こんにちは。
私は安いスマホが大好きなので、何世代か前から中華スマホを乗り継ぎ
ZenFone2 lasar
↓
Xiaomi mi5s plus
↓
Vernee V2 Pro
↓
と来て、今はUlefone Armor6Eを使っているんですが
(あ、全部フィクションですよ。夢の中の話です。技適の無い中華スマホを国内で使うのは電波法違反?です!)
2つ前に使っていたMi5s plusが一番良くできてました。
さすがXiaomi。日本にも進出してくるだけあって良いスマホ作ります。
しばらく使っていけるスマホだったんですが、中華製の宿命というか何というかで
1年経ったら電池の持ちが死ぬほど悪くなり、2時間くらいで充電が無くなるようになってしまいました。
なのでアラーム用+ブラウジング用にと充電ケーブル繋ぎっぱなしで枕元に置いておいたんですが
その状態でしばらくすると今度が妊娠してきてしまいました・・・
※妊娠=電池パックが膨張してスマホが膨らんできてしまう事。
流石にこの状態で使い続けるのは爆発とか発火とかしたら怖いんで
充電使い切った状態で放置していたんですが、
なんとなくアリエク見てたら電池パックが800円ちょいで売ってたので交換してみようと思いました。
交換を始める前に、まず情報収集をと思いネットで情報収集してみたんですが
「Mi5s」の電池交換に関しては沢山ヒットするものの
「Mi5s plus」に関しての記事は全くありませんでした。
まぁ・・・Plusの方は時期もスペックも中途半端なスマホですからね。あんまり売れなかったんでしょうか。
っていうか5sが売れすぎなんですよ。
情報は見つけられませんでしたがとりあえず電池パックの型番は「BM37」という事が分かったのでアリエクで購入します。
この型番ですね。
いくつか出店者あったので一番安いのにしときました。中華製のバッテリーなんてどれも一緒でしょ・・・。
12月10日の昼過ぎに注文して届いたのが12月27日でした。
中国から無料配送にしては早い方でしょう。
小物なんで郵便受けに投函されてました。
郵便受け空けたら茶色い四角の塊が入ってて「なんで郵便受けに砥石が・・・?」って思ったらバッテリーでした。
開けるとこんな感じ。
ちゃんとプチプチで梱包されてて中華の通販にしちゃしっかりしてます。
スマホ本体を中華通販で買うと外箱を何も梱包せず袋にぶちこんだだけで届いたりしますからね。
流石にバッテリーみたいな危険物は何かしら保護しなきゃ不味いとおもったんでしょうか。
右に写っている針みたいなのとか青い棒とかはスマホ分解する時に使う特殊ドライバーとこじ開ける道具です。
なんか、中華通販でバッテリー買うと大概交換ツールセットもついてくるみたいですね。
こういう気配りはありがたいです。
ただ、
私はこういうツールセットを持っているのでこっちを使います。
これ凄く便利ですよ。特殊な形の精密ドライバービットが全部セットになってるのでこれ一つあれば
大概のネジが外せます。DSだろうがPSPだろうがスマホだろうが。
日本にコレで回せないネジないんじゃないかってくらい幅広く対応できます。もちろん普通の+や-のビットもついてますし。
コレ!こういうヤツ。
amazonで同じようなのが大量に売ってるんで良さそうなの選んで買って一つ持っておくと凄く便利です。
1,500円前後で買えるのでamazonのポイント余ってたり、なんか細かいもの買う時の合わせ買いの弾にしたりして持っておくと役に立ちますよ!
上のリンクのやつが評判よさそうでした。まぁ正直どれ買っても似たりよったりでしょうけど。
話が逸れましたが、これを使ってスマホを分解していきます。
ご覧ください。もうパンパンです。
液晶のパネルが歪みまくってます。コレさえ無ければ多分今でもこのスマホ使ってただろうってくらいよく出来たスマホだったんですが・・・。
液晶パネル開けるのはネジ2本外すだけです。充電ケーブル指す所の左右に2箇所刺さってる
ちーーーーーさいネジを外せばOK。
物凄く小さいんでなくさないように注意です。こんな時に上で紹介したツールセットの磁石シートがめっちゃ役立ちます。
ちなみにネジの種類はトルクスネジ?(六芒星型の穴のネジ)の2ってサイズでした。
本当にすっごい小さいです。
このネジを2つ外すと開きます。
(上の写真はもうバッテリー外しちゃった後ですが・・・)
ここで2つ注意ですが
まず、ガバァ前にSIMスロットを引っこ抜いておくこと!
っていうかSIMスロット引っこ抜いておかないとガバァっと開けません。
スロットが楔になって絶対あきません。SIMスロット刺さったまま開こうとするとぶっ壊れるんで注意です。
次に、ガバァするときにガバァしすぎないこと!
