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手間を極力省いた失敗しない鳥はむの作り方

こんにちは。

最近本当に趣味に感けている時間がなく、石も最後にイベント行ったのが5月の石フリマで

新しい石買わないからブログのネタもない

ネタがないから更新しないという感じで子が生まれてから

ガクンと更新頻度が下がりました。

私は他所様のブログを見ていて

「ここ面白い!」と思ったブログの最終更新が2年前とかだと

「あ~、こんな面白いブログなのにもう新しい記事が増える事はないのか・・・」

と残念な気持ちになりますし、もののあはれを感じてしまいますので

せめて私のブログはそうならないよう、頻度は落ちても更新して行きたいと思っています。

まぁ、私のブログの更新が止まって残念に思う人がいるかはまた別の話ですが・・・。

 

さてもさりとてネタが無いのは困ったもんだと思っていた所、ちょうど1年ほど前に作った

鳥はむ

の写真が出てきました。そういや狂ったように鳥はむ作ってたなぁ。

今は子供が0歳だから封印してるんですが

(万が一にでも子がはちみつやカンピロバクターにやられたら怖いので)

去年まではかなりの数をこなし、もはやプロと言っても過言ではない程に鳥はむ作りがうまくなったので

ちょっと紹介したいと思います。

 

まず、鳥はむに使用するのはムネ肉です。

食べたいだけのむね肉を用意してください。

そしてむね肉についている皮を綺麗にはがしてください。

この時に肉に残った脂や筋もキッチンバサミ等で綺麗にとっておくと仕上がりが良くなります。

写真でいうと右下の方の白いのとか上のほうの白いのとか。

別にやんなくてもOKですけど。

皮は使わないので細かく切ってカリッカリになるまで炒めて塩コショウで食べてしまいましょう。

おつまみに最適です。

そしてカリッカリに炒めた鶏皮から出た大量の脂は

適当な容器に移して常温まで冷まし、冷蔵保存すれば

「鶏油(チーユ)」として使えます。

このチーユはほぼ純粋な油なのでかなり長持ちしますし

(私は1年以上保管して使ってますが、まだ腹は下してません)

鶏皮を炒める時ににんにく等を入れればその風味がついたチーユになっていい感じです。

むしろ鳥はむよりこっちがメインと言っても過言ではありません。

 

嘘です。過言ですし今回は鳥はむの作り方なので話を本筋に戻します。

皮をむいたむね肉は流水で洗って水気を拭き取ります。

そしてボウル等の器に入れて

はちみつ

はちみつと

クレイジーソルト

クレイジーソルトを大量にかけて揉み込みます。

この時ははちみつとクレイジーソルトでやってますが

はちみつ→砂糖

クレイジーソルト→塩コショウもしくは塩

でもOKです。

個人的にははちみつと塩コショウでやる事が多かったです。

そしてここから更にお好みで

アミノ酸調味料」と「すりおろしにんにく」をドバドバにかけて揉み込みましょう。

味の素は高いんで業務スーパーで売ってる安いやつで十分です。

アミノ酸調味料の主張の強い旨味が苦手は人はかけなくていいですし、にんにくも臭いの嫌な人はスルーでいいですが

私はジャンクな味が大好きなので狂ったようにかけます。

それにちょっと人工的な味のほうがハムっぽいし。

 

調味料はどれくらいかけたらいいの?と思う人がいるでしょうが

適当でOKです。

なぜなら火を通す前に洗い流すので。

こんなにかけたら味濃すぎて食べられないよってくらい思いっきりかけたほうが失敗しません。

目安としてはむね肉1枚につき

はちみつ(砂糖)が大さじ3くらい

塩コショウが大さじ1くらいでしょうか?

アミノ酸とにんにくはマジで好きなだけぶちこんでOKです。

 

調味料入れてモミモミして、十分に馴染んだらビニール袋に入れてなるべく空気を抜き

口を縛って密閉したのち冷蔵庫で3日程寝かせます。

3日待てない人は2日でもOKです。

私は待てないのでだいたい2日しか寝かせません。

2日後

2日経ったら冷蔵庫から取り出し

袋を開けてむね肉を洗います。

鳥はむの作り方を検索すると、だいたいどのサイトも3日寝かせた上で水につけて塩抜きをしてますが

個人的には塩抜きの必要性は感じません。

普通に表面をざっと水で洗えば十分です。しょっぱすぎると言う事もいままでありませんでした。

っていうかただでさえすでに2日もかかってるのに

更に30分とか1時間とか塩抜きの時間待てねーよって感じですし。

という事で適当にむね肉を洗ったら再度水気を拭き取り

こんな感じで太いソーセージみたいな形にラップでギュウギュウに巻いていきます。

ここで綺麗に形成しないと火の通り方にムラが出るので注意してください。

そしてラップの端は結ぶなりゴムでギッチリ縛るなりして閉じてください。

注意点としてここでラップをケチると水がはむ内に侵入して水っぽくなります。

ラップは長めに切って沢山巻き付けてください。

私は巻方向を変えて2重に巻いています。

 

巻き終わったらいよいよ茹でます。

この工程が一番重要かつ失敗しやすい工程です。

「作り方」と謳っておきながら

もうこの工程はトライアンドエラーを繰り返すしかないんで、私の方法もあんまりアテにはならないんですが

私のやり方として

8号(直径26センチ程)の鍋にグラグラにお湯を沸かして

湧いたらむね肉を投入。

投入後強火で10秒~30秒程茹でて火を消し蓋をして

あとは予熱で火を入れ、お湯が完全に冷めるまで放置です。

この時お湯の量は

「肉をいれたらあふれるギリギリ」の量にしてください。

湯の量は多いほどいいです。

かと言ってでかい鍋使うと火が通り過ぎてパサパサになります。

 

火の通り方が成功しているかどうかの目安として

ラップ内の汁の量で凡そ判断ができます。

汁がビッタビタに出ている場合は火が通り過ぎ

汁がほとんど出ていない時が成功です。

ただ、汁が出ていない場合は生煮えの可能性もあるので

生煮えでないが、中心まで火が通るギリギリのセンを攻めなければいけません。

多分最初の1回か2回は怖くて火を通しすぎる事になると思うので

最初のうちはパサパサの鳥はむを食ってください。

茹で上がった鳥はむのラップを剥きとりました。

表面に残った黒いつぶつぶは洗い落としきらなかった塩コショウです。

(上のクレイジーソルトで仕込みしたヤツとは別の個体です。こっちは塩コショウで予め仕込んどいたやつ)

逆に言うと、私はこれくらい適当にしか洗いません。

これを適当な厚さに切ってあとは好きなように食ってください。

中心までちゃんとこんな色になってれば大成功。

断面がほんのりピンク色ですがこれくらいが一番しっとりしてて美味しい状態です。

腹壊しても責任は負えませんが私は100本以上自作の鳥はむ食べてきてまだ壊したことないので多分大丈夫でしょう。

ちなみに、鳥はむをスライスする時にボロボロ崩れて切りにくいって人は

一旦ラップを剥かずにそのまま冷蔵庫で冷やしてから切ってください。

はむが固くなって切りやすくなります。

それでも切れないって人は新しい包丁を買ってください。

 

この鳥はむ、タンパク質の塊なのでダイエットに最適ですし

なによりウマいです。

私の一番好きな食べ方はサウザンアイランドドレッシングをつけて食べる方法です。

ウメェウメェっつって2本分くらいペロッといってしまいます。

ただ食べる他にもダイスカットしてサラダに混ぜてもいいですし

チャーシューの代わりにラーメンにトッピングしてもいいですし

サンドイッチの具にしてもいいですし

意外と使い道に困りません。

皆さんも是非鳥はむ作りにチャレンジしてみてください。