前回記事はこちら
こんにちは!
2020年の第六回浅草橋ミネラルマルシェで購入した物の紹介も今回で最後となります。
余韻が寂しいですね。
鉱物の即売会に行くのは年に1回までと自分の中で決めているんですが、
今ちょっと、5月に大宮で開催されるプチマルシェが気になってます。1,000円均一なんですよね。
1,000円マルシェって、出店者とすると商品を選定する際に「ぴったり1,000円くらいの標本」のみに絞るって事はないと思うんですよ。
それやっちゃうと並べられる商品が極端に少なくなっちゃいますし。
だから恐らく1,000円前後、700円~1500円とか、普段その価格帯で売ってる商品を全部1,000円にして売ると思うんですね。
つ ま り !
良い標本を見分けて、1,000円以上の価値があるものだけを買えばお得に石を手に入れられるという事です!
・・・きになるよねぇ~。
鉱物おじことこの私、小学校低学年か就学前くらいから鉱物大好きマンなので石集め歴は20年以上です。
手前味噌ですが石の見極めについてはまぁまぁなもんだと思ってます。
なので、1,000円マルシェに行ってこの曇りなき双眸(視力0.7)で石を見極めて見たいんですよ。
あと全部1,000円ってのは予算管理がしやすくていいですし。10個買っても1万円ですからね。
「あっこれ欲しい・・・けど髙い・・・でも買っちゃえ!(予算オーバー)」
みたいな事が起こりにくいハズです。
ってぇ事で、GWの最終日である5月6日に開催されるプチマルシェ行ってみたいなぁって話です。お小遣いに余裕あったら多分行きます。
本題です!!!
今回紹介する石は全部ルースで、 チョコレートダイヤモンド ブルートパーズ スフェーン マリガーネット
です!
ダイヤとトパーズはガチャで出てきたヤツです!では行きます!
まずチョコレートダイヤモンドから!
写真暗いですね!ちょっと手抜きしました!
簡単に言うと茶色いダイヤモンドです。ブラウンダイヤモンドって呼ばれる事の方が多いかな?
っつーか粒小さすぎて茶色かどうかもよくわかんねぇ・・・。
でもライト当ててよく見ると茶色っぽいかな?ってなんとなくわかります。
ルーペで見ると茶色いインクルがあるとかではなく、全体的に茶色く着色してるのがわかります。
ダイヤモンドというと唯一硬度10のキングオブカチカチ宝石です。永遠の輝きとは良く言ったもんです。
やっぱりダイヤモンドって婚約指輪とか高いジュエリーのイメージから高価なものって意識があると思いますが
グレードによりけりで低グレードのものは結構安いですよ。
このう◯こダイヤのルースは500円でした。っていうか1回500円のダイヤモンドガチャから出てきたのがコレという方が正しいですね。多分ハズレです。
ちなみに!私が妻に贈った婚約指輪のダイヤモンドは
カラーはD
透明度はIF
カットはEX
のほぼ満点のものですよ!ちゃんとハート&キューピッドが出るやつ!もちろん鑑定書つきです!高かったぁ~・・・。
普段つけるもんでもないから仕舞い込んでありますが、私のコレクションに加えたいです・・・。
つぎ!ブルートパーズです!
写真が暗いな?
すみません、実はこれらの写真はミネマルから帰宅してすぐ撮影したんでヘトヘトだったんですよ。なのでちょっとルースは手抜き写真になりました。
ケースから出してもいないし・・・。
照らすと青さがよくわかりますね。
以前に
こちらの記事でもブルートパーズのルースを紹介しましたがちょっと見比べてみて下さい。
青さが全然違うの分かりますか?わかるよね?
これが!!!
未処理のものと処理済みの違いです!
前にトパーズ紹介したときの記事でも書きましたが、ブルートパーズは放射線&熱処理されていないものはほぼありません。
こういう色の濃いブルートパーズはまず100%処理されています。
そして処理されたものとそうでないものは鑑定でも区別ができません。
ちなみに、放射線照射の段階での処理の違いによって色に差異が出るらしいですよ。
所謂ロンドンブルーとかスイスブルーとか言われるヤツでしょうね。
あと、熱処理されてるクセにトパーズは熱に弱いです。
アチアチになってしまうと退色し無色になってしまうようです。
ちょっと詳しく書くと、未処理のトパーズに放射線照射をすると
グリーン~ブラウンになり、そこに熱を加えるとブルーになるらしいです。
ただし、先述の通りトパーズは熱に弱い為、熱を書けすぎると青を通り越して無色になってしまうとか。火加減が大事という事です。料理か。
このブルートパーズは400円でした。これも1回400円のジェムガチャから出たヤツですね。
アタリかハズレかで言ったら引き分けといった所でしょうか。
次、スフェーンです!
スフィンとかスフェンとか若干表記揺れがありますが、スフェーンって呼び方が一番好きです。一番マヌケな響きなので。
あとスフェーンって名前は宝石質のものにつけられる名前であって、正式にはチタン石といいます。チタナイトですね。
チタンとか硬そうな感じなのにモース硬度は5ちょいくらいの柔らかめの石なんで宝飾品に加工して日常的に身につけるにはあんまり向かない石と言えます。
私はルースケースに仕舞って滅多に出さないんで関係ないですけどね。
色は黄緑色って感じの色です。緑といえばクロムダイオプサイトやエメラルドなんかを連想しますが
こちらのスフェーンもそれらと同じく発色の元はクロムです。クロム含んでたら大体緑になるよって覚えといたらOKです。
暗い方が緑が強くみえますね。光ると若干黄色味がでるというか。
スフェーンはダイヤモンドより輝くらしいです。
それと先程からチラチラ写真の中に見切れている毛は最初から封入されてました。
なので売ってたインド人ぽい人の毛だと思います!
こちらのスフェーンは1,000円の所、2割引+税で880円でした。
妥当な価格だと思います!
最後、マリガーネットです!
この石はその名の通りマリ共和国(とその周辺)で採れる石で、ガーネットなので当然柘榴石です。
性質的にはグロッシュラーとアンドラダイトの中間あたりのもの、
っていうかグロッシュラーとアンドラダイトが混ざったもののようです。
マリガーネットは屈折率とか分散度が高くキラキラとして綺麗な石です。
色は緑~黄~茶と多岐に渡るようですが、緑っぽいのが高いのかな?茶色になるにつれやすくなるみたいですね。
ただし屈折率なんかは茶色近づけば近づくほど高くなるらしいので難儀なもんです。
発見されてから比較的新しい石で、まだ25年くらいしか経ってません。
産地はマリとその周辺だけなので採取し尽くされたら値段が上がるかも・・・なんて書いてあるサイトもありましたが
現在はマダガスカルやスリランカ等でも採れるみたいですね。採掘量はどうなんだか知りませんが。
この石もスフェーンと同じく1,000円の2割引+税で880円でした。
まぁいいんじゃないでしょうか(投げやり)。
以上、いかがだったでしょうか!?
やっぱり即売会行く際は「標本買うぞ!」って気持ちで行くんですけど
行ったら行ったで「ルースもちょっと買うか」ってなっちゃうんですよね。
次回は今回購入して増えた鉱物分、棚が圧迫されてどうにもならなくなったので
棚を整理した奮闘記にしたいとおもいます!
ではまた次回!
次回記事かきました!