前回の記事はこちら。
こんにちは。
夏来ちゃいましたね。
家の裏の用水路にザリガニとか小魚とかがいっぱいいるんですが
そういうの見ると捕まえたくなりますね。
あとウシガエルもいますしアマガエルは私が住んでる市の人口より多いんじゃないかって程居ます。うちの庭だけで。
機会があればウシガエルとザリガニは捕獲して食べてみたいですね。
妻が断固拒否しそうなので一人の時じゃないとできませんが・・・。
本題です!
本日も3点+α、石紹介したいと思います。
紹介する石は カクタスアメジスト ハイアライト モキマーブル +αです。
です!カクタスとハイアライトは以前も紹介しましたね。また買っちゃいました。(テヘペロでヤンス)
まずはこちら。
カクタスアメジストです。
カクタスは先も述べました通り以前も
この記事で紹介してます。
以前の記事で紹介したやつはスピリットクォーツってラベリングされてますね。
あと色も黄色でアメジストじゃなかったです。
細かい結晶の先端のほうだけちょっぴり紫色な結晶なのでトゲトゲ感が際立ちます。
色合いも濃すぎずちょうどいいですね。
所で水晶って1mm成長するのに100年とも10万年とも100万年とも言われます。
条件によって成長速度も変化するのでどれが正解とは言えませんが
とにかく途方も無い時間をかけて成長しているのだけは確かです。
もし手元に水晶のクラスターやポイントがある人は改めてじっくり見てほしいです。
その水晶は何万年、何億年の時を経て、
地球の歴史の中、偶然発生した微弱な電気信号で動く有機物の塊である人間という生物の中の
貴方という一個体と奇跡的な確率を経て巡り合ったわけです。
何の気無しにもっているその水晶には何億年という歴史が詰まっているんです。
形容しがたいほどのロマンを感じませんか?
前も書きましたがカクタスっていうのはサボテンって意味です。
どうでもいい話ですが、カクタスクォーツっていうと南アフリカなイメージ強いですが
これはブラジル産なんですよ。
ブラジルっていうとアメジストのイメージだから産地的には間違っちゃ居ないと言うか、さもありなんという感じではあるんですが。
過去に紹介した金色のカクタスは南アフリカですね。
色は違えどどういうわけかそっくりです。結晶の付き方とか。
デカイ結晶の方はボケちゃってますが、小さい方の先端部分を見ていただきたい。
綺麗にととのってます。これが、この部分がとてもヨカッタのでいくつかあるカクタスアメジストの標本の中からコレを選びました。それと一部黄ばんだ色が混じっているのも個人的にはGood。
価格はラベルに4,000円とありますが半額の2,000円でした。
前回記事で紹介したグリーンアポフィライトと同じお店で買ったので。
2,000円ならまぁ妥当ですが4,000円はちょっと高すぎるのでやっぱり二重価格なんでしょうか。
次です!
またハイアライト買ってしまいました。
こちらもルースとか宝飾加工された石をメインに扱っているお店の片隅で売られていたんですが、
なんかルースメインで扱ってるお店の方が原石の掘り出し物多い気がします。
ルースメインで原石には疎いから値付けが適当なんですかね?
ちなみに前回紹介したピンクトルマリンとは別のお店です。
ハイアライトに関しては
これらの記事で無色透明なまるで水のような結晶と、
こちらの記事で蛍光する標本を紹介してるんですが
懲りずにまた買ってしまいました。
好きな鉱物なんですよ・・・ハイアライト。
今回購入したヤツは蛍光ナシのパターンの標本なんですが、
何か不純物が混じっており中心部から外側にかけて茶色のグラデーションになっています。
この色にやられました。綺麗なんだもん。
無色透明の、まるで水滴の時が止まったような結晶も最高ですが
こういう色付きのヤツもなかなか堪らないですね。カラメル混ぜたの?みたいな色しちゃって。
しかもこれ、写真にも若干写ってますが角度によって虹が出るんですよ。これがまた綺麗で・・・。
端の方は無色透明で「ザ・ワールド食らった水滴」感がちゃんと出てます。
ハイアライトの良さってやっぱりこの形と透明感だと思うので、個性的な色と無色透明が同時に味わえるこの標本はやっぱりお得です。
こちらの標本、価格は1,000円でした。かなりお買い得です。
正直な話、これ発見した瞬間絶対買いだと思ったんですが、コレを買ってしまうと
ハイアライトの標本が4つ目になってしまうので一瞬思いとどまりました。
その結果「会場1週してきてまだ売れてなかったら買おう」という結論に至り
アラウンドザ会場の後、無事残っていたので購入する事となったワケです。
今回で確信しましたがルースや宝飾品をメインで取り扱っているお店が
オマケでついでに取り扱ってる原石標本の値付けはかなり「適当」です。
もちろん売れたらラッキー的な考えでやたらと高い値段がついている場合もありますが、
ある程度目が肥えて相場を把握できていれば
「これがこの値段でいいの?」みたいな標本を発見できる可能性が高いです。
特にお目当ての石があるわけじゃないけど、何かお得に綺麗な標本が買いたいって人、
「ルースメインで、標本もちょっとだけあるお店」が狙い目ですよ!
