その2はこちら
その3です。
今回はハーレークイン、レッドファントム、カクタスです。
ここまで一度も「普通の水晶」出してませんが、普通の水晶って別に見ても面白くないもんね?
まず1つ目のハーレークインクォーツ。
レピドクロサイトとかヘマタイトとかが、こう、いい感じに散りばめられて内包されるとこの水晶になります。
どっちも鉄由来の鉱物だと思うんですが、形が違うだけ?気になって調べたら
レピドクロサイトは鱗鉄鉱(FeOOH)でヘマタイトは赤鉄鉱(Fe2O3)だそうです。どうでもいいね。
それと、ハーレークインの意味って道化とかおどけ者とかって意味らしいですが、他に鱗的な意味もあるんでしょうかね?
レピドクロサイトは「鱗」鉄鉱ですし、先天的な疾患である皮膚病にハーレクイン型魚「鱗」癬とかありますし。
こっちは調べても分からなかったので誰か教えて下さい。
アップにするとミネラルタックにくっついたホコリやゴミが汚らしいですね。しゃーない!
この水晶に限らず、透明度が高くクラックやインクルージョンの無いものはルースに加工されたりしますが、透明度の高いハーレークイン水晶がルースになるとすごく綺麗です。
ルースも持ってるんですが面倒なので気が向いたら写真撮ります。
2つ目はレッドファントムクオーツです。
その1で紹介したエピトード共生のファントムと同じようなもんですが、
こっちは親指サイズでエピトードも共生してません。産地も違うし。
ただこっちのほうがファントムみが深いのと、なにより形が面白かったので購入しました。
こんな感じで大結晶の周りを小結晶が囲んでます。そしてその小結晶もちゃんとファントムってます。
正直写真撮るために引っ張り出してくるまで存在忘れてましたが、改めて見てみたらイイですねこれ。よさみが深い。2018年の浅草ミネラルマルシェで買ったんだっけな・・・?
3つ目はこれ
カクタスクォーツです。スピリットクォーツとも言うみたいですが、スピリットって言うとなんか江原啓之感があるので好きじゃないです。
そもそも石にスピリチュアルな効果を求める人はちょっと白い目で見てしまいます。石にヒーリング効果とかパワーとか無ぇから!現実見ろって!って。
だってそのへんに転がってる石からパワー吸収して元気になったりしないでしょ?
かの有名なメキシコのクリスタルの洞窟に入った人が出てきた時には超サイヤ人になってたりしないでしょ?
(メキシコのクリスタルの洞窟は厳密には水晶じゃなくてセレナイトですが)
よくソッチ系の通販サイトなんかにある文句で「水晶のさざれ石で浄化してから出荷します」とか書いてあるの見ると
一周回って笑っちゃいます。諸君らが癒やしやパワーを求めてるその石は
「透明」だったり「カラフル」だったりするだけのただの「石っころ」だぞ!と。
そんな物に縋るくらいなら、玉砂利の敷かれた庭に寝そべってたほうがよっぽど元気でるぞ!(ツボ刺激的な意味で)と。
話が逸れました。なんでしたっけ?ああ、カクタス(スピリット)クォーツの話だった。
カクタスクォーツというのはこの形状の水晶に付けられる名前です。私のは黄色ですが色は関係ないです。
おわかりでしょうか?でっかい結晶の周りにびっしり小さい結晶がくっついてるこの形こそがカクタスを冠する所以です。
ちなみにカクタスはサボテンって意味です。日本語にするとサボテン水晶です。
決してひどい性病にかかったおち◯◯んではないので連想しないで下さい。
このカクタスクォーツ、ネットで画像を見て以来2年くらいずっと欲しくて、2018年の浅草ミネラルマルシェでやっと同じような黄色のやつを見つけて飛びつきました。
確か2,000円?くらいと高かったんですが、買いました。
2,000円で高いって、オイオイ貧者かよと思われるでしょうが、よく考えて見て下さい。
2,000円ですよ?2,000円あったら結構豪華なランチが食べられますからね。ステーキとか焼き肉とか、回るお寿司とか。
そんな大金を、噛んでも肉汁も出ない、出汁も効いてない、味も無いしそもそも食えない、ただの石っころと交換するわけですよ。
多分興味の無い人からすると
そこらへんに転がってる石を拾って代わりにお金を捨ててくるのと同義の行為に見えるでしょう。
でも、綺麗だから仕方ないです。欲しくなっちゃうし集めたくなっちゃうんです。
決して人工物ではない、自然の神秘が作り出した偶然の産物である芸術品をこの手に収めたいんです。
「そんな石集めてどうするの?お金無駄じゃん。」
『・・・でも綺麗だから。(鋼の意思)』
理解のない人から何か言われたらこう答えましょう。きっと分かって(諦めて)くれるはずです。
今回も水晶3点盛りでしたが、まだまだ水晶続きます。でも次はコレクション棚がどんなんなってるかの紹介を一旦はさみたいと思います。
棚紹介、かきました~
そして水晶紹介その4もかきました!