一日目はこちら
こんにちは。
一日目はクソ雨に振られてビショビショになったり散々な思いもしましたが
なかなか充実した日となりました。
一日目の夜はご飯食べて温泉入って、やること無い上に結構疲れたので9時くらいに寝ました。
そして二日目。前日早寝しすぎたせいで夫婦ともに5時半起床(目覚まし無し)
となりました。まだ真っ暗です・・・。
しばらくぼーっとしてると夜が明けてきました。
薄ら曇っててあんま朝日が綺麗じゃない・・・。
着替えやら荷造りやらをしていると朝ごはんのアナウンスが流れたので
昨日と同じバイキング会場へ向かいます。
朝ごはんは夕食と違って固定の一品メニューが無く全てバイキングです。
朝なので軽いものが多いですね。
パンもご飯も揃っててなかなかいい感じ。特にパンはたまごサンドの具や
ツナサンドの具、ジャム等も揃ってて素晴らしいです。私はたまごサンド(たまごドック?)だけ食べました。
ご飯のおかず達もなかなか美味しかったですよ。特に鯖の塩焼きが美味しくて
3つも食べました。
やっすいホテルだから、生臭いかなーと思って食べたら全く生臭くなく、かつ油ものっていて最高でした。
あと牛乳!このへんで育った牛の牛乳なんですかね?やたら美味しく感じました。
ご飯をたべたらチェックアウトです。8時とちょっと早いですが本日も予定があるので早めに出ます。
今更ですが、名前にも山荘とついてるだけあってロビーの「山荘感」が凄いです。
なんでしょうね、このうらぶれ感というか、寂れ感というか。
ロビーにある漫画も昭和の匂いしかしません。
でもこういう雰囲気嫌いじゃないです。っていうかむしろ好き。
ホテルを出て本日1箇所目の目的地は「殺生石」です。
いわゆる九尾の狐(玉藻の前)が封じられた姿と言われる意思で、石になった後も毒を出し続けて周りの生物が死滅したという伝説の石です。
この殺生石、昨日前を通った時にアホ程混んでて、車が駐車場に入れずに溢れて渋滞を起こすという自体になってたので朝早めに来ました。
そのお陰か駐車場は1台だけ空いており、人気もほぼ無し。ラッキー!
ここは朝早め(8時過ぎくらい)までが狙い目ですよ!
駐車場から殺生石本体までは少し距離があり、遊歩道が整備されています。
遊歩道の途中にはモジャ石や沢山の地蔵があり、また殺生石からの瘴気(というなの硫黄泉)のせいで植物がほぼ死滅しており、地獄感あります。
植物がないせいで岩と石がゴロゴロな風景なんですが、岩の上に石が積んであるんですよね。
これは「賽の河原」をイメージして県とか町の職員が積んだんですかね?
一つ積んでは母のため~ってヤツ。
そんなこんなで殺生石本体です。
九尾の狐・白面の者・妲己・玉藻の前等、どれか一つくらいは誰でも耳にしたことがあると思いますが、それの成れの果てですね。
正確には封じられて石になって、3つに飛び散ったうちの一つらしいです。
残り2つはどこ行ったんでしょうね。
この場所で見てほしいのは殺生石よりも、殺生石のある場所から振り返った景色です。
谷間から見える麓、なかなか絶景ですよ。
殺生石を出た後は車で5分程度の場所にある「つつじ吊橋」を目指します。
5分なのですぐ着いたんですが、なんとここでまた昨日と同じく「クソ雨」が降ってきました。
山の天気はホント気まぐれです。20分程待ってみたんですが止む気配がないので
とりあえず心もとなくなってきたガソリンを入れに行きます。
ついでにコンビニで傘も買いました。(結局その後買った傘の出番無し!クソが!)
給油後向かったのは「南ヶ丘牧場」です。つつじ吊橋は一旦置いておくことにします。
こちらの牧場、なんと入場無料です。
初代オーナーの「我が家を訪れる客からは金とんねぇだろ?普通」という精神が受け継がれ入場無料なんだとか。あっぱれな精神ですね。
(でも中では色々お金かかりますよ!当然!)
牧場入るとまず右手にお土産コーナー。
そしてそのすぐ先に池があってアユとチョウザメがいます。
まぁアユは分かる。山の魚!って感じですしね。でもなんでチョウザメ・・・?
しかもアユと混泳してますよ。
奥に進むと放牧場です。
牛とかロバとかがいました。
奥の放牧エリアの牛は人馴れしているのか広い放牧場にもかかわらず
観光客のすぐ近くの柵まで寄ってきてくれます。
かわいい。すごくかわいいです。あと鼻がブニブニしてて鼻水かなにかでビッショビショで生暖かくてつい触りたくなります。
放牧エリアの手前には体験エリアもあり、料金を払って
・ウサギの散歩
・乗馬体験
・ヤギ・ヒツジの餌やり体験
ができます。
私達は餌やり体験をしました。
まずヤギとヒツジの囲いの中に入るのが一人250円で
餌は更に1カプセル100円なので一人350円です。安くね?