上の写真で分かると思いますが、パネル側と背面のカメラとか側がコードでつながってます。
ガバっと空けすぎるとこのコードがちぎれてカメラとかフラッシュとかが死にます。
開く時はゆっくり!です。
これはXiaomiのスマホに限らずだいたいこういう作りになってるので、どんなスマホ分解するときにも言えます!
特にIphoneなんかはこのコードが凄く短いんで、かなり気をつけてください!
無事開いたら、あとは
バッテリー外して新しいバッテリーつけるだけです。
先程も書きましたが上の写真ではバッテリーがもう外れてます。
というのも、新しいバッテリーが届くまでに出来る所までやっておこうと思い
先にバッテリーを外しちゃったからです。
詳しい手順を書くと、バッテリーを外すためには
まずガバァした後に、バッテリーを本体にくっつけている両面テープを剥がします。
2本ついているので、バッテリーの下のほうに折り返されている部分をちょっと剥がして
浅い角度で斜めに引っ張ればちょっとずつ剥がれて引っこ抜けます。
両面テープを剥がすときに
バッテリーを持って無理やり剥がそうとすると液晶側が曲がる
のでやめましょう。
バッテリーの両面テープが剥がれたら、あと本体とバッテリーがくっついているのは
給電するためのケーブルだけなのでそれを外せばOKです。
バッテリーのケーブルを外すためにはこの銀色のカバーを外す必要があります。
赤丸の部分4箇所のネジを外せば外れます。
4箇所のうち2箇所はオレンジのシールが貼られており、
これが破れたり剥がれたりするとXiaomiのサポートが受けられなくなりますが
もともとXiaomiのサポートなんてクソみたいなもんなので気にしなくてOKでしょう。
もしそれが嫌な人は、このシール大した粘着力じゃないのでピンセットか何かで剥がして、交換作業終わった後に貼り直しておけばいいとおもいます。
ズルですけど。
それとここの4箇所のネジは+ネジでした。
カバー外すとこうなってます。
何度も言うように写真ではもうバッテリーはずしちゃってますが
赤丸の部分にバッテリーのケーブルがつながってます。
わかりにくいですけどカバーがかかってた左下の部分ですね。
ちょっとだけ端子が刺さってる感じになってるので、真上に引き抜きましょう。
そうして取り外したバッテリーがコレ。
横からみるとやべぇガスが溜まってパンパンなのが分かります。
新品と比較すると一目瞭然です。
言うまでもなく上が古いやつで下が新しいのです。
正面から比べてもパンパン具合がわかるレベルですね。
っていうか新しいバッテリー、これ純正のバッテリーなんでしょうか?
全く見た目が同じです。「Mi」っていう公式のロゴも入ってますし。
やっぱアレなんですかね?純正作ってる工場から社員がパクって横流しとかしてるんでしょうか?
あ、左上にチョロっと出てるのがケーブル部分です。
このケーブルの端子を本体の端子に差し込みます。
ここもすごーく小さいのでズレて差し込んで端子潰さないように注意してください。
スルッとは刺さらず、ちょっとだけグッと押し込まないと刺さりません。
刺さるとこんな感じ。
本当はバッテリーを両面テープで本体に貼ったほうがいいんでしょうが
めんどくさいのでその工程はパスします。
多分大丈夫でしょう。外持ち歩いたりしないし。
メインのスマホで頻繁に持ち歩くって人はちゃんと両面で留めたほうがいいかもしれませんね。
バッテリーくっつけたら、あとは外す時と逆の手順を踏むだけです。
銀色のカバーを4箇所ネジ止めして、蓋閉めてSIMスロット戻して
充電ケーブルの左右のトルクスネジ?2本しめてオシマイです。
こっからは写真とってませんが、無事浮き上がった液晶部分も引っ込み
(ちょっとだけ手でメキってやって歪み直した)
電池も復活しました。
試しに充電前にちょっと電源入れてみたら充電はピッタリ50%になってました。
すべての工程にかかった時間は20分くらいでしょうか?
かなり簡単でした。
今まで一度もスマホのバッテリー交換なんてしたこと無かったし
同じ機種のバッテリー交換記事も無かったので手探りでやりましたが
思いの外簡単で拍子抜けしました。
交換後は
①電源落としたまま100%まで充電をして
②充電終わったらケーブル抜いて0%になるまで電池使い切って
③使い切って電源切れたまま再度100%まで充電をする
という方法でバッテリーのキャリブレーションをしておきましょう。
キャリブレーションって何?って方も、とにかくやっておいたほうが良いのでわけも分からずやっておきましょう!
という事でいかがでしたでしょうか?
多分ですが防水とか防塵じゃないスマホなんて、バッテリー交換くらいならかなり簡単にできるハズです。
買い換えるのはもったいないけどバッテリーがなぁ・・・
って人は一回チャレンジしてみてはどうでしょうか?
「スマホをパカっと開く」工程さえ超えてしまえばあとはかなり簡単にできると思いますよ!