家の事とか素人DIYとか、あと趣味とか。

趣味は鉱物収集がメインです。リンクフリー(死語)!!!!!

Makitaの刈払機(MUR194)で庭の治安を取り戻す

こんにちは。

突然ですが我が家は庭が広いです。

これは嘘なんですが庭の端から端まで歩いて2週間くらいかかります。

マイホームを検討した際は「庭なんてなんぼあっても困りませんからね」と思ってて、

実際子供が生まれるまではそれなりに手入れもしたし一部を菜園化して野菜を作ったりして広い庭いいわぁ~と思ってたんですが

 

scatmanbo.hateblo.jp

↑こんな感じに。

子供ができてからは庭に割く労力も時間も圧倒的にたりません。

なんぼあっても困りませんからねとは言いましたが普通に困ります。

広い庭、イラナイ。

冬はいいですよ草も枯れるし虫も出ませんから。

問題は夏。皆さんご存知ないかもしれませんが実は夏って草が伸びるし虫もいっぱい出るんですよ。

バッタとかカマキリとか蝶(芋虫)とか。うちの庭はショウリョウバッタとカマキリ多めですね。あと蜘蛛も結構いるな・・・。ただゴキブリは室内外どちらでも一切見かけません。なんで?

まぁ、うちの生物相なんてどうでもいいんです。

とにかく夏場に庭を放置すると非常に汚いし歩くとチクチクするし痒いんですよ。

こんな具合で。

手入れできないなら草生えないようにしたらいいんですけど

人工芝敷いたりとかっていう不可逆的な事はしたくないんですよね。

もしかしたら子供が大きくなった時に家庭菜園再開するかもしれませんし。

「おとうちゃぁん!僕庭でお野菜育てたいよぉ!」って言われた時人工芝剥がすの面倒でしょ?剥がした人工芝の処分も。

じゃあ芝生か!?って話ですけど

生きた芝生敷くにしても結局手入れは必要でしょう?

3年前のヒメイワダレソウだって一時期はグランドカバーとして頑張ってくれてましたが結局手入れせず放置していたら雑草に負けて端っこで申し訳無さそうに生きてますし。

 

という事で本題はここからなんですが、とりあえず、応急処置として一旦草刈っておこうと思いまして。

刈払機を購入しました。

 

それがコレ。

マキタのMUR194です。決め手は信頼のマキタブランドにも関わらず比較的安価だった事。

私は充電器もバッテリーも持っていないのでどちらも付属しているMUR194DSFという品番のほうを買いました。

充電器もバッテリーも持ってらぁっ!て人は

 

こっちのMUR194DZのほうですね。

もう一点、購入にあたって譲れなかった点は

「チップソーが使用できる」という事。

この製品には8枚刃のチップソーが標準でついてきます。

なぜチップソーに拘るかというと、うちの庭に生えた雑草は放置しすぎて木質化したものもあるからです。

多分ナイロンコードや樹脂刃じゃ無理。

なのでチップソー。

ちなみにこの刈払機は別売りで

 

 

こういったナイロンコードや樹脂刃のパーツも取り付けられるので

用途によって使い分け可能です。

あ、あとバッテリー式って所も譲れませんでした。

前述した通り、これは嘘なんですが我が家の庭は端から端までの距離がちょうど東京からインドのムンバイまでと同じくらいあるので

電源コード式だと取り回しが面倒で。それと間違って電源コードを刈ってしまう気がしてならなくて。

 

ってぇ事でこの刈払機を買って刈ったので

写真を交えてざっと感想を書いていきたいと思います。

そんな、草刈った感想なんて聞きたい人いる?とお思いかもしれませんが

私はこの刈払機を購入するにあたり、事前に調べた際にあまりに情報が少なくて困ったので

(どの程度の草まで刈れるのかとか、パワーとか)

私は私と同じ思考回路の人の潜在需要を信じます。

信じて書いていきたいと思います。

とりあえず持った感じはこんな感じ。写真撮るときに誤作動したら危ないし死んじゃうのでバッテリーは外してます。

ちょっと短いっすねぇ・・・。棒が。

私は身長170cmちょいなんですが、この身長の人だと刃を水平にした時地面から結構浮いちゃうので根本から草が刈れません。

大股開いたりちょっと屈んだり工夫と余計な体力が必要です。

ただ個人的にはそこまで不便な欠点ではないかな?と感じました。

ヘッド部分の角度が調節できればいいんですけどねぇ。多分できなかったと思います。できたらごめんなさい。

ビフォー

アフター

試しにざっと刈ってみました。

写真の左半分が刈られてるのが分かるでしょうか?

