。
っていうか誰が触ったかわかんない缶の表面に口つけて飲むのも結構嫌です。
潔癖じゃないけど気になりだすと止まらない、どうもこんにちは。鉱物おじです。
※前置きが長いんで紹介だけ見たい人は記事の後半から見て下さいね！
デイキャン含めてキャンプ歴4回の超初心者キャンパーな私ですが、
キャンプってなにかと道具が必要じゃないですか？
テントとかランタンとか焚き火台とかシュラフとか、
そういうキャンプをする上で「必須」な道具って絶対持ってくんですよ。まず忘れる事ってないんですよ。
個人的な考え方ですが、キャンプって
「自然の中に遊びに行く」っていうのが半面、
もう半面は「買ったキャンプギアを使いに行く」ってもんだと思ってますし。
目的の50％を家に置きっぱなしで忘れて行くなんて事はまず無いです。
んで！ですよ。
実際キャンプ行ってテント張ったり、飯食ったり、焚き木したり、マシュマロ焼いたり、カリンバを奏でたり、意外とやる事ねぇな…って物思いに耽ったりしてると
「あっ・・・アレがあったらよかったなぁ」
「あの道具持ってくればよかった・・・」
っていう事があるんですよ。特に自分のキャンプスタイルが確立されてない
私のようなピヨピヨのひよっ子野郎は特に！
コケコッコなベテランキャンパーの方も最初はそういう事あったと思います。
しかし、ですよ。
「アレもコレも必要になるかもしれないから全部持っていこう！」
なんてのはちょっと現実的じゃないです。
っていうかメンドクサイです。
ナイフも缶切りもノコギリもドライバーも定規も持ってったって多分使わないです。
一方で、万が一使いたいって時にそこら辺にある何かで代用できない物ばっかりです。
勿論使うヤツだけ的確に持っていければソレに越したことはないんですが
そこは先述の通り。
じゃあどうしよう？
そうだね。マルチツールだね。
・・・まぁ、記事のタイトルでネタバレしてるんですけど。
マルチツールって言うとピンとこないかもしれませんが、所謂「十徳ナイフ」ってヤツです。
全国、いや全世界の男子が絶対好きなヤツです。
ご多分にもれず私もこういうの大好きです。よし、買おう！
キャンプ界、っていうかアウトドア界で最もメジャーでポピュラーなマルチツールはやっぱり
「ビクトリノックス」でしょう。（個人的な見地）
こういうヤツ。全世界の男子の憧れです（断言）。
マルチツールと言えばビクトリノックス、
ビクトリノックスと言えばマルチツールってくらいのネームバリューがあります。
そして当然作りもしっかりしているようです。使ったことないから知らんけども。
・・・でもね、高いんですよ。
お値段が非常に「お高」の方となってるんですよ。
上のリンクの製品だと大体4,000円弱、もっと多機能のヤツだと8,000円くらいします。
「もしかしたら必要になるかもしれない物」にかける値段じゃないなぁ・・・。
ってことで却下！
あとポピュラーが故に他人と被る可能性があるのもなんかちょっとイヤですし！
次に見つけたのがコレ。
なんかよくわかんないメーカーのマルチツール！
値段は1,000円くらいだしなんと20徳ですよ奥さん。
1徳あたり50円くらいです。
レビューを見る限りだと性能的にも十分そう。
・・・
でもコレ、露骨にビクトリノックスに寄せってってません？見た目とか。
なんならVERTEXって名前もちょっとビクトリノックス感出してますし。
機能的には十分ですし値段も安いんですが、これ使ってると
「あぁ、ビクトリノックスが高くて買えないから安いパチモノ使ってるのね」
って思われそうなので却下！！
ビクトリノックスが高くて買えないのは事実だけどそう思われるのはイヤッ！
次！
前の2個と違ってこれはペンチ型のマルチツールです。
MOSSY OAKってメーカー？ちょっと調べてみたんですが
アメリカのミリタリー系ギアを作ってる会社っぽいですね。すごくステルス性の高い迷彩柄で有名っぽいです。間違ってたらすんませんの世界ですが。
値段は2,000円ちょっとで、21徳です。
まぁ、ドライバーのビットで「徳」を水増ししてる感ありますが。
レビューを見てみると・・・おお、なんか英語ばっかでわかんねぇや！！
個人のブログを漁ってもこの製品のレビュー記事は見つかりませんでした。
つまり、使ってる人があんまり居ないって事ですな？
値段的には手が届く、性能は未知数、他人とは被らない。
もうこれでイイや！ワイが初のレビュワーになったる！
って事でamazonでコレ買いました。
注文してから2日後、我が家へ到着。
こんな感じの箱に入って届きました。裏面はシールでとまっていて未開封である事が一目瞭然でわかるようになってます。
