前回の記事はこちら
こんにちは!
前回浅草橋ミネラルマルシェに行ったレポートを書きましたが
今回から数回に渡ってミネマルで購入した鉱物たちを紹介していきたいと思います!
前回も同じ写真貼りましたが、これらですね。
今回購入したものに限っては覚えている限り値段も併記していくので参考になれば幸いです。
まず初回は 針鉄鉱 バナジン鉛鉱 ヘミモルファイト 方解石です!
では見ていきたいと思います!
最初は針鉄鉱から!
こちらになります。晶洞内の針鉄鉱ですね。ゲーサイトです。
針鉄鉱の結晶はその名の通り針のように細くて非常に脆いです。すぐ折れます。
しかしこの標本は晶洞の中に結晶がある為かなり保護されています。
産地は・・・これどこでしょうね?ソゥッスーマッスードラァ・・・?まぁモロッコのどっかでしょう。
写真左の方に生えてる黒い針みたいなのが針鉄鉱ですね。針鉄鉱抜きにしてもほんのりピンクのジオードで綺麗です。
これは2,000円でした。
これ購入したのは帰り際の一番最後だったんですが、ミネマル回ってる中盤に見つけて結構気になってたんですね。
ここのお店は同じ種類の鉱物を沢山置いている感じではなく、いろんな種類の鉱物を1点ずつ沢山並べてるタイプだったので売れちゃったらアウトなヤツでした。
結局かなり迷った挙げ句、「最後帰り際にまだ残ってたら買って帰ろう」と思って一旦離脱し、
帰り際に見たらまだあったので即購入しました。周りのお客さんは
「こいつ全然見ずに買うやん・・・」って思われたかもしれません。
次、バナジン鉛鉱です!
こちらです!
正三角形の頂点を切り落としたような六角形の輪切りが四方八方に生えてる面白い形の石です。
フラッシュ焚かないとちょっと暗いです。
人によってはぶつぶつ感が気持ち悪いと思うかもしれませんね。うちの妻は
「え、きもっ」って言ってました。
ちなみにこのバナジン鉛鉱はバナジウム精製する石らしいですよ。よくわかんないですけど。
写真だと伝わりにくいんですが、この石光沢が凄いんですよ。なんか表面に膜はってんの?ってくらいテカテカしてます。
うすーく金属を蒸着したオーラクォーツみたいな感じの光沢っていうんですかね?
この石は1,100円でした。
前回記事でも書きましたがこの結晶ブリブリ感でこの値段は相当お買い得です。
一瞬値付け間違ってない?と思うレベルです。相場が知りたい方は是非
「バナジン鉛鉱 販売」とかでぐぐって見て下さい。
この石で唯一悔やまれるのが購入時興奮しすぎて産地をメモってくるのを忘れた事です。なので産地不明です。
・・・これ石について悔やまれる事じゃなくて私の脳について悔やまれる事ですね。失礼しました。
2021.3.30 追記 私独自の鑑定によりこのバナジン鉛鉱はモロッコ産であると判明しました!
それとどうでもいい話ですが「ばなじんえんこう」で一発変換できなくて
「ばなじん なまり こうぶつ」でタイピングするのが面倒くさいです。
それと更にどうでもいい話なんですが、この石を購入後に再度店の前を通りかかったら
私と同じようにこの石に興味を示しているお客さんが居まして、お店の人が話しかけていました。
そしてこちらに気づくと「そちらのお兄さんも先程購入されたんですよ」と会話に巻き込まれてしまいました。
コミュ障を会話に巻き込むんじゃないわよ・・・。
次がこちら!ヘミモルファイトです!
母岩に生えてる細いトゲトゲ共がヘミモルファイトです。
異極鉱ってヤツですね。
全然対象外というか眼中に無い石だったんですが、うろついてる際に見つけて安かったので買いました。
結晶が細くて折れやすいです。結構丁重に保護して持って帰ってきたのに家で検品したら2本結晶が折れてました。
そして更に悪い事(?)に、この標本裏にも結晶がびっしりなんですよ。
ミネラルタックで固定なんかしたらゴッソリ逝ってしまうのでうかつな展示ができません。
これが裏です。裏はトゲトゲしてないんですよね。脆そうではありますが。
っていうか裏のこの結晶はヘミモルファイトなんですかね?違う鉱物じゃない?
結晶が表と裏であまりにも違いすぎます。
あとこの標本の母岩の茶色い所、ボロボロ落ちてめっちゃ汚れます。なんか錆びみたいな感じで。
しかもこの汚れがなかなか頑固で鬱陶しいです。
値段は、一枚目の写真にも出てますが1,600円でした。これもかなりお買い得な値段ですね。っていうかお買い得じゃなかったら眼中にも無かった石は買いません・・・。
最後が方解石です!
いやもう貴様方解石何個所持すれば気が済むんだよと言われそうですが違うんです!
この方解石はラベルに書いてあるとおり他の子とは違うんです!
紫外線ちゃんと仲良しなんです!
ほら見て下さいほら!
このように紫外線を照射すると黄色に蛍光・・・してるんすかね?これ。
蛍光、してるんすか?してます?蛍光。してなくない?ちょっとしてるの?これで?
アタシ騙されたのかしら?
この石を物色してる時に隣におじさんが来てUVライトで照らして
「あんま蛍光しねぇな」ってボソっと言ってたんですよ。
私はきっと薄暗い所で照らせば蛍光するんだろうとこの方解石を信じて購入したんですが
どうやら蛍光は本当にごく微妙なものだったようです・・・。
値札が哀愁を誘います。
蛍光しないとなると、なんつーかもう茶色い石にしか見えなくなりました。
しかしここからまさかの大逆転劇が起こります!!
蛍光の他に「照射を消した後に一瞬だが燐光を発する」と書いてあります。
蛍光がほぼ0に近いレベルだったんで全然期待してなかったんですが、一応確認してみる事にしました。
結果がこちらです。
・・・な?
こんな感じで結構な燐光を発する事を確認しました。こういうタイプの石はいままで持ってなかったのでいい買い物をしました!
これも値札の通り500円です。
同じ石がグレードと大きさにより500~3000円くらいで売ってたんですが、一番小さい500円のにしときました。お金がね・・・。
という事でいかがだったでしょうか!!!
次回も2020浅草橋ミネラルマルシェで購入した石を紹介していきますよ!
ではまた次回!
じかいぶんかきました!