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趣味の鉱物収集 キャストライト エチオピアオパール パイライト

前回の記事はこちら

 

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こんにちは!

今日も3点紹介していきたいと思います!

そろそろアクリルベースに固定してある標本が尽きそうなので、まもなくルースとか二軍の紹介に移ると思います。

ルースの方が好き!って方はお楽しみに!

さて本日紹介する石は キャストライト エチオピアオパール パイライト

の3点です。それと1点オマケ紹介もあります。では一点目のキャストライトから

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キャストライト!

真ん中の茶色い丸部分を中心に十字の黒い筋が入っているのが分かると思います。

スライス&表面研磨してある標本なので模様がわかりやすいです。

表面何故か結構傷だらけだけど・・・。

おそらく中国の土産物として売られていたと思しき紐を通す小さな穴が空いています。

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傷が・・・

改めて写真で見ると本当に傷凄いな・・・。

模様が十字に見える事から十字石(クロスストーン)とも呼ばれる場合があるようですが、

十字石というと

 

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 どうしてもこっちの十字石の方が強いので

私はキャストライトは十字石とは呼ばずにキャストライトと呼び隊の隊員番号1を勤めています。

隊員番号2以下は不在です。

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MB君!(モバイルバッテリー君!)

後ろから光を当てると十字が多少わかりやすいですね。

十字じゃない部分は結構透明です。

この鉱物、十字じゃない部分がキャストライトのメイン部分(?)で、黒い十字になってる部分はサブ(?)部分です。

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ふつくしい

メイン部分が透明な石の部分ですが、この鉱物はアンダルサイト(紅柱石)という鉱物です。

スペインのアンダルシア地方で産出したからアンダルサイトというらしいです。

アンダルサイトはアルミニウムと珪酸で出ていて、化学組成はAl2SiO5です。

これはある鉱物と全く同じ組成です。ここまで言えばもうお気づきでしょう。

そう!カイヤナイトですね。アンダルサイトはカイヤナイトと同じ鉱物であると言っても過言ではありません。過言かもしれません。

ではなぜ見た目も色も違うかというと、結晶構造が違うからなんですねぇ~。

アンダルサイトは斜方晶系

カイヤナイトは三斜晶系なのでここまで見た目が変わるワケです。

結晶構造が違うので結晶の形もへき開の仕方も当然違います。

とまあ、ここまでアンダルサイトの説明ばかりになってしまいましたが

この標本はキャストライトです。キャストライトというのは上の写真のような特徴的な模様になったアンダルサイトの事です。

じゃあ何故特徴的な十字模様ができるのか?

そもそも十字部分は何でできているのか?という所ですが

実は十字部分は不純物です。上の写真は黒いので炭素系の何かでしょう。

つまりこういう事です。

アンダルサイトが結晶を作ります。結晶ができる際に余計な不純物が結晶の外に押し出されます。

押し出された不純物が結晶と結晶の隙間に挟まれます。

・・・と、こうして挟まれた不純物が黒い十字として出てくるわけなんですねぇ~。

 

はいという事で次、エチオピアオパールです。

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遊色あり!

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ウヒョヒョ・・・w

もうオパールについては散々書き散らしてきたのでいまさら書くことがもう何も無いんですが、

(一応前回記事のハイアライトでオパールについて詳しく書いてあるんで、冒頭のリンクからどうぞ)

オパールです。遊色があるのでプレシャスオパールという事になるんでしょうか。

一応エチオピアオパールについて説明しますと、非常に吸水性が高く、その反面乾燥にも弱いです。

吸水性が高いという事で、エチオピアオパールの最大の特徴として「ハイドロフェン」があります。簡単に言うと「水吸わせると色変わるよ」って所でしょうか。

調べるといくらでも出てくるので是非調べてほしいんですが

白く濁ったエチオピアオパールを水に暫くつけておくと透明になったりします。

乾けば戻りますが。この性質からカメレオンオパールなんて呼び方もされるそうです。

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一応アクリルベースにね。

私も一回試してみたいんですが、乾燥させる時に過乾燥で割れたりしたら嫌なので試しません!

あ、ちなみに上の写真は最初の2枚と別の小瓶です。2個買いました。

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アップ

この瓶の下のほうの乳白色のヤツなんかはおそらく水に漬けたら透明になるんじゃないかなーと思います。

ちなみに横に突っ立ってる細長い瓶はサハラ砂漠の砂です。

特に解説はしません。解説しようにも「砂漠の砂です」以外に言いようがないですから・・・。

クッソどうでもいい話なんですが、もしドバイに住んでる、ブルジュ・ハリファから札束ばらまくレベルの金持ちになったら

砂漠の砂で砂場作ってみたいです。きっとサラッサラですごく楽しいと思うんですよね。

まぁ一生その時はこないでしょうけど。

ブルジュ・ハリファから札束をばらまくレベルの金持ちの人、私の代わりに実現してください。そしてその砂場に私を招待して下さい。

 

はいつぎ!!三点目のパイライトです!!!!

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ましかく!

立方体が母岩にめりこみ系のパイライトキューブ、

横にめりこんでないパイライトキューブ添えです。

パイライトについても散々紹介してきたんでもう今さらって感じですね。

 

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 ここで取り上げてます。

今回紹介するヤツがパイライトの標本の中で一番気に入ってます。なので箱入りにして錆びないように気をつけてます。

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ぴかぴか

その甲斐あってか未だにピカピカです。購入したのは10年くらい前なんですけどね。

キューブ単体の方は錆びまくってますが、これは手でベタベタさわったからです。

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背後から

パイライトは水晶とかフローライトと並んで非常に初心者向けな石だと思うんですよ。

これ前にも言いましたっけ?まあいいや。

何故なら綺麗で、安くて、どこでも売ってるからです。

鉱物界の牛丼ですね。牛丼石と呼んで下さい。アホみたいなので私は呼びませんが。

安いと言いましたが、具体的には上の写真の母岩付きキューブで1,500円程度です。

キューブ単体の標本であれば一個200円前後でしょう。なんとなく3個500円とかで売ってるイメージが強いです。

とりあえず鉱物収集始めたいなって人は水晶クラスターと八面体フローライトとパイライトキューブ買っとけば、コレクションの賑やかしになります。

3つ買っても多分1,000円以内で収まります。

 

ということで

いかがだったでしょうか!!!!?

この時期は外が寒いです。

外でケイドロや色鬼や高鬼、もしくは秘密基地づくりをしたい気持ちもわかりますが

寒い時には家の中で鉱物見ながらボサッとするのもイイもんですよ。

あ、ここにきてオマケです。

オマケはサンゴの化石(フォッシルコーラル)です。

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卵型

なんかねぇ~~~~。石っちゃぁ石ですけど?みたいな括りの中にあったんで

鉱物紹介で紹介しようか迷ったんですよねぇ。化石って別にそんなに興味無いし。

興味無いもん買ってんじゃねーよハゲ!って思われるかもしれませんが、これお土産でもらったものなんですよ。

あと私ハゲてません。ドフサです。かかってこいや!!

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模様キッモ・・・

一応ミネラルタックにも固定して一緒に飾ってあるし、オマケ扱いで軽く紹介しとくかといったところです。

ご覧の通り、模様がきンもちわるぅ~~~いです!以上!

また次回!!

次回記事かきました!

 

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