そして、これ結構重い！手に持った感じかなりずっしりきます！
とは言え気になるほどの重さじゃありません。むしろ軽くてペラペラな作りでない事の裏返しであると言えるのではないでしょうか？（ポジティブ）
早速開封。
ケースに収納された状態でプチプチにくるまれてます。
あとなんかメッセージカードが入ってました。
おしゃれな字でサンキューって書いてありますね。
カードの裏面にはより詳しいサンキューの気持ちが綴られています。
こちとら生粋の日本人なんで大凡しかわかりませんが、
「買ってくれたキミ達へ。
このグレートスターツールを選んでくれてありがとう！
キミ達お客さんには最優先で100％満足してもらえるようにパフォーマンスと品質とサービスを届ける事を努力するよ！
もし何か疑問があったら私達にコンタクトする事をどうか躊躇わないで！
重ねて、買ってくれてありがとう！
近い未来、私達がまたキミ達の役に立てる事を期待してるよ！
グレートスターツールより心を込めて。」
とかそんな感じの事が書いてありました。言い回しが外人感あります。まぁ外人なんですけど。
グレートスターツールってのは固有名詞っぽいんで
会社の名前ですかね？
って事はMOSSY OAKってのはブランド名？よーわかりません。
内容は兎も角、こういう細かい芸を効かせられる会社ってそれだけで信用できます。
品質も、会社そのものも。
徹底的にコストカットして激安を実現してる中華製のギアなんて
ホント雑な梱包で届きますからね。
取り出してみました。
ドライバーのビットは外ポケットなんですね。
外ポケットはゴムが入っていて伸縮性があります。ヘタってきたらビットが転げ落ちそうでちょっと不安です。
ドライバーのビットは4本で8種類です。
プラスとマイナスとあと何かと何かです。ちゃんと見てません。
どーせ使わんよこれ。
本体はこんな感じ。
中学生受けしそうな洒落た肉抜きが施してありますが、触った感じ剛性は十分過ぎるくらいありそうです。
この本体で何かを力いっぱい殴ったとしても多分壊れないだろうな、と思わせるくらいガッチリしてます。
広げるとペンチとニッパー的なものになります。
ペンチはフリーな状態でここまで勝手に開きます。開き方は狭くもなく広くもなく丁度いい感じ。
左右のグリップ部分にそれぞれ何か色々と収納されてます。
数少ないamazonの日本語レビューで「ツールを引っ張り出すのが固くて辛い」みたいなのがありましたが
全然そんな事なかったです。個体差あるのかもね。
ツール引き出してみました。
グリップに収納されてるツールは最後まで引き出すと
カチッと音がしてロックされます。
ロック中は勝手に折りたたまれなくなるので使用中にたたまれて指をスパっといったとかっていう心配もありません。
ロック解除のボタンはツールを引き出す側についてます。
南京錠のマーク見えますかね？ソレです。これを押しながら畳みます。
説明書とか入ってなかったんで最初はロックの解除の仕方がわからず焦りました。
男子が一番ときめく部分であるナイフはこんな感じ。
刃渡りは6cm～7cmあるいは8cm～9cmくらいです。写真の感じで大体察して下さい。
見たところ刃は結構鋭そうなんですがどうでしょう？
こういうマルチツールに限らず刃物関係って値段＝切れ味みたいな所ありますからね。
ちょっとそこら辺にあった葉書を切ってみたらスッパリ切れました。
悪くない切れ味です。
まぁ葉書ってわりと厚くてしっかりした紙なんで切りやすくはあったと思いますが。
同じように新聞紙みたいな薄い紙でもスパッといけるようならホンモノと言っていいでしょうが
あいにく我が家には新聞紙がございません。
なんにせよキャンプで使う必要最低限の切れ味はある事が確認できたのでOKです。
動きの確認の為に全部出してみましたが、どのツールも固すぎる事もなければゆる過ぎもせず丁度いい感じでした。
こうして改めて見てみると、結局使いそうなのってナイフくらいなもんですね。
それと辛うじて缶切りくらい・・・？
ま、マルチツールに限らずキャンプギアって
「使いたいから買う」っていうか、
「ほしいから買って、ついでに使う」みたいな所ありますからね。特に初心者は。
使わなかったとしてもいいんです。
中級者以上になるとキャンプに行く時「いかに最低限の道具でキャンプするか」を考え出すらしいですが
私はまだその境地には達してないようです。
という事で如何だったでしょうか？
マルチツール、多分ほぼ使わないし、余計な荷物になると思いますが
男だったら買うべきだと思います。ではまた次回！