結構パワーあります。結構というか十分パワーあります。

細い雑草は勿論のこと、成人男性の親指より太い木質化した雑草も丁寧に刈れば余裕で刈ってくれます。

ただ、雑草の密度が濃いところだと雑な感じでブンブン左右に刈払機を振っていると草噛んで止まっちゃいますし、

太い木質化した雑草も噛んで止まります。

その辺は慣れですね。使ってて困るって程の事ではないです。

パワーは2段階に調節可能ですが、普通の雑草なら1段階目で十分かもしれません。

というか、私は途中まで1段階目の方を「強」だと思って刈っていて

「まぁパワーはこんなもんだろう」と思ってたんですが

途中なんとなくスイッチ切り替えたら強だと思っていたのが実は弱でびっくりしたくらいです。

強はちょっと怖いくらいにパワフルです。多分枝とかも余裕で切れます。

というか強でやってて家の基礎ギャンって削りました。

危ないんで建造物付近は手で刈らないとダメです。(戒め)

この刈払機、先端方向にガードが付いてませんからね。

それともう一点、保護ゴーグルは絶対にかけたほうがいいです。

刈っている最中に飛んできた木質の雑草片が目の下に直撃しました。

それがめちゃくちゃ痛くて、これ目だったら失明してただろうなくらいの勢いだったので。

それに関連して、刈払機使う時は窓のシャッターも全部閉めたほうがいいかもしれません。窓に飛び石でも当たったら余裕で割れます。

ビフォー

アフター

ビフォー2

アフター2

初めての刈払機で結構ビクつきながら、飛び石に怯えつつ刈ったので
あんまり根本から刈れてないんですがそれでもここまで刈れました。

明らかに刈る前と後じゃ景色が違いますね!

先述した通り、これは嘘なんですけど我が家の庭は端から端までがちょうど火星と地球の距離と同じくらいある程広いので

一回の充電では刈り切れませんでした。

1回の充電で刈れるのは凡そ30坪ぶんくらいですかね?

それくらい刈れれば十分です。

 

ここでもう一度この刈払機「Makita MUR194」についての感想を書いておきます。

 

安い 

まず安いです。Makitaという安心ブランドにも関わらず安いです。

バッテリーと充電器付きでも2万円強、ナシだと1万円強で購入できます。

そのくせ性能が低いという事はありません。

 

強い

パワフルです。私は初刈払機がコレなので他との比較はできませんが

普通に庭の雑草を刈るくらいであれば十分どころか余裕のあるパワーがあります。

 

オプションがまぁまぁある

上にリンクも貼ってありますが、別売りオプションとしてナイロンコードや樹脂刃もあるので

刈払機としてどんな用途にも使い分けができます。

まぁ正直個人的にはチップソーだけで十分な気がしますが。

だって安全面と「建物のキワッキワまで刈りてぇんだ!」って時以外でナイロンコードとか樹脂派が優位な点ってあります・・・?

話は変わりますが勿論そういう先端部分のオプション以外にも

Makitaはバッテリーも別売りで色々あるので同じサイズのバッテリー買い足して使いまわしたり、

重くはなりますけどデカい容量のバッテリーに交換して稼働時間伸ばしたりもできるのは良いですね。

 

 

必要な付属品全部入ってる

必要な物全部入ってるので買い足しの必要無いです。

(勿論バッテリー・充電器付きの方の話です)

保護メガネまで入ってるのは親切でイイネェ~と思ってたら

なんと不使用時にチップソーの刃を保護する変な樹脂のビロビロまで入ってます。地味にありがたい。

あとは細々した部品入れとく巾着袋?みたいなのまで付いてます。

 

 

短い

短いです。棒が。なんなんですかね?女性向けに作られた製品なんでしょうか。

さして不便を感じるかと言うとそこまでではないですけどもうちょっと、せめてあと10cm棒が長かったら格段に使いやすかったと思います。

 

チップソーの径が小さい

これは仕方ない。経をデカくすればパワーもスタミナも落ちる。このバッテリーで性能を維持するにはこの経が限界なんでしょう。

しかしチップソーの直径はデカいほうが当然効率上がりますし草が噛んで止まる確率も下がりますからデカけりゃデカい方がいいですよねぇ~。

そういう人は素直にエンジン式の刈払機刈ってバォンバォンしたほうがいいかもしれません。

私はエンジン式の管理とメンテの面倒臭さが絶対嫌なのでこの経で我慢します。

 

スイッチが面倒

これも仕方がない。安全面を考えたら最良とまで言えましょう。

が、面倒なものは面倒です。具体的には

「スイッチ1をスライドさせておさえた状態でスイッチ2を押す」という感じでやっとチップソーが回ります。

チョトメンドクサイネ。

しかしまぁ刈払い中は頻繁にスイッチオンオフするものではないので慣れるでしょう。

ただ前述のようにチップソーの経が小さいので雑に狩ると軸に草が噛んで止めざるを得なくなります。

そういうときヤパリチョトメンドクサイネ・・・。

 

バッテリー残量がわかりにくい

これも気になるほどではないです。バッテリー切れたら勝手に止まるし。

一応バッテリー側に残量計あるんですが、これ使うと分かるんですが刈払機持った状態で確認できる位置ではないです。

確認するには一旦刈払い機置かなきゃなんですけど、作業中にそんな面倒かけたくねぇ・・・。

んで、確認する意味もねぇ・・・。

あと、太陽ギラギラの炎天下じゃLEDの残量計どこまで光ってるか見えねぇ・・・。

ほぼ死んでる機能です。なくても全く困らんけど。

 

という事でいかがでしたか?

庭が雑草でファ◯クなクソ地獄になってしまっていて刈払機を検討している方、

でもそんな本格的なやつはいらないし何より高いし、

でも性能はある程度保証してほしいって方、

MakitaのMUR194おすすめですよ。