・・・これ教えちゃうと「お得石ハンター」のライバルが増えちゃう事になるんですが
まぁこのブログ殆ど誰も見てないし大丈夫でしょう!
次です!
モキマーブルです。鉱物としてはヘマタイトという事になりますね。
ヘマタイトなのは表面だけで、中は砂岩だそうです。
同じお店で半分にカットされて断面図が見られるようになったモキマーブルも売ってたんですが
値段が同じだったので丸々1個の方を選びました。
カットスイカと丸々1個のスイカが同じ値段で売ってたら、例え食べきれないサイズだとしても丸々1個の方を買う。そういう人間なんです私は。
ご覧の通りまん丸い石なんで角度変えて撮影する意味あるのか?とも思ったんですが
一応撮影しました。結果あんまり意味がなかったですね。
モキマーブルはシャーマンストーンとも呼ばれていて、アメリカのユタ州で採れるらしいです。
その昔?原住民がこれで占いだかなんだかをやってたとの事。
だから別名シャーマンストーンなんですね。モキマーブルという名前の方も
「モキ(祖霊)」+「マーブル(おはじき)」という意味らしいです。
祖霊のおはじきって格好いいですね。
サイズ感はこんな感じ。直径3cmちょいくらいでしょうか?
指がガッサガサなのは漂白剤触ったからです。
全然関係ない話ですがモキマーブルについてちょっと調べていたら個人のスピリチュアル系ブログが出てきて、モキマーブルについて
「触った瞬間手がピリピリ」とか「吐き気と目眩で立てなくなった時モキマーブルで回復した」とか噴飯ものの事が書いてありました。
確かに、私もこの石を触って目を閉じたらさっきまで頭が痛かったのにスーッと引いていったり、
イライラした気持ちがおちついてきたり、
心が落ち着いた水面のように
なったりしねえ。
するわけないじゃん。これはただの形が面白いだけの石です。
更に噴飯物な事に、そのブログには「捏造記事に騙されるスピ好きが急増中!」とかいう記事もありました。
コイツらの基準がわかりません。普通の人からしたらパワーストーンのパワーも捏造でしかないっていうのに。
話が逸れました。
このモキマーブルは現在採取禁止です。ユタ州に行っても拾えません。
こういう、形が面白い系の鉱物標本て
綺麗な鉱物標本ほど人気が無い気がするのでまだ手に入るでしょうが
形のいいヤツ、サイズ感がちょうど良いやつ程どんどん流通から姿を消していくと思うんで
欲しい人はなるべく早めに確保しといたほうがいいかもしれませんね。
ちなみに値段は1,000円でした。私は手頃だと思いますが興味ない人からしたら
ただの丸い石を1,000円と交換する変人でしかないですね。
そして最後にオマケ
宝石小瓶です。
シーザーズ・ラボさんという所が販売していました。
2020.11.20 訂正
「シーサーズ・ラボ」さんでした。シーザーだなんて、そんなウィル・A・ツェペリさんの孫みたいな名前じゃなかったです。ごめんなさい。
ちなみに上のモキマーブルもシーサーズ・ラボさんで購入。
中の石はシンセティックも本物もごちゃまぜのごった煮だそうです。
これ・・・すごく綺麗ですよ。
これも1,000円でしたが、帰宅後にあと1、2本買っておけばよかったと後悔しました。
以上いかがだったでしょうか。
次の記事ではルース5点紹介したいと思います。
ではまた次回!
次回記事書きました。