入場料払って餌買って、囲われたスペースに入ると
ヒツジとヤギが合計20匹?くらいいます。
ここで先達者からの注意なんですが、ビビリな人や小柄な人は
「決して餌を持ったまま柵の中に入らない」
これを忘れないようにしてほしいです。ヒツジとヤギの圧力、ヤバいです。
あ、あいつ餌持ってるぞ!ってバレるとヒツジとヤギ(特にヤギがアグレッシブ)が10体くらい猛突進してきます。
無害なのはわかってるんですが結構ビビります。
あとひらひらした服着てると服も食べられます。
ヤギに関しては立ち上がってのしかかってくるので汚したくない服で行かないほうがいいです。
ここでも1日目と同じく
「入った時はガラガラなのに、我々が入るとその後から客がめっちゃ入ってくる現象」が発生して
私達が餌やりを終えた頃にはカップルや子供連れが沢山めぇめぇ広場に入ってきてたんですが
餌を持った子どもたちは例外無く猛突進してくる群れにビビり散らして
ダッシュで逃げた挙げ句、餌を全部ばらまいて逃げるという悲しい結末に陥ってました。
中にはこの世の終わりでも見たんか?ってくらい大泣きしてる子もいました。
ゆっくり餌やりしたい人は「柵の外から」あげるのがベストです。
ヒツジとヤギのアイドルになりたい人は餌をシャカシャカ振りながら入場すると猛突進してきて周囲360度を囲んでくれますよ!
(そしてのしかかられて服の裾を食べられます)
かなりエキサイティンな餌やり体験の後は、南ヶ丘牧場に来た目的でもある
「ソフトクリーム」を食べます。
こちらのソフトクリーム、いくつかの味の他に少々お高い
「プレミアムソフト」があるんですが、これが口コミでの評価がやたらと良いんです。
絶対食べるべき!とかそこまで言われたら食べないわけにもいかないので食べます。
500円と少々お高いですが、食べてみてびっくりしました。これはウマい!
とにかく牛乳!ミルク!って感じの味で濃厚さが異常です。
とんでもなく濃厚!激ウマ!
これは納得の500円です。これだけでも食べに来る価値あります!
(どうでもいいですがこの茶屋でも我々が入ったときは客ゼロなのに、
入った途端後から客がなだれ込んでくるという謎現象発生しました)
その後はおみやげショップでお土産を買い次へ向かいました。
次の目的地は超有名なパン屋「ペニー・レイン」なんですが
ここへ行ってみた所、もう常軌を逸した激混み具合で、
入店待ちの行列の他に「駐車場待ちの車の行列」まで出来ていたのでとても入れまいと諦めました。
時間が浮いてしまったので、朝イチで雨降ってて諦めた「つつじ吊橋」へもう一度行ってみることにします。
昼前くらいの時間になってしまったため、駐車場がまぁまぁ混んでしまっていて
駐車場の空き待ちを3分くらいしました。たった3分ですけどね。
ここは吊橋から景色を見る以外にやることがないので駐車場の回転は早そうです。
写真が下手くそなので伝わりきらないんですが、景色は凄く綺麗です。
丁度いい紅葉のタイミングだったので緑~赤のコントラストと
空の青に所々真っ白の雲と最高の色合いでした。
ただこの吊橋、吊橋なだけあって結構揺れますし、床がシースルーになってるので怖がりな人は渡れないと思います。
妻は途中で引き返しました・・・。
ちなみにこの吊橋へ向かう途中「殺生石」が激混みしていて渋滞を作っていました。
先行っといてよかった~。
吊橋の後は「お菓子の国ハートランド」まで行き、お土産を買うついでに2回のレストランで雑な山菜そばを食べて昼ごはんとし、
最後に「アジアンオールドバザール」へ向かいます。
こちらのアジアンオールドバザールは3つの店舗と2つの飲食店がまとまった敷地内にある
アジアンでエスニックでエキゾチックな香りの漂う場所です。
売っているものは主にアジア(ネパールとか、インドとかそのへん)の雑貨とお香等です。
なんというか、よくショッピングモールにテナントで入っている「チャイハネ」をもっとガチにした感じだと思って下さい。
売ってる雑貨は「これなにに使うんだ・・・?」とか「これ違和感無く飾れる家って日本に存在するんか・・・?」みたいなものばっかりですが
そういうのが好きな人はかなり楽しめると思います。私は楽しめました。
以前訪れた時は真鍮でできた手のひらサイズのラッパを購入したんですが、今回はめぼしいものがなく見て回るだけになってしまいました。
お香の種類がかなり豊富なので、お香好きな人にもいいかもしれません。
以上で那須観光はおわりです。いかがだったでしょうか。
関東からほど近い那須、今回訪れた場所以外にもかなりの観光スポットが密集しており
一回の観光では周りきれないので
何度行っても楽しめる場所だと思います!
車での観光が前提ですが、どんな人でも何かしらハマる観光スポットがある事間違い無いのでオススメです!
次回記事書きました。