鉱物が好きな人は海の生き物の標本とも親和性が高いんじゃないですかね？
どちらも自然が作り出した芸術ってことで。
私は鉱物ほど積極的に集めてるわけじゃありませんが、お土産屋さんとか各地で売ってる綺麗な貝殻見たら買ってます。
先日、いつものようにネットサーヒィンをしておりましたら、素晴らしい海洋生物の素晴らしい標本がある事を知りました。
それがカイロウドウケツ。
漢字で偕老同穴と書き、網でできた細長い筒状のなんか気持ち悪い生き物です。
この生き物、特筆すべきが二点あり、
1つ目が、カイロウドウケツの中にドウケツエビというエビの幼生が2匹入り込み、その中で一生を過ごすという事。
幼生の時は小さいので網をすり抜けて入れるけど、大きく育つと出られなくなるらしく
カイロウドウケツの中でつがいの2匹が添い遂げる事からこのエビの入ったカイロウドウケツは縁起物として扱われるらしいです。
2つ目が、このカイロウドウケツ、骨格が二酸化ケイ素というガラス質でできており、標本が非常に美しいです。
２つ目のアレのせいで、インターネッツで画像を見た瞬間から欲しくなってしまってどうしようもなかったので入手する事にしました。
縁起物ってなんとなく割高で強気な値段設定じゃないですか？
なので、縁起物括りでなくあくまで標本として探したんですが、標本というよりおしゃれなインテリア的な扱いで綺麗な標本箱に入って高めの値段設定です。
しかし私のインターネッツテクニックを駆使して探した所、発見しました。
こちら。タカシェルさん。
海洋生物の標本というか、殻？とか骨？とかを安く1個単位で売っています。
そしてなんとカイロウドウケツの標本も1,000円～という良心的値段設定。
難点は幾ら買っても送料無料にならない事と、カード決済できない事、
注文フォームが無くメールか電話での注文になる事くらいでしょうか。
しかし値段を考えたらそんな事は些細な問題です。
早速メールで発注（ついでにウニ殻も4つ発注）した所、その日のうちに発送連絡がありました。
そして翌日、届きました。
振り込みだと佐川、代引きだとヤマトでの発送という事で代引きにしてヤマトを選択しました。
佐川に割れ物扱わせるのは精神衛生上よろしくないので。
開けてみます。
カイロウドウケツについての説明文？が添えられてました。
そしてこれがカイロウドウケツの標本！
あ、テーブルクロスからおばあちゃん家感出てるのは触れずにカイロウドウケツに注目してくださいね。
どうでしょうこの造形。これが自然に発生して剰え生きていたという事実。深海はホントとんでもねぇなと言わざるを得ません。
非常に脆いので何かケースを購入して飾りたいと思ってます。パスタケースとかがちょうどいいかな？
ウニの骨格標本も綺麗でいいですね。
