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死ぬほど注射が怖いオッサンのコロナワクチン接種レポート 1回目(ファイザー)

こんにちは。

突然ですが私はワクチン接種について若干否定的にとらえていました。

(まぁ今回はそのワクチンを打ってきたレポなんですが)

かと言ってワクチンは毒!悪!陰謀だ!

体にナノマシンを入れられて5Gで操られるゾンビワクチンだ!

とかそういう荒唐無稽なヤバイ思想があるわけではないです。

 

ワクチン否定派である根拠。

私がワクチンに否定的だった理由として、

・コロナワクチン以前に開発されてきた「mRNAワクチン」は全て失敗に終わっている事。

 

・当然RNAワクチンは今回のコロナでの使用が人類史上初。当然長期的な予後についてのデータ無し。

 

・極少数で因果は不明だが、ワクチン接種後に死者が出ている事。

 

・コロナワクチン承認までの期間が異様なまでに短く駆け足の承認である事。

 

等の理由からです。なので

ハッキリ言って私はまだ若いし、万が一コロナウイルスに罹患してもそれほどリスクがあると思えない。

それに万が一コロナに罹患したら自業自得だと諦めもつくが

自らの意思でワクチン接種をして、万が一重篤な副反応が出てしまったら怒りの矛先を向ける先がない。

よって絶対にワクチン接種しないとは言わないが、とりあえずまだ数年様子見て問題無さそうなら考えよう。

と、そう思っていました。

あのニュースを見るまでは。

 

ワクチン接種に踏み切ったわけ。

あのニュースと言うのは千葉で妊婦がコロナに罹患し流産してしまったという、あのニュースです。

それまで私は

「妊婦がコロナに罹患しても胎児に影響はない」という認識でいましたし、実際調べてもそのような記述が多かったです。

しかし上記のニュースを見て改めて「コロナと妊婦」の関係について調べた所

胎児への影響は無いものの、流産や早産、母親の重症化や死亡リスクが非常に髙いと知りました。

以前もチラっと書きましたが現在私の妻は第一子を妊娠中です。

しかも妊娠初期から非常に波乱万丈で、詳しくは書きませんが切迫流産→切迫早産と

ずーっと安心できる状況が無く、現在も少なからず問題を抱えているハイリスク妊婦です。

なので、これ以上リスクを増やしてなるものかと、絶対にお腹の子には元気に生まれてきてもらうんだと。

その為なら最悪ワクチン接種によって死んだとしても悔いは無いと。

そう思いワクチン接種を受ける事にしました。

まぁなんだかんだ書いてますが要約すると自分の命よりお腹の子供の命の方を優先すべきと思っただけです。

 

この記事をどういう人に見てもらいたいか。

で、なんでその事を記事にしようと思ったかというと

絶対私と同じようにワクチン接種に対して否定的だが、やむを得ず接種せざるを得ないという人は少なからずいると思うんですよ。

そういう人に向けて、実際接種してみてどうだったかという事について

「ワクチン否定派からの目線での記事」

ってあんまり無いなと思ったからです。

なので、打ちたくないけど打つって人に届けこの思い!という事で書いてみる事にしました。

それと私は注射がこの世で一番怖いので、注射怖い!!って人にも読んでもらいたいですね。この私の奮闘記を!

勿論ソレ以外の人も読んでくれたら嬉しいです。なるべくコミカルに書きますから・・・!

それと余談ですが、記事カテゴリーが「その他趣味」に分類されてますが別に私はワクチン接種が趣味なわけじゃないです。

うまいこと当てはまるカテゴリーがなかったんで趣味という事にしました。苦肉の策です。

 

ワクチン接種レポ

打つまで~打った直後

さて、私がワクチンの予約が取れたのが9月28日。

この時点で妻は2回接種完了してたし、なんなら感染者数もかなり激減してきてた(東京で200人/日 以下とか)

ので、今更この私が接種する意味・・・?とも思ったんですが、予約しちゃったしキャンセルするのも面倒くさいし

何しろ有給使わずに1日仕事休めるから打っとくか!と軽めのノリで一応打つことにしました。まぁ夫婦で打ってたほうが感染リスクも下がるだろうしね。

先程私はワクチン否定派と言いましたが、キャンセルめんどいから打つかって程度のゆる~い否定派なんですよ・・・。

だってよくよく考えたら、もしワクチンで数年後ヤベェ副作用出たとしたら人類ほぼ壊滅するしね。

しかも医者や看護師は全滅でしょ?もうそんなの生きるのハードモードすぎるから

そんな中で生きるくらいなら一緒に全滅した方が楽だもんね。

 

話が逸れました。

ときはワクチン接種日の28日。予約は11時30分からだったので間に合うように接種会場の病院へ到着。

予約券と予診票と保険証を窓口で提出し、しばし待たされた後接種です。

私はワクチン云々以前に注射が死ぬほど怖いし苦手なのでマジでこの時間生きた気がしません。

怖さを紛らわす為に妻とずっとラインしてました。

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クソチキン注射恐怖おじさん

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クソチキン注射恐怖おじさん その2

ライン内でも書いてますが体に針が刺さるという事実がもう受け入れ難いんですよ・・・。

怖さがピークに達して「もしかして名前呼ばれない可能性」に賭けて現実から目をそらしてみたんですが駄目でした。

この直後無事呼ばれました。

この名前を呼ばれる瞬間がねぇ・・・

大学受験前のインフルエンザワクチンの接種が怖すぎて予約の時間に家から逃げた程の私には何よりの恐怖です。

 

ちなみにライン中に出てくる「太郎」とはお腹の子の仮名です。男の子なんで太郎って呼んでます。

 

ーーーーーーここからどうでもいい話ーーーーーー

それと「理想のパフェ作戦」というのは我が家で私の代からの伝統にしようと思ってる精神安定方法です。

その方法とは、気持ちが悪くてゲボ吐きそうな時、お腹が痛いのにトイレ等に行ける状況じゃない時など

とにかく精神を研ぎ澄まし、「その状況に耐える」事が必要となった場合

頭の中で「理想のパフェ」の構成を考え、つらい現実から目を逸らす事で現状を耐えるという技です。

具体的には、例えばゲボが出そうな時など

「まずパフェグラスの底にはシリアルを敷いて、その上にコーヒーゼリーを乗せて練乳をかけて、いやまてゼリーよりプリンにしよう。その上にはチョコアイスを乗せてもう一回シリアル、その上にソフトクリームを・・・」

という感じになるべく詳細に渡って、ディティールに拘って「自分の理想のパフェ」を

脳内で作り上げる事で気を紛らわすという手法です。

コレ結構有効なのでぜひ皆さんも試して下さい。

なぜパフェなのか?という点についてですが、パフェというのは

ゲボやう○こ等と最も対極にあり、それらから最も離れたものだからです。

ーーーーーーここまでどうでもいい話ーーーーーー

 

さて、診察室内に呼ばれて問診票に記入した事を再度軽く確認されます。

体調を聞かれ、アレルギーの確認をされ、持病を聞かれ、

どれも大丈夫なのでダイジョブデス、ダイジョブデスとロボのように答えます。もうこの時点で死刑囚の気分ですからね。

そしていよいよ注射!

力抜いてくださ~いと言われ左肩のあたりに死の一撃を打ち込まれました・・・。

もう怖くてしょうがないんで目はバッチリ瞑ってたんですが

秒数にして1秒程度かな?痛みはほぼゼロ。

上手いこと痛点避けたようです。まぁ痛み云々が問題なんじゃないですけどね。

とにかくピークを越えました。看護師さんに揉まないでいいですからね~お大事にどうぞ~と見送られ

診察室を出ます。

診察室の滞在時間はものの10秒程度でした。終わった・・・!

 

診察直後~30分後、急性副反応?発生!

接種後は15分から30分程度院内で様子を見て下さいとの事だったので

待合室の椅子に座って様子を見ます。

注射を打ったという衝撃で全身の力が抜けて足腰に力が入らない状態だったので椅子にたどり着くのも一苦労でした。

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腰抜けザコおじさん

椅子に座って妻に私の勇ましさを報告しました。これも注射を打ったという事実から目を逸らすためです。

しかし!接種後約10分過ぎ!

私の体に異変が発生しました!

注射を打ったという事実で腰が抜けてはいたんですが、それにしても笑えるくらい肢体に力が入らない!

スマホを握ってすらいられない!というか体を起こしてもいられない!

上体を起こしていられないので椅子に座って体を「くの字」に折り、自分の膝と太ももに顔を埋めるような形になってしまいました・・・。

そして目を開けると景色が全体的に白っぽく、スローに見えます。

それに手足の先も凄く冷たくなってるのがわかります。

なんというか・・・貧血の症状とそっくりです。

っつーか貧血ですね多分コレ。

注射打ったという事実にビビり散らしすぎて貧血になってしまったようです。

人生で3回目の貧血を「注射にビビった」という情けない理由で経験する事になるとは思いませんでした。

ただ、今までと違うのは異常なまでの冷や汗をかいた事。

院内は肌寒いくらいにエアコンが効いていたんですが顎や首や額からポタポタと床に滴るほど汗が出ました。

当然シャツはビショビショになり、それがエアコンの風で冷やされて寒いくらいです。

本当にここまで体調おかしくなったのは15年ぶりくらいで、病院の人に体調悪いですって言おうかと思ったんですが

そもそも歩けないどころか立ち上がれもしないし、なんなら上体を起こすこともできないので

ひたすら耐えるしかありませんでした。

耐える事15分程?でしたかね。徐々に体調が回復してきたので事なきを得ました。

本当に危ないところでした。

大学の同級生に「ハルクホーガンみてぇだな」って言われるような体格のオッサンが

まさか注射による血管迷走神経反射で貧血・失神なんてしたら病院内の笑いものです。どんだけ注射怖いんだよと。

 

注射30分後~2時間後

なにはともあれ無事1回目の接種を完了し、保険証等を窓口で返してもらう頃(混んでたのでやたら時間かかった)

には体調もほぼ戻っていたのでその足で「しゃぶ葉」に向かい昼食を食べました。

ワクチン接種のあとは昼食接種というわけです。

ここでは2時間弱滞在し肉を16皿、野菜大盛り4皿、ソフトクリーム2つ、ワッフル1つという

育ち盛りの高校生みたいな暴食をしましたが、この間はワクチン接種の副反応はとくになにもありませんでした。

全くの普段どおり。なんの問題も無し。

 

2時間後~6時間後

帰宅し、暇を持て余した為庭の空きスペースにニンニクでも植えてみるか!と思い立ち

スーパーで3個100円で買った中国産ニンニクを1玉バラし庭に植え、

汗をかいたのでシャワーを浴びました。

この時点での副反応もほぼ無し。腕の痛みは全く無く、肩も上がるし注射した付近を触っても痛まず。

ただ若干、本当に若干、気のせいで済まされる程ごくわずかに左腕がダルいような気がしました。

私は肩こりがひどいので、庭いじりしたせいで肩凝ってんのかな?程度にしか思いませんでしたが。

 

6時間後~10時間後

妻はまだ妊婦健診から帰ってこない為、更に暇を持て余し茶碗蒸しを作成。

その時点で接種後7時間経過程度でまだ痛みは無し。

その後妻が帰宅し接種から9時間~10時間経過した頃(夜8時半以降)

来ました・・・腕がイテェ・・・

接種箇所周辺を触ると痛いし、腕を動かすのも痛い。

とは言え腕が上がらない程ではなく、まだ腕を真上まで上げることができる程度の痛さ。

副反応とか仰々しい事言いやがって、この程度とか笑わせてくれるじゃねーの。

と、思ってましたこの時は。

 

20時間後~24時間後

前日就寝時の時点で、打った方の腕を下にして寝られない程度には痛かったんですが

一夜あけて翌日の朝、

朝ベッドから起きようとして

左腕がバギィ!!!

なんだこの痛みは。昨日まで副反応を甘く見ていた私はただの無知な愚か者だったという事を思い知らされました。

これが副反応の真骨頂とも言うべき痛みか。腕が肩より上に上がんないとかいう情報はよく耳にしてたので最悪その程度は覚悟してましたが

肩より上どころか、最早脇をひらけないレベルで痛い。

「気をつけ」の姿勢以外すべて激痛ポイントです。ちょっとでも動かすと「アオォ!」とか「オワァ!」とか声出るほど痛ぇ・・・。

というか、自分が歩く振動だけで痛いんですけど・・・。

そして痛みで直立する事もできない。体を左に傾けていないと腕がハチャメチャに痛い。

弊社はワクチン接種翌日も特休扱いで休めるので休んじまおうかと思うレベルの痛さだったんですが

「腕がとんでもなく痛い」以外の不調が一切無く、体温も平熱なので出勤する事にしました。

しかし通勤中も車の振動が地獄・・・ちょっとした段差踏むだけで左腕がビギィ!ってなります。

正に「くっ・・・沈まれ我が左腕よ・・・!」状態。邪気眼じゃないんだから。

 

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衝撃のじじつ

なんとか会社に到着し仕事を開始するも、

腕が上がらないせいでキーボードに手が届かねぇという事態が発覚。これは予想外だった・・・!流石にラインで妻に報告!(報連相は大事ですよ!)

あと電話も取れない。引き出しも(左手では)開けらんない。

端的に言うと「なんもできん」という事になってしまいました。

上司にも「キツかったら帰れよ~」と言ってもらいましたが、仕事柄「私の部署の判断」が必要な場合も多々あるので

置物状態でも休むよりは会社に居たほうがマシだろうという(私独自の)判断により定時まで電卓で計算したりしてました。

これもいつもは「左手電卓、右手ペン」でやってるのに左手使えないせいで捗らなかった~!

 

その後・・・

妻の言う通り、そこが痛みのピークだったようで24時間経過したあたりから徐々に痛みは少なくなっていきました。

(この記事を書いてる9月29日、接種より約32時間後?現在まだフツーに痛いっちゃ痛い)

 

2回目接種へ向けての意気込み

タイトルにあるように今回の接種は1回目です。つまり2回目が3週間後に控えているという事です。

2回目はどこで誰に聞いても1回目より副反応が強いと言われますし、世間でもそう言われてます。

事実としてそうなんでしょう。

つまり2回目の方が恐ろしいという事になるわけですが、多分次こそ私は血管迷走神経反射により待合室にいるおじいやおばあに見守られながらぶっ倒れると思います。

怖すぎて。

埼玉県のとある病院でワクチン後にぶっ倒れているおっさんをこの先見かけた場合

それは私かもしれません。どうぞ優しくしてやってください。

ではまた